みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回ご紹介するのは、
LOOK 595ULTRA
古いモデルですが、カリカリのレーサーです。
今回はこのバイクをメンテナンスしていきます。
お客様は通勤や街乗り用に復活させてキックスタンドなども取り付けたいとのことでしたが、カーボンフレームは破損の恐れがあるのでスタンドは基本的に付きません、、
街乗りという用途にぴったりのバイクではありませんが、非常に良いバイクで、保管状態も良いのでしっかり修理することで再び気持ちよくお乗りいただき、あわよくば通勤と言わずにサイクリングに出かけたくなるように修理できたらと思います。
まずは補修箇所の確認
タイヤにひびが入っています。
ゴムパーツは経年劣化するのでしばらく乗っていない場合は注意が必要。
バーテープはかすれてしまっています。
このタイプは傷むのが少し早いです。
サドルもボロボロで交換をご希望されました。
ハンドルまわり
ワイヤも古くなっているのでこの機会に交換しましょう。
作業開始
コンポは３世代前のアルテグラ6700系10速
この型はシフトアウターをハンドルの前と後ろどちらに通すか選択できます。
シートポストはシームレスな一体型。
古いバイクは補修パーツが入手できないことも。大切にお使いください。
ちなみに固定ボルトはここにあります。
ワイヤーはこんなに汚れが！
アウターには微細なヒビが見え始めて交換のサイン。
スプロケットは今回交換しません。
クリーナーで磨くとすぐにきれいになりました。
チェーンも交換しないのでしっかり注油しておきます。
ホイールはシマノ RS80
デュラエースとアルテグラの中間グレードです。
今回は行いませんが、高級ホイールを長く使うにはハブのメンテナンスがオススメです。
スポークもこんなに汚れていたので軽くお掃除。
不要なパーツを外したところでフレームを清掃します。
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ホコリや油の汚れはこれでほとんど落ちます！
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汚れは落ちましたが、白いフレームは傷が目立ってしまいますよね、、
フレームを研磨してできる限り消していきます。
今回はオーバーホールのサービスとしてキズを目立ちにくくしてみました。
古いバイクや傷の補修は「レストア」でも受け付けているのでご相談ください。
＊別途工賃がかかる場合があります
＊お時間がかかることがあります
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キズが消えたらワコーズのバリアスコートでコーティング。
美しいツヤが深まり、汚れもつきにくくなります。
復活！
完成しました！
ワイヤは赤に変更。
フレームの差し色とあっていて鮮やかになりました。
バーテープにも赤のアクセント。
タイヤは通勤に必要な耐久性とグリップを合わせ持つコンチネンタル ウルトラスポーツ。
23Cから25Cにボリュームアップしましたが、フレームクリアランスは大丈夫でした。
サドルは快適性重視で柔らかいものに交換。
チェーンやスプロケットのメンテとワイヤ交換によってギアチェンジもスムーズになりました。
フレームはツヤツヤ スベスベ！
ホイールはシマノお得意のカーボンラミネート
アルミリムの頑丈さとカーボンの軽さを合わせ持つ技術です。
今回の修理費用は約￥35,000
古いバイクでも消耗パーツを交換すればとてもよく走るようになります！
是非たくさん乗っていただきたいですね。
修理、メンテナンス、カスタムのご相談お待ちしています。
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