大弛峠リベンジライド!
昨年チャレンジして途中で挫折した、山梨県の大弛峠。
標高2,365mの壁にリベンジすべく、夜中2時に出発。前日仕事だったので1時間睡眠ですが、走りに行きたい気持ちが高まっているときに行った方が走りきれそうな気がするので、強行スケジュールでも行きます。
言うまでもないですが、今回もスタッフ酒井と高橋も参戦です。
井上「明後日、大弛峠に行きませんか?」
高橋「私はいつでも一向に構わんッ!」
高橋は某キャラが大好きです笑。
井上「明後日、大弛峠に行きませんか?」
酒井「途中で離脱してよければ行きます。」
酒井は健康ランドで一晩休んでから翌日帰るつもりのようです。
GOKISO導入!
ようやく注文していた私の分のGOKISOが届きました。
GOKISOは6ボルトで固定なので、ディスクローターを新調しました。
・BBB POWERSTOP 140mm ¥2,750-
今回は往復240km、獲得標高5,000m想定のライドです。青梅街道をひたすら真っすぐ行き、柳沢峠経由で行きます。今回は井上史上一番登ります。
2時半過ぎに箱根ヶ崎近辺で合流してから1時間で古里のセブンイレブン着。柳沢峠を超えるまでコンビニがないので補給食を買い足します。
車が少なく快適に走れます。気温は20°以下で体が冷えそうだったので、私はウインドブレーカーを着ました。
柳沢峠まで残り8.5kmの自販機でひと休憩。
山梨県を走っているとよく見かける「ハッピードリンクショップ」です。走っていて『疲れたな~』と感じる丁度よいタイミングでいつも現れます笑。
ちなみにここまでひたすら登ってます。高橋の牽きが良いペースで、そこそこの疲労感です。この先にこれ以上の登りが待ち受けているので、体力を温存すべくペースを抑えて走り続けます。
柳沢峠
着きました。富士山に笠雲が掛かってますね。笠雲は何かの予兆だって話を聞いたことがあるようなないような...?
ここから塩山まで一気に標高を1,000mも下るので、シューズカバーとグローブをはめて体が冷え切る前に下っちゃいます。
半分くらい下ってきたところ。甲府盆地?が見えてきました。
ここを下り切ったところのコンビニでしっかり休憩。高橋のアドバイスを受け結構しっかり目に食べておきます。ここから30km以上ひたすら登り続ける訳ですから補給が肝心です。
ここから先は辛すぎて写真はほとんど無いです...。
序盤は高橋も一緒に走っていましたが、気が付いたら飛んで行ってしまった(先に行ってしまった)ので、酒井と2人で「全然残り距離が減らないッ!」と絶望しながらも時々雑談をしながら登り続けます。結局中間地点あたりにある琴川ダムのほとりまでノンストップで走り続けられました。約20km止まらずに登り続けられたのは最近のロングライドのおかげな気がします。
琴川ダム
ススキが良い雰囲気を醸し出しています。
2人とも疲労困憊で倒れ込みます(笑)。
そういえば高橋はどこだ?と連絡を取ると、入れ違いで琴川ダムから5kmも下ってしまったとの事。途中すれ違わなかったのでどういうことだ?と思いましたが、彼ならすぐ追いついてくるだろうという絶対的な信頼があるので、先に2人で進む事に。
登り始めてすぐにこの斜度。ちなみに琴川ダムを出てすぐのところに最後の自販機があります。
ちょこっと登ると先の方に看板が立っているのが見えてしまい嫌な予感...。
なんと通行止め!!知人がこの2,3日前にここを走っていたので行けるだろうと下調べをせずに来たのが仇となってしまいました。
一応通れるみたいですが、通行可能なのは12~13時のみ(笑)。それは無理だ、という事でやむなく引き返します。
(登らずに済んで良かったぁ~)と内心喜んでいたのは私と酒井だけでしょうか(笑)。
とりあえずさっきの自販機まで戻ってこの後の作戦会議。20号で笹子峠経由で帰る案も出ましたが、結局予定通りに元来た道を戻ることに。
大弛峠頂上まで行けなかったので、酒井は健康ランドには行かせずに帰路に強制連行です(笑)。
ここの道で一番開けているところ。まぁ、山ですね(笑)。
景色を楽しむコースではないので、とっとと先ほどのコンビニへと下ります。
帰りの難所は柳沢峠だけ!と考えれば気は楽ですが、それでも1,000mくらい登ります...。
なぜか私はここにきて調子が良くなり、行きよりも良いペースを刻んで登れました。理由はわからないですが、登り続けたことで登り方が最適化されたのでしょうか?
途中休憩も挟みながら登り続ける事およそ2時間。
あともう少しで頂上というところで写真撮影。良い眺めです!この日は一日を通して雲が特徴的でした。帰りの時間でも笠雲が掛かっていました。
そしてようやく柳沢峠の頂上に到着!
ここに来るとアイスクリームを食べるのが私のお約束です。
外のテーブルで休んでいると、奥多摩側からクロスバイクで登ってきたサイクリストが!!我々一同驚愕(笑)。その方は少し休憩して塩山側へと下っていきました。こんなに険しい山道をクロスバイクで走るとは、凄すぎます。さすがの髙橋も『嘘だろ、、、』と驚いていました(笑)。
ここから家までは後70km!下り基調なのでもう大丈夫そうです。
最後に古里セブンで一休みして、17時頃帰宅しました。距離220km、獲得標高4,000mのライドでした。
大弛峠を最後まで走り切れなかったのは残念ですが、ある程度の距離と登りを走れるようになっていることがわかったのは素直に嬉しいですね。涼しくなって走りやすくなったので、この調子で走り続けたいと思います。
10月は再び凶悪な林道へ行く予定があるので楽しみです!(笑)