コンポーネントは一生物、
実はそんなことありません。
スポーツサイクルを構成する全てのパーツが消耗品、いつかは寿命が訪れます。
中でも交換サイクルが早いのがチェーンリング・チェーン・スプロケットの『駆動周り』を構成するパーツです。
私たちのパワーを伝達する重要部分、常にパワーを受け止め摩耗し続けている箇所となります。
摩耗が進むと駆動効率や変速性能が低下するだけでなく、繋がるギアの摩耗を更に早め寿命を短くしてしまいます。
『これはまだまだ使えるよ』と長く使い続ける事が、逆に寿命を短くしてしまう、これは本末転倒です。
そうならない為に、交換に適切な時期を見極めるツールを定期的に使って頂く事をおすすめしています。
KMC
CHECKER TOOL
SPROCKET CHECKER
[ysid 4715575200101]
¥4,009-
CHAIN CHECKER
[ysid 4715575884028]
¥2,138-
スプロケットチェッカーは高速域で活用し強いパワーが加わり特に摩耗が早い12Tから21Tのスプロケットギアで使用が出来るアイテムです。
摩耗している状態では変速に悪影響が生じスムーズさが損なわれ、一気にシフトアップして一瞬の加速の差が勝負となるスプリントで勝敗を分ける致命的な差になりかねません。
また歯先が摩耗する事でチェーンの噛み合いが悪くなり、チェーン側の摩耗(伸び)も早くなります。
そのチェーン側の摩耗(伸び)をチェックするのがチェーンチェッカーです。
チェーンの繋ぎ目にあるローラーが摩耗する事で、リンクの間隔が徐々に徐々に広がっていき、俗に言う伸びるという症状が発生します。
その差は1mm未満、とても目で分かるレベルではありませんが、このツールを使えば一目瞭然。
0.8mm以上間隔が空いている場合はすぐにチェーン交換をしましょう。
チェーンが伸びた状態で使用し続けると変速性能やパワーの伝達力が落ちるだけでなく、チェーンを受けるスプロケットとチェーンリングの歯先が摩耗しやすくなりますからね。
奮発して買った大切な機材だからこそ、消耗したパーツは適切な時期に交換をして末永く愛用していきたいものですね。
年間数千キロから数万キロ乗るようなヘビーユースするサイクリストは必ず持っておくべきアイテムです。
愛用し続けている機材の摩耗具合、確かめておきませんか?