ホイールを購入頂いたお客様の一本という事で、
群を抜いた性能でレーサーを魅了している
レーシングカーボンホイールをご紹介します。
こんな凄いホイールをお選び頂けるなんて、
ショップスタッフ冥利に尽きますね。
CADEX 42 DISC TUBELESS
信じられますか?この軽さを
1,327g
ディスクブレーキホイールとは思えません。
まさに異次元の軽さです。
空力性能の高い42mmのリムハイトにデザインされ
最新トレンドの19.4mmのリム内幅を採用しています。
そしてこのホイール、一番の注目ポイントは
『フックレスリム』であること。
フックレスリムの絶大なメリット
タイヤを固定するフックを完全に廃することで、
カーボンリムの強度を増しながら軽量化を実現。
ですが一番のフックレスリムがもたらすメリットは
取り付けタイヤ幅の接地面の拡充と形状の最適化です。
使用したタイヤは『SCHWALBE PRO ONE TLE』の
25C幅ですが、フックレスリムに取り付けた場合は
タイヤ幅が広がり実測値で約27mmになります。
つまり25Cの軽さで28Cのメリットを得られ、
快適性・操作性・巡航性に大きく影響します。
またフックに固定されない事できれいな円形になり、
タイヤの性能を引き出し、リムとの段差が最適化され
ホイールとタイヤの一体感が高まり空力性能が向上!
ホイールとして実に無駄のない設計なんです。
車やバイクはフックレスが当たり前ですからね。
今後ロードバイクでも当たり前になるはずです。
CADEXフックレスリムの適正空気圧に関しては
公式サイトにて推奨空気圧計算機があるので、
CADEXユーザーは参考にする事がオススメです。
実はカーボンスポークで組まれている
言われないとすぐには気が付けないのが
スポークがカーボン製であること。
金属スポークに比べて重量がなんと約半分!
合計100g以上軽量化に寄与しています。
カーボンスポークを採用したホイールといえば
ハブとリムまで接着で一体化されたものが一般的で
スポーク折れ=ホイール終了
という財布的に恐ろしさがありました。
CADEXのエアロシェイプされたカーボンスポークは
交換が可能になっており、普通のホイール同様に
スポークが破損しても交換修理が可能になっています。
そしてこのカーボンスポークが異次元の走りを実現!
実は私も『CADEX 42 TUBELESS(RIM)』の愛用者。
CADEXの回転時にスポークテンションが最適化される
ダイナミックバランスドレーシングテクノロジーと
組み合わせる事でキレのある瞬時の加速を生み出します。
使っていて日々驚かされるのは高速巡航時の進む力。
カーボンスポークは足への負担が少なく、
スピード維持が驚異的なほどに楽なんです。
硬く感じないのに飛び抜けたスピード感を生み出し、
余裕をもってハイスピードに走り続ける事が出来ます。
CADEXにしてからロードバイクという乗り物に
改めて感動させられたほどその変化は劇的でした。
足を止めても回り続ける高精度アルミハブ
一見シンプルに見えるアルミハブですが、
精密加工で仕上げられた低摩擦ハブです。
ベアリングにかかる負荷を最小限にし、
ベアリング本来の性能を引き出してくれます。
ラチェット構造は勿論『面ラチェット』
ギアの噛み合う角度が多くあり瞬時の踏み込みに
反応してくれる機敏さを生み出してくれます。
また足を止めた際にラチェット同士が離れる為、
空転時に非接触となり抵抗を抑える事ができ、
平坦や下り坂でスピードを維持してくれます。
整備性に優れ、工具なしでフリーボディを外せ
定期的なグリスアップが容易になっています。
良い意味で価格が釣り合っていない
トップカテゴリーの選手たちが使用し、
数多の勝利と実績を生んでいるCADEX。
その作りと性能を見れば50万円クラスと言われても
納得してしまうほどのカーボンホイールです。
実際、同じレベルのホイールを他社が作ろうとすれば
50万円してもおかしくないと私は考えています。
そこを実現したのは流石『GIANT』です。
世界最大の自転車ブランドがレーサーの為に立ち上げた
カーボンパーツ専門ブランドに隙はなし!
お客様はこのホイールを新たに納車されるビアンキの
カーボンロードバイクにインストール予定との事。
履かせた姿をぜひ拝んでみたいですね。
最高のホイールで最高のロードバイクライフを!
ぜひお楽しみください。