今年も参加者多数の劇坂登り【キャラクターヒルクライム(箱根ヒルクライム)】が開催!!
という事で、昨年よりテックサポートとしてこちらのキャラクターウェア着用&コスプレ推奨サイクルイベントにテックとして参加してまいりましたので、また簡単ではありますがレポートを掲載いたします!
超荒天からのスタート
キャラヒル&箱ヒルは、スタート地点の山のふもとには広大な駐車スペースがない為、コースとなるアネスト岩田ターンパイク箱根の山頂側の一部区間も閉鎖して、そちらを参加者用駐車場としています。
各ブースは、登り切った大観山スカイラウンジ周辺の駐車場ですので、早朝日の出前にそちらまで箱根新道を使って登って行ったのですが・・・途中から雨や霧が・・・山頂付近は視界が10mくらいまで霧が立ち込め、ちょうど自分が到着したときには台風のような風雨で車からも出れない状態!!
ちょうど東へ移動する雨雲があったようで・・・
テックブースは6時からスタートだったのですが、風雨が強すぎたため、大会本部も設営できない状態!
自分もしばらく車内で待機しておりました。
6時を大きく回って7時くらいになってようやく雨は止んだものの、霧と強い風は相変わらずでゴールエリアはこんな感じでした。
スタート地点へのダウンヒル開始
前日受付をしている方が殆どなので、8時過ぎたころから順次スタッフの先導付きでスタート地点までのダウンヒルが開始されました。
自分も皆さんがゴールエリアから全員出発したころに、テックカー(ハイエース・スーパーロング[自家用])で追走。
スタート前にテックサポート!
スタート地点まであと2kmくらいで着く辺りで、コースサイドでバイクをいじっているご家族を発見。「メカニックの出番です!!(キュアスカイ風に)」と車を停めてサポートを開始。
どうもパンクをしているようでしたので、チューブやタイヤをチェックしたところ・・・タイヤサイドが切れてしまっていました。
交換用のチューブをお渡し(販売)したものの、チューブがタイヤサイドの穴から出てしまっていたので、タイヤ交換が必要だったのですがあいにくタイヤは持参していなかったので、スタート地点の他のショップさんのサポートに望みをかけて、運営の回収車で下ってもらうことに。
そこから少し先でまたしてもパンクをしているライダーを発見!再びチューブ交換のお手伝い。
こちらの方はタイヤは大丈夫だったので、ささっと交換をして再スタートしたものの・・・今度は交換していない方のチューブが破裂!!
スタートまで時間があまりなかったため、結局そのままこちらの参加者さんも回収車へ。
それぞれのトラブルの原因ですが、後ほど解説いたします!
いよいよスタート!!
今回もキャラヒルのゲストライダーの方々のサポートをしたりしつつ、箱ヒル最終枠のキャラヒル部門のスタートを待ちます。
すっかりサイクルイベントでもお馴染みになった、FLOWのギタリスト・TAKEさん!
今回はブルアカサイクルウェアで登場です。
左後にいるのは、ろんぐらいだぁすとーりーず!各種協力でお馴染みの、MAKINOのばんざいさん。
今回もTAKEさんの走りをサポートします。
その後ろにぞろぞろと…魑魅魍魎が・・・ではなく、キャラヒル参加者の皆さん!
間違いなく世界でもトップレベルに人生楽しんでいる方たちです!w
スタート前には今回も大会の協賛である、「ブルーアーカイブ」のサイクルウェアを
着たみんなで記念撮影!
そしていよいよスタートです!!
昨年も好評だった #キャラヒル スタートの動画をUPしておきますね。ほんと色々凄い参加者の皆様です!w pic.twitter.com/WdsZjhGuTX
— ワイズロード新宿本館・キャラクターウェア&サイクルイベントサポート (@ysroad_spwear) October 3, 2023
テックもゴール地点まで上がります!
今回も登りではあまりメカトラなどは無かったようで、ポンプや工具の貸し出しが数件でした。
登っている途中で止まっている方に声をかけていましたが、ほとんどの方が「足が攣った!!」という感じでした。
朝方まで周辺で降った雨と、スタート前から出始めた日差し、ターンパイクの中盤まではコース両脇に木が密集しており風通しも悪く、コース内がかなり蒸し暑かったようです。その為汗をかいても乾きが悪く熱中症や脱水症状のような状態になってしまった方がいたようで・・・なかなか厳しいコンディションでしたね・・・(;´・ω・)
ゴールエリアで再度サポート開始
基本的に皆さん無事上がって来れているのでメカトラなどは無いですが、工具の貸し出しなどを対応しておりました。
知人友人の方たちにいろいろ伺ったり、ワイズロードでバイク買いました!って言ってくださった方たちんいお礼をいったりとそんな感じでテックサポートタイムも終了でした。
今回も撮影用バイクをご用意しました
ブルーアーカイブの登場キャラクターで自転車乗りという設定のシロコの公式コスプレイヤーさんが今回も登場!
公式イラストの雰囲気に寄せたバイクを今年もご用意させていただきました!
#キャラヒル 2023の #ブルアカ 「チーム・アビドス」記念撮影、ゴール出展エリア第1回です!沢山のチームメイトに集まっていただき、あまねるみさんを囲んでの撮影になりました! pic.twitter.com/KgM1emVcGM
— キャラクターヒルクライム2023 Supported by ブルーアーカイブ (@charaenjp) October 1, 2023
今年のバイクはこちら。Bianchi 23 SPRINT Disc、105の12速Di2の仕様です!
実はこちらは店頭で販売しております~!気になる方はお問い合わせ下さいね!
そしてシロコのネームステッカーも最新版を作成!(デザインは毎回それっぽく考えて作ってますw)
日差しが強かったのであまりよく見えませんが・・・
ホログラム仕様でした!!w
それと前回描いたメカニックお手伝いアロナちゃんが好評でしたので・・・
プラナちゃんも追加!!!
※印刷時のサイズ合わせに失敗してつなぎ目でずれているのを当日現地で気付いた(泣)
こちらも写真撮ってもいいですか?とお声掛けいただいた皆様、ありがとうございました!
そしてアニソンDJなども終わってお開きとなったころにようやく姿を現した富士山・・・去年はよく見えていたんだがなぁ~・・・来年はまた終始いい天気だとよいですね(暑さはほどほどでお願いしますw)
テックのお話。
やはり事前整備や点検は大事だよ!
今回、主なテックの作業(サポート)としては、先述の通り下山時のトラブルですが、自分が見ている範囲内でも数件のパンクがありました。
まず最初の1台は、リムブレーキのシューの位置がずれていてタイヤサイドにこすれていた→タイヤサイドカット→チューブが脱腸→パンク
という流れでした。BB後部にあるブレーキで目視での確認がし辛い仕様のバイクでしたが、長い下りが必須のイベントですのでやはりブレーキ回りの点検は大事です。事前に正しい位置にブレーキシューが調整されていれば防げたトラブルかと思います。
その2。ヒルクライマーはチューブ交換をお早めに。
走行中の高温でチューブが破裂した、という話はよく耳にしますが、今回のは大変わかりやすい例です。
破裂したチューブを参加者さんにお願いしていただいてきましたので、ご覧ください。
チューブ1周の半分以上が一斉に裂けています。どうしてこうなったのかというと・・・
これは裂けていない区間ですが、既にベロベロになっています。
こちらの参加者の方、今年だけでも多くのヒルクライムイベントに参加されている方で、バイクはリムブレーキのロードバイク、アルミのハイトの低いリムでした。
恐らく度重なるロングダウンヒルでリムが毎回高温になり、リムに接しているチューブの内側の部分が都度熱で柔らかくなり、さらに高圧で部分的に薄く延ばされてしまったのが、今回限界を超えてしまって破裂、という感じかと思われます。後輪を交換して数百メートル先で残りの前輪も同様に破裂してしまっていたので、前後ともにほぼ均等に熱にやられてしまっていたものと思われます。
このことから提言したいのは・・・
イベント前はチューブを新品に交換!!
です。前後交換してもチューブ代金で2000~3000円くらいの出費です。安心して走るにはお安いかと。ちなみに他の部品や用品全てに言えますが、交換後は必ずイベントまでの間に試走を行ってくださいね!交換した部品に何らかの不具合がでたり、交換作業で何か変わってしまって動作に問題が出るかもしれませんので。
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あと、やはりこれもわかりきったことではありますが、リムブレーキの方は特に色々注意が必要、と改めて思いました。
今回紹介した2件のトラブル、どちらもディスクブレーキ仕様のバイクだったら問題なかったかもしれませんね。(オールジャンルディスクブレーキ推奨派メカニックですw)
今年のサイクルイベント出撃はこれで終わり?
今年の主なキャラクターサイクルウェア着用推奨サイクルイベントは、今回のキャラヒルで終了です。
今回も皆様の楽しい思い出作りのお手伝いが出来ていれば幸いです!
次のイベントまで間が空きますが、また現地でお会いできればと思います。
それまで皆さんもお元気で!!