みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回ご紹介するのは、、
ビアンキ ニローネのメンテナンスです。
このバイクはワイヤの調整が狂ってしまい、うまく変速できなくなってしまったのでワイヤー交換を中心に点検とメンテナンスをしていきます。
ネジの設定をし直して変速調整完了!
変速機後部についている3つの+ネジは可動範囲を決めるものでむやみに回すと変速しなくなってしまいます。
ワイヤの伸びなどによる変速の微調整はその下の黒いつまみを少し回せばできるので覚えておきましょう。
メンテナンス時は感じませんでしたが、お客様によると、不定期で変速レバーがスカッっと空振りしてしまうことがあるようです。
古い変速機で起こる症状で、内部のグリスが悪くなっていたり、歯車が摩耗して起こる症状です。
そこまで頻度は高くないようなので、今回は内部にオイルを注して様子を見ます。
しかし、さらにそれとは別に左STIの動きがカクカクする、、
よく調べたところ、STIの可動部に経年でガタができ、そのせいで別のパーツ(写真中央 シルバーのレバーの内側の黒い部分)と干渉しているようです。
これはどうしようもないので、滑りが良くなるようにグリスを注入すると多少改善しました。
レバー自体がだいぶ古いものでネームプレートも黄ばんで来ています。
写真左側は試しに磨いてみましたがどうでしょう?
黄ばみは若干改善したか、、変わらないか、、、
ツヤは少し出たかもしれませんね。
STI本体の樹脂も経年で白っぽくなってしまっています。
掃除とコーティングでかなり改善することができました!
今回はお試しサービスで作業させていただきましたが、作業メニューのオーバーホールAやレストアの作業では古くなったパーツやフレームもあの手この手で可能な限り美しく、(もちろん性能も)復活させます!
是非ご相談ください!!
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ハンドルの角度もズレて前下がりに、、
これでは持ちにくいので修正いたしました。
問題です!
この写真を見て違和感はありますか??
正解はブレーキシューの取り付けが前後逆方向です。
これではブレーキをかけた瞬間、ゴムがすっぽ抜けてしまい大変危険です!
ご自身でメンテナンスやカスタムをするのは良いことで、自転車の楽しみの一つでもありますが、それによってけがをしてしまったり、自転車が壊れてしまっては本末転倒ですよね、、
ネットの情報は間違っているものも多いので、本やメーカーサイトでよく確認をして調整をしてみてくださいね♪
作業完了!!
年式は古いバイクですがキレイに手入れされていてよい状態に保たれていますね!
くすんだ水色の本来のチェレステカラーのバイクは今となっては珍しいので是非大事にしてあげてください。
当店ではビアンキのカスタムパーツも多く揃っていますので、ビアンキファンの方は是非愛車をカスタムしてみましょう!
どんなことでもお気軽にご相談ください!
必要な作業を詳しくご案内いたします。