3月に入り暖かい日も増えてまいりました。
この時期は4月からの新生活に向けてスポーツバイクを購入される方が増えてきます。
その中で、必ず聞かれる質問『自転車以外に必要な物って何ですか?』
まずはクロスバイクをご検討されている方向けに必要なオプションのご紹介をしていきます!
必要なアイテムって? 便利なアイテムって?
スポーツバイクのオプション選びの際、①必要なアイテム ②便利なアイテム の2つに分かれます。
①必要なアイテムとは法令に関わるものや、自転車を守る物などになります。
②便利なアイテムとはこれからのスポーツサイクルライフをより豊かなものにしてくれる物になります。
ではまずは①必要なアイテムに関してご紹介いたします。
①フロントライト
新生活でクロスバイクを選ばれる方はほとんどが通勤・通学に使用するのではないでしょうか。
その際、帰路は夜で暗くなっているはずです。 夜に乗車の際は必ずフロントライトが必要になってきます。
ではフロントライトを付けなくてはいけない理由はなんでしょう。
・前方の道を照らし安全に走行出来るようにする ・対向の人に対して自身の存在を知らせる
街中であれば街灯があるのでそこまで暗くはなく、点けるのを忘れてた!という人もいるのではないでしょうか。
これは法律に関わってきます。 夜に無灯火で走行中に警察官に止められたなんて方も。
道路交通法で夜間走行時は前照灯をつけなくてはならないとありますので、フロントライトは必需品となってきます。
明るさに関しては実際にご自身がどのような道を走るかによって変わってきます。
市街地がメインの方ならそこまで明るい物でなくとも良いでしょう。 逆に郊外や街灯の少ない道ならばしっかりと先まで照らせる明るい物がお勧めです。
価格帯は¥3,000~¥10,000くらいと言ったところでしょうか。もちろんもっと安い物や高い物もございますが、一般的な使い方であればこのくらいかと思われます。
②ベル
これも道路交通法で定められています。 自転車も法律上では車両扱いになります。
場所によっては『警笛鳴らせ』の標識がある所では自転車も鳴らさなくてはいけません。
東京・埼玉ではベルの付いていない自転車は整備不良で罰則対象になります。
価格帯は¥500~¥5,000。 形状や素材によって価格は変わってきます。 また車体に付属しているタイプもございますので、車体を決めたらまずは付属の有無を確認することをオススメします。
③鍵
これは法律には関係ありませんが、ご自身の大切な愛車を盗難から守るためには必需品になりますよね。
こちらも・ご自宅での保管方法・目的地での保管方法によってセキュリティーレベルも変わってきます。
走行中は車体に付けられるタイプ、カバンなどに入れて持ち運ぶタイプなどあります。
価格帯は¥1,000~¥12,000と幅広いです。 上記で書いたようにセキュリティーレベルによって価格差も出てきます。
④空気入れ
スポーツバイクのチューブは一般車とお違う物を用います。
一般車のバルブ形状の多くが『英国式』という形状に対してスポーツバイクのほとんどが『仏式~フレンチ』 『米式~アメリカン』といった形になっています。
ですので、一般車の空気入れは使えなくなってしまいます(変換機などを用いれば使用可能な物もございます)。
またスポーツバイクの場合、『タイヤの硬さ』ではなく『タイヤの空気圧』で管理するようになります。
それぞれタイヤによって適正な空気圧は変わってきますが、それを管理するためには気圧のメーターがついた専用の空気入れが必要になってきます。
タイヤの空気が少なくなると走り心地が変わるのはもちろんですが、パンクのリスクも増えてきます。
価格帯は¥4,000前後の物が圧倒的に多いです。 もっと高価な物ももちろんございますが、9割以上の方はこの価格帯の物を選ばれています。
以上の4点は乗り出しにあたって最低限揃えた方が良いアイテムになります。 また、アイテムではありませんが『防犯登録』 『自転車保険』も加入義務となっております。
便利なアイテム
上記では乗り出しにあたって『必要なアイテム』をご紹介させていただきましたが、ここからは『あると便利なアイテム』をご紹介させていただきます。
中には『これってどちらかと言えば必要なアイテムだよね?』という物もあるかと思いますが、必ずしも全員が必要と言う訳ではないのでこちらでご紹介させていただきます。
①泥よけ(フェンダー)
スポーツバイクのほとんどが一般車には採用されている『泥よけ』が付いていません。
通勤・通学で使用される方の中には雨の日でも乗らないといけないと言う方もいらっしゃるでしょう。
そういう方には『泥よけ(フェンダー)』は必要になってくるのではないでしょうか。
簡易的に取り外し可能なタイプから、丈夫で車体に取付出来るタイプなど様々ございます。
②スタンド
こちらも一般車の多くには元から付いているスタンドはスポーツバイクには付いていない物が多く存在します。
しかしクロスバイクユーザーの多くは、通勤・通学で使う方や、街乗り地に場所を探さず気軽に停めたいと言う方が多いでしょう。
クロスバイクをご注文された8割以上の方はオプションでスタンドを選ばれています。
車体によっては専用の台座が付いており、専用のスタンドを選ばなくてはいけない物もございますので、そちらはご商談時にご案内させていただきます。
③ボトルゲージ
こちらも半数以上の方が選ばれるアイテムです。
通勤・通学でも1時間近く要す方、はたまた休日にサイクリングをされる方など自転車を乗るうえで、いやスポーツ全般にも言えますが、欠かせないのが『水分補給』です。
真夏などでは歩いていても汗をかいてのどが渇くほど。 これを怠ると脱水症状などになり非常に危険です。
もちろん、鞄の中にしまえばOKと言う方もいらっしゃる事かとは思いますが、飲みたい時にすぐ飲める! 鞄が無い時にでも持ち運べるなど様々なメリットがございます。
④ヘルメット
こちらはまだ義務化はされておりませんが、命を守ってくれる大事なアイテムの一つです。
スポーツバイクは時速25km前後での走行が多く、場合によっては30km以上出ることも少なくありません。
そのスピードでもし転倒してしまったら・・・。 車道脇の縁石に頭を打ち付けてしまったら・・・。
そんな時ヘルメットがあれば最悪の事態を回避出来る可能性はグッと上がってきます。
ひと昔前までは『ヘルメットはロード乗りが被るもので、私服などで被るのはカッコ悪い・・・』みたいな風習はありましたが、最近では被る方も非常に増えてきており必需品の仲間入りを果たそうとしています。
レーサータイプから街乗り仕様まで形も値段も様々ご用意しております。
⑤裾バンド
スポーツバイクの多くが、一般車と違い前のギアやチェーンがむき出しの状態になっています。
ですので裾が広いズボンなどは汚れたり、擦れて切れたり、最悪の場合巻き込まれて転倒の恐れがあります。
様々なトラブルから回避するためにも裾バンド(右足だけで大丈夫です!)は有った方が良いかもしれません。
⑥スマホホルダー
こちらは有ると便利なシリーズになります。
どこか知らない場所へ行く際に地図を見たり、重要な電話の区別をしたりなど。
手に持ちながらだと運転が危ないですし、操作をしながらだと余計に危なくなります。
万が一携帯を操作しながら事故などを起こしてしまったら・・・と考えると有った方が便利なアイテムにはなりますね。
⑦サイクルコンピューター
上記のスマホマウントに近いところはありますが、シンプルな機能だと『速度』『走行距離』『走行時間』などが分かります。
スポーツバイクは走行性能が高いので、一般車では考えられないほど遠くへ行けてしまいます。
実際に自分が何km走ったのかなどわかると次回の目的地設定などにも役立ちます。
また自分がどれくらいのスピードで走っているのか、長い距離を走るにあたってはペース配分なども必要になってきます。
高いモデルになってくると心拍だったり、ペダルの回転数だったりも図れより管理しやすくなってきます。
またスマホ代わりに地図を表示してくれるもの、更にナビゲート機能が付いてるものなどもあります。
⑧サドルバッグ
ちょっと出かけたい時やカバンを持ちたくない方、または必要な道具を閉まっておくことが可能になります。
鍵をしまっておくも良し、修理キットをしまっておくも良し。
大きさも荷物の量に応じて様々な大きさをご用意しています。
⑨グローブ
もちろん真冬には防寒具として必需品のグローブですが、1年中仕様する場面はございます。
その効果としては①パッド付きで手が疲れにくい。 ②転倒時の怪我予防。の2つがございます。
自転車用グローブは掌のでっぱり3箇所にパッドが入っており手の痛みを軽減する効果があります。
また転倒時にグローブを付けておくことで手の裂傷や擦傷などを軽減してくれます。
⑪メンテナンス用品
スポーツバイクは『快適な走行性能』が売りです。 しっかりと愛車をメンテナンスしてあげないと乗り心地が悪くなったり、後の修理で費用がとんでもないことになったりもします。
『メンテナンスなんて素人に出来るの?』と思われがちですが、そんなに難しくはありません。
もしかしたら不安を抱いている方の中にはメンテナンス=整備と思われている方もいるかもしれません。
簡単な整備もゆくゆくはご自身で出来る様になれればいいですが、ここで言うメンテナンスとは『掃除』の事です。
フレームが汚れたら綺麗に拭き取る。 チェーンやギアが汚れたら汚れを落として注油してあげる。
これだけでも快適性と車体のモチが大分変ってきます。
せっかく良い自転車を買ったのだから大事にしてあげましょう。
⑫骨伝導イヤホン
自転車に乗る際にイヤホンで耳を塞ぐことは法令で禁止されています。
それでも音楽を聴きながら走ったりしたいですよね。でもイヤホンは禁止されている・・・。
走行中に電話がかかってきて片手運転になってしまうのは危ないですよね。
そこでこの骨伝導イヤホン『AFTER SHOKZ』がオススメです。
なんだか通販番組の宣伝みたくなってしまいましたが、ワイズロードスタッフの中でも愛用者多数!
骨伝導とは・・・通常のイヤホンみたく耳を塞がずにこめかみの所にあてて振動で音を聞くといった物になります。
走行時に着用して音楽を聴いていても周りの音はしっかりと耳から入ってきます。
また耳元のボタンで再生や早送り、巻き戻し、音の上げ下げも出来るうえ、電話もそこで取れてしまう優れもの!
マイクを内蔵しているのでそのまま会話も出来ます。 ブルートゥース採用なのでリモート会議などでも活躍してくれます。
まとめ
いろいろとご紹介させていただきましたが、他にも便利グッズや必要なアイテムもございます。
池袋本館ではお得なオプションセットも数セットご用意いたしております。
実際に車体のご購入をご検討されていらっしゃる方はご自身に何が必要かをシュミレーションしてみてもいいかもしれませんね。
その中でアイテムについてわからないことがあれば店頭で何でもお尋ねください。