ツールドフランス出場も決まっている「チームダイレクトエナジー」(旧ユーロップカー)にバイクサポートを行っている<BH>の試乗会を4月9日(土)に行います。
BHはスペインのメーカーで、第一次世界大戦中にできた銃器会社から始まり、いまではオートバイやフィットネス機材等含む多くの会社を傘下におく大企業となっています。
BHバイクは日本に上陸当初からエアロ・軽量が特徴のメーカーで、まだエアロロードと呼ばれるジャンルがない時期から空力を考えて作られてきているバイクです。そのつくりは一貫して現在まで受け継がれています。
多くのプロチームに供給してきて多くのフィードバックからBHのバイクは進化してきました。2016年はボクレールやシャバネルといった有名フランス人選手の所属する旧ユーロップカー、現ダイレクトエナジーにバイクを供給します。既に勝利をいくつも重ねてきていますが、ツールドフランスの参加も決まっており夏にBHバイクの活躍が見れるのではないでしょうか。
ちなみにチームカーはトヨタスポンサーだそうです。
今回はBHの主力バイクを中心に試乗会を行います。
車種は
○G6 PRO
言わずと知れたBHのフラッグシップ。エアロロードのラインナップで脈々と受け継がれてきたエアロ・軽量は更なる進化を遂げている。
オールラウンドに使えてサーキットレースから登りの厳しい長距離レースまでこなせる一台。
○ULTRALIGHT
エアロロードのGシリーズからより軽量・高剛性を狙ったモデル。個人的な見解含めるとややG6の影に隠れがちだがダイレクトエナジーの選手はこちらを好んで使うようだ。
こちらもオールラウンドに使え、ヒルクライムレースも得意とする。軽量・高剛性をうまく使いこなせればクリテリウムなどにも有効か。
○QUARTZ
BHのミドルグレードバイクは上位モデルのノウハウを生かしつつ乗りやすいバイクになっている。
軽さ・剛性・エアロのバランスを考え優れたエンデュランスバイクでエンデューロや長距離レース、ロングライドと快適性も必要な走りに適している。
○AR
見直しがされているアルミ高性能バイク。BHはそこにもBHらしさを求めた。G6の前三角にULTRALIGHTの後ろ三角を組み合わせてアルミエアロロードとしてつくりあげた。金属のエアロロードは重くなりがちだがARはフレーム重量こそ1300g前後あるが一つ前のG6のカーボンフォークを採用しており、105完成車で8.4kg(参考重量)となっている。ホイールを変えればレースにも十分使えるだろう。
やや重さがあるものの平坦系レースや多少のアップダウンコースなら難なくこなしてしまうだろう。
○E-BIKE
*BHバイクのE-BIKE(電動バイク)ブランドである「REVO」のバイクも試乗車ご用意します。海外メーカーの電動バイクとして国内の厳しい審査をパスするのは難しくなかすべての審査に合格して本格発売されます。
詳細はこちら。
開催場所 : ビビット3F ワイズロード船橋(走行場所は店内ではなく屋外になります。)
開催日時 :4月9日 11時~16時 *一日開催なので逃さずどうぞ。
試乗に必要なものり : 身分証明書
*当日は試乗車の同意書の内容を確認いただきサインを頂いて身分証をコピーさせていただきます。
*メーカースタッフ様がいらっしゃいますので質問などがっつり聞いてBHバイクの良さをしってください。
BHバイクの秘話?
G6PROとULTRALIGHTのシート角は寝ぎみである。特にMサイズ以上は72.5で固定である。
これは高速域でのもう一伸びを実現するために剛性等では実現出来ないと考えたからだそうです。
反応性については剛性でカバーしている為、漕ぎだしの反応性ともう一伸びをうまく両立しているバイクとなっているそうです。
この辺は是非試乗車乗って感じてみて下さい。