日頃より新宿ウェア館を利用いただきありがとうございます。
既に夏のような暑さとなっておりますが、サイクルジャージの準備と一緒にインナーの準備は大丈夫でしょうか!?
新宿ウェア館ではジャージの下にインナーの着用をおすすめしています!
インナーを推奨する理由 普段着とはちがう「隙間事情」
自転車向けウェアというのは「風による衣服のはためき」を抑えるために、体に沿うようにぴったりめに作られていて、袖も裾もぴたっと体に密着しています。ゆったりとした普段着とは違い、ジャージと肌の間に隙間がない状態。
さらに運動しているので「日常生活時よりも多量の汗をかいている」=濡れたジャージが肌にぴったりとくっつく。肌にジャージがくっついてしまうと、風でジャージが乾いたそばから汗でジャージが濡れて全然乾かないという現象に陥ります。
これ、「汗冷え」といって字のごとく汗による体の冷えの原因へと繋がっていきます。
汗冷えとは、身体が冷えて筋肉や関節が思うように動かせなくなること。体幹が冷えると、腹痛や風邪などの様々な体調不良につながるため注意が必要です。
体調不良になると注意が散漫してしまい、思わぬ怪我や事故につながる可能性が…なので必要以上にクールダウンしすぎないための対策が必要。
そこで!ジャージを着てなおかつ汗冷え対策をするためには「自転車向けインナー」の出番がやってきます!!
CRAFT MESH SUPERLIGHT ノースリーブ
¥4,620‐⇒¥3,696‐
店頭在庫:ホワイトSサイズ、ブラックMサイズ
長年人気の秘訣は「凹凸感」と「汗を吸わない素材」
凹凸感
自転車の夏インナーといえば!生地のデコボコ感が特徴的です。これは身体とサイクルジャージの間に隙間を作ることで「毛細管現象※」を起こして、水分を表側に薄く広げることで表面積を増やして乾きやすくするという効果があります。
※毛細管現象
液体が重力を無視して広いところから狭い(細い)ところへ移動していこうとする現象。ただ、この凹凸をくっきりすればするほど素材によっては肌触りがイマイチ…なんてことも。
そこでこのインナーは生地の凹凸感をシッカリ出して毛細管現象は維持しつつ、肌触りをよくするための工夫がされています。 それは「生地の裏表で凹凸感を変える」ということ。
この2枚の画像を見て下さい。
こちらは表面。表面は上のサイクルジャージに触れる側です。凹凸がしっかりしています。
こちらは裏。私たちの肌側に触れる面です。こちらは比較的フラットな面です。
これを断面図のようにしたものがこちら↓
肌に触れる方は凹凸をなめらかめにして、全体から効率よく水分を吸収。そして凹凸感が強い面に毛細管現象が作用して部分的な汗吸収ではなく、生地全体で汗を受けとめることができます。
水分を維持できない素材
この商品の素材は95%「ボリエステル」、5%「ポリウレタン」で作られています。
ポリエステル
強度があり、摩耗に強く、繰り返し洗濯をしても比較的長持ちします。比較的しわになりにくい素材です
吸湿性が低く、繊維が水分を吸わないのが特徴。大量の汗をかく場面においても乾きやすいというメリットがあります。
繊維が水分を吸わない=ポリエステルの生地を介してさらにその上に着ているジャージに水分を移す=ジャージは常に外気にあたっており乾くという「体幹を冷やさない常にインナーが乾いた状態」を生み出す事が可能になります。
一方肌着の素材によく使われている「綿」は保水力が高く、乾くのに時間がかかる繊維。
スポーツ時は大量にかいた汗とインナーに保水された水分(汗や体から出る水蒸気)も冷やされやすい環境になるの綿のインナーを着るとかえって体を冷やすことになります。
スポーツ時は、断然ポリエステル素材がメインで使われている物がおすすめ。
ポリウレタン
弾性繊維。その名の通りExpand(伸びる)が語源で、伸縮性に極めて優れ、混紡率が低くても特性を失わないため、様々な繊維との組合せで使用される素材。素材に伸縮性を生み出してくれて、着やすくしてくれます。
この2つの特徴が揃って快適性を生み出しています!
諸事情によって入荷は最後になるかもしれません。
新宿ウェア館では試着サンプルご用意しております。海外サイズゆえの若干のサイズ差などは試着で確認してください!!