通常のクリート位置よりも前後に1㎝移動可能なこれまでにありそうでなかった製品。
発売前から興味津々でして、発売されたらこういう体に触れる系のパーツは基本自分で試す主義です。
クリートムーブスペーサー
REVE クリートムーブスペーサー ¥3,951(税込)
というわけで取り付けてみました。
踵よりにも装着してみましたが、私のクリート位置的にはどちらかと言えば前よりの方が合いましたのでこういう位置に。
1㎝移動した後はそこから従来通りの調整幅がありますのでムーブスペーサーを取り付けた後に僅かな移動(元の位置に近い箇所)というのも可能です。
使用感
正に新感覚です。
踵よりに装着すればよりトルクフルな踏み心地。アダム・ハンセン選手とまでもはいかずともそれに近いクリートセッティングが可能となります。
クリート位置自体に正解はありませんので個人の感覚で決めてもらって構いません。
逆につま先寄りにセッティングするならば、足首を支点としたクリート距離までのを長くしたテコの原理が働くような位置設定も可能。
自分はといいますと両方試した結果、ほぼ元の位置に近いところに収まりました。(ややつま先寄り)
で、肝心の使用感ですがクリート位置をこれまで以上に感じることができ、足裏感覚がよりハッキリとわかるようになります。
それもそのはずで、これまではソールにクリートが装着されペダルがハマる形だったのものに対し、装着すると約3㎜高くなるのでその部分が強調された形になります。
また3㎜と言えど高いところからペダルを踏み下ろすことになり、それを介するのが金属なわけですからダイレクト感もあがっているように感じられます。感じられるというのはパワーメーターを用い試験的に出力の変化をみてみたのですが、オフーシーズン中ということもあり変化がわからなったというのが理由です。このあたりはまたテストしてみます。
副次的メリット
ホイール装着時のタイヤ幅28㎜~は車体を倒しこんでいった際に、ペダルからの高さが上がっていますのでペダルを真上から踏むことができスキーでいうところの深い内傾角を作ることができます。言うなればより倒しこんでいった際のタイヤのグリップ力を感じられやすくなります。
デメリット
ずばり装着部分が重たくなります。左右で約70g増。これもペダリング中に感じることができるかと思います。
色々試してまた戻る・・・そんなこともあるでしょうけど、まずは試してみないことには。
変化をさせたいなら試してみられてはいかがでしょうか。
※記載した内容は私の場合はであり、個人差があります。