こんにちは池袋チャーリー店上山です。
今回はどこかに行ったとかではなく思うところがあって新しいホイールを手組で作ったのですがそのお話ができればと思います。
上山自転車日記 20240602
手組した経緯
上山はロードバイクだけでなくピストバイクも所有しています。
本来競輪場を走るモデルでブレーキを後付けして固定ギアでトレーニング用に用意しました。
ですが
上山は別に競輪場に行きたいわけでも競輪やトラック競技がやりたいわけでもありません。
普通にブレーキを付けて公道を走るのに使いたいわけです。
バンクを走るようにしかパッケージされていなかったため23Ⅽの細いタイヤを使って今まで走っていたのですがまあカチカチで疲れるんですよね…
そこで
・太いタイヤを付けたい!
・ホイールの内幅も広げたい!
・なら一緒に厚歯にしたい(完成車だったため薄歯でした)
こんな感じでカスタムしていくことになりました。
物集め
少しリムハイトも欲しかったのでDTSWISSのRR511のリムとたまたま前後ハブでお安く手に入れられそうだったハブを手配し
スポーク長を測ってスポークを注文
この間のんびりやったため2~3週間かかりました1個1個もの合わせなところがあり一緒に注文できないのがゆっくりにならざる負えないところですね。
仮組からフレ取り
正直1からスポークを編んでいくのは昨今の完組ホイールを買っている身からすると大変で32本もありますからね…
いろいろやって1回編み方を間違えて数日ようやく形になりましたね
スポークが曲がって見えるのはテンションがかかってないからです。
まだただの針金ですからね普通に曲がります。
お店にあるフレ取り台でサクサクと振れをとっていきます。
新品は完組で形がついたものよりも素直な動きをしてくれてスムースではあったんですけど
まあ経験の少なさで苦戦はしましたがおもしろかったです。
そんなこんなで完成
完成しました。
まあ納得がいくものが出来上がったんじゃないでしょうか?
今回は後輪のみを組み立てしました。
前輪は今度機会があれば…正直今回は後輪だけで十分なのでしばらくは作らないと思いますね。
その他パーツ
もちろんホイールだけでは走らないのでゴグやロックリング、チューブを新調しました。
タイヤは上山がまだクリンチャーを使っていたころのものがあったのでせっかくなので使い切ろうと思いまして家に置いてあったホイールから拝借してきました。
クリンチャーはこの自転車と折り畳みしかもっていないのでTPUチューブを初めて試すことになります。
リムブレーキの熱にも耐えうるらしいグロータックの物を使います。
正直固定で山トレーニングもよいのですがまだ怖いですからねしばらくは平坦で様子見して気が向いたらですね。
TPUチューブ取り付けに注意点がいっぱいあって個人では不安だーって方もいらっしゃるかもしれませんが
正直すごくつけやすかったです。
タイヤ内に入れないで圧をかけない←これに関してはチューブが丸い形より広がろうとすれば破裂という話ですので別段おかしなことはなく普通に少しだけ空気を入れてからの作業がやりやすいですね。
またリムに乗せるときは通常のチューブよりもかなりやりやすかったです。
理由は考えてみれば当然でゴムじゃないのでリムやタイヤに対して引っ掛かったりがほとんどなくスルッと入って行くので快適でした。
どれくらいかかるのか?
DTSWISS RR511:¥17,400-
GRANCOMPE ピストハブ (前後):¥13,200-
DTSWISS スポーク(32本):¥5,280-
DURAACEコグ:¥3,410-
ロックリング:¥1,444-
シュワルベリムテープ:¥770-
合計:¥41,504-
これくらいかかりましたね
これが後輪だけですので前輪が¥35,880-で
¥77,384-で前後輪が出来上がります。
最後に
スポークの本数やリム幅なども自身で決めて希望の物を作るといったところでしょうか?
そういったカスタムがしたい人にはまだホイール組みもおすすめですね。
今後のブログで走りに行った際には上げようと思います。
その時になんで今回後輪だけ組んだかもいろいろわかると思います。