無事イベントを完走して、東京までたどり着くことができました。高橋@本部です。
155kmということで、決して楽なイベントではありませんでしたが、事前の準備の甲斐もあって、余裕をもって楽しみながら完走することができました。
5:30 出発
のんびり走れるように、一番早いスタート時間を選択。前日と同じ受付会場へ向かい、荷物を預かってもらってからスタート地点へ。既にかなりの数の方がスタートのゲートに並んでいました。
[caption id="attachment_14900" align="aligncenter" width="315"] ゲートは遥か彼方[/caption]4人1列で並び、間隔を空けてのスタートでした。車間距離で怖いと思うこともなく、のんびりと発進。最初は遠くの山を見ながら、田園風景の中を第1エイドまで23kmの道のり。
[caption id="attachment_14899" align="aligncenter" width="315"] いざスタート。05:44でした。[/caption]早朝かつ曇っていたこともあり、肌寒いくらいの気温でした。長袖アンダーに薄手の長袖ジャージを着て走り始めましたが、結局最後まで脱がずに走ってました。太陽が出ると日差しは強いですが、吹いてくる風が冷たいので、見た目との体感の気温の差に、標高の高さを感じていました。
周りのスピードに合わせてぼちぼち走っていると、無事第1エイドに到着。野菜パンとねぎのスープを頂きました。運動したこともあっておいしい!自転車を転がして、ちょっとゆっくりしてから走り出しました。
[caption id="attachment_14897" align="aligncenter" width="315"] あったまるし美味しい。元気が出ました。[/caption] [caption id="attachment_14895" align="aligncenter" width="555"] かっこいい自転車がそこかしこに。[/caption]第2エイドまでも軽く登りながら20km。まだまだ余力があるので軽快に走ってました。エイド地点は公園の中なのですが、林の中を走るような感じで涼しくて爽快でした。エイドで冷や麦と水羊羹を頂いて、ここでも10分くらい休憩して次のエイドへ。次が鹿島槍エイドで、ここが足切り関門。
[caption id="attachment_14904" align="aligncenter" width="315"] 食い意地が張っているので両方一度にもらって困っている図[/caption] [caption id="attachment_14901" align="aligncenter" width="555"] 雪山に清流。癒されます。[/caption] [caption id="attachment_14902" align="aligncenter" width="555"] 本日のFarna君。最近自転車は右側から撮るべしと教わりました。[/caption]第3エイドまでは徐々に登っていくのですが、景色がよいので特に疲労感も感じずにまだ漕いでました。道端にお地蔵さんや七福神、昨日松本城で聞いた二十三夜の石碑などを見ながら22km。最後に結構急な坂が待ち受けていましたが、都民の森での修行のおかげで特に問題なくエイドへ到着。11時が足切りでしたが、9:18に到着。セーフ。エイドにてねぎみそおにぎりとお漬物を頂きました。塩分がおいしいです。
[caption id="attachment_14894" align="aligncenter" width="555"] 石像が結構多い印象[/caption] [caption id="attachment_14903" align="aligncenter" width="315"] 23日の夜にお祈りをするとよいことがあるとか[/caption] [caption id="attachment_14905" align="aligncenter" width="555"] おにぎりのお皿となるFarna君[/caption] [caption id="attachment_14909" align="aligncenter" width="315"] 復路のエイドもここ…だと…[/caption]ここから白馬のエイドまではそんなに登りもなく、湖畔や田園の中を景色を楽しみながら走る感じでした。足切りの関門も抜けたし、安心して写真を撮ったり。雪を冠した山へ向かって走っている感じが、日常から離れていることを感じさせてくれて、疲れを忘れさせてくれました。
[caption id="attachment_14906" align="aligncenter" width="315"] 水がきれい![/caption] [caption id="attachment_14908" align="aligncenter" width="315"] どこまでも走れる気がします(錯覚[/caption]白馬のエイドでピザとレモネードを頂きました。風光明媚なところで食べるとおいしさも倍増です。ここまで累計87km走っているのですが、20kmごとに休憩をしっかりとっているからか、そこまでの疲労感もなく。もう折り返し点を越えたということもあり、なんとなーく完走はできそうな感触はありました。ただ、次のエイドは鹿島槍なので、またあの坂を上るのだと覚悟をしつつ走り出します。
[caption id="attachment_14910" align="aligncenter" width="315"] 圧倒的ハイジ感[/caption]折り返し~ゴールまで
このあたりまで来ると、結構参加者もばらけてきて、元々グループで参加してる人がまとまって走っている以外は三々五々という感じで、私も自分のペースで走っていました。この時はそれでよかったのですが…。
鹿島槍のエイドにて、おやきを補給。11時半になって気温が上がってきた中で食べる冷奴もおいしかったです。こんなにおいしいものを行く先々で準備しておいてもらえるというのは、イベントの良さですね。
ここから次のエイドまでは、今日最長の間隔である33km。もうここまでくると、あとは勢いでどうにかしたいところですが、ここからかなりの向かい風が。田園の中を走るエリアなので、中々遮るものもなく、正面切って風に立ち向かっていく形になりました。天候ばかりは運ですが、長距離走るときは、アクシデントに対応できるくらいの余力を残しておかねばいかんなぁ、との学びを得ました。
アクシデントと言えば、SPDシューズのクリートのねじが緩みまして、抜け落ちてしまいました。固定もできないのでクリートを外して走ったのですが、ペダルがソールのくぼみにはまり、結構走りにくい事態に。クリートは定期的に増し締めしないといけないのですね。こちらも学びました。
終盤は交通量の多い道路を横断するような場所もあったのですが、スタッフの方を配置して、一旦停止についてリマインドして頂いたのは助かりました。やはり疲れていると、注意力が散漫になってきますし。エイドだけでなく、分かれ道での看板や、スタッフの方の声掛けなども含めて、イベント開催の皆さんには、改めてお礼をお伝えしたいです。
[caption id="attachment_14912" align="aligncenter" width="315"] だから120kmにしておけと小一時間[/caption]最後のエイドの補給も堪能しまして、ゴールまで最後の19km。160km走る準備はしてきたつもりでしたが、この最後の区間は正直バテてました。風が涼しいことで、水分補給が足りていなかったぽいのと、持参した補給食をもう少し食べておけばよかった、と反省しております。
とはいえ、無事ゴール。155kmを8時間34分で走り切れました。ゴール後には最後のエイドと、ドライゼロの振る舞いが。100円で氷で冷やしたものを売っていたので、それを買いつつ、頂いた一缶もそれで冷やしてもう一杯。155km走ってよかったと思えるくらいの爽快感でした。
[caption id="attachment_14913" align="aligncenter" width="315"] ごちそうさまでした![/caption] [caption id="attachment_14914" align="aligncenter" width="315"] 乾杯!(ノンアルです)[/caption]主催のAACR実行委員会の皆様、Ridley様、ご招待いただいたミズタニ自転車様、本当にありがとうございました。
本日の功労賞
これまでのロングライドでは、走り終えた後に首や肩が痛くなっていたのですが、今回は体の痛みがほぼなく、余裕をもって走りきることができていました。郊外に出ると道路の舗装が万全でないところもありましたが、そこをほぼ感じずに走れたのは、新タイヤによるところも大きかったと思います。
[ysid 8019227419702]
翌日出社するまでが遠足です
ゴール地点の梓水園はお風呂もあるので、そこで疲れを癒してから輪行で東京まで。無事月曜日の朝の会議にも参加できました。ふぅ。予行演習のおかげで特に筋肉痛などもなしです。
実はこのイベントで9時間を切れたら、ハチ公きりたんぽライドも150km走って東京にその日のうちに戻れる計算になるので、参加をしようと思っていたのですが、150kmのエントリー締め切られていました。悲しい。次はどこに走りに行こうかしら。
今週末は雨模様ですね。イベント参加の方は、くれぐれもお気をつけて。