初っ端の画像で、出オチですみません!!
やってきました、今シーズンの実業団チーム・Y’s Road 名古屋支部の
初戦、伊吹山ヒルクライム!!
今年ですでに四回目の参戦となる、この伊吹山ヒルクライム。
冬にどれだけ乗り込んだか、を成果として繋げるレースであり
名古屋支部としてはこの伊吹山ヒルクライムのあとは
参戦可能なレースがだいぶ先になるため、
まずここで結果を出す!という意気込みで挑んでいます。
今年は、しかし例年よりもY’s Roadとしての参加者が減ってしまい
E1クラス ホッシー弐号こと星野貴大選手
E2クラス 「馬なみの登坂力を持つ」水野選手
「よこやん」こと横田選手
「若様」こと若林選手
梅林
E3クラス 「目指せ、登れる重量級」服部選手
での、参戦。
ちょっと寂しいです。
着いてそうそうに、
ローラー台にて、アップを始める
若様
名古屋組はというと
服部選手兼マッサーによる、最終のコンディション調整。
いつも、すみません・・・。
あんまりゆっくりしてると時間がなくなるので、
ウォーミングアップを開始。
の写真を撮る、梅林。
(を、撮る水野)
途中で
E2クラス優勝候補の、筧五郎選手と合流。
10年前とはいえ、乗鞍ヒルクライムを制し
今でも、自転車雑誌に登場したりする強豪。
なぜ、E2クラスにいるのか・・・・・・。
梅林のサングラスが普段と違うのは、
今回忘れたからです。
服部選手にお借りしました。
スミマセン・・・。
アップ中の水野。
調子がいいのか、表情が明るい
ここからは、水野の底抜けに明るい表情をお楽しみください。
皆様が、ちょっとイラッとしたところで
スタート地点へ。
名古屋支部のお約束ともいえる、顔芸
と、そのノリについていけない
後ろの若様。
(くそ、ここにパーマ先輩こと利田選手がいれば・・・)
顔芸じゃなくて、マジメな顔してるだけなのに
なにかおかしい梅林。
顔芸、というか何かいつも楽しそうな水野。
このあと、お知り合いのプロツアー選手とお話したり
前日もお店に寄ってくれた佐野淳哉選手とお話したり
宮澤監督にありがたい教えをうけたりする。
のだが、
午前中の一般の部の下山中に事故があり、
救急車が入るとのことで
約40分ほどスタートが遅れる。
せっかく、アップしたのに・・・
と筧五郎選手などと色々と歓談。
「そういえば、Y’s の選手でレースをかき混ぜる人がいるって噂ですが・・・」
い、いやー誰ですかね・・・そんなコトするの・・・水野、お前か???
「ナゼここで!?というところでアタックかけたりするとか・・・」
こ、困ったものですね。その選手・・・・・・。
しかし、スタートが40分遅れたことで体の中のエネルギー残量に不安を感じる・・・
まず、筧五郎選手に羊羹を貰いムシャムシャ。
続いて、知っているプロツアーチームのテントにいって
オヤツを貰ってくる。
せっかくアップしたのに、体は冷える一方。
スタート地点にテントを置けるプロツアーチームは、ギリギリまで
ローラーで臨戦態勢。
いいなぁ。
予定よりも、だいぶ遅れましたが
ようやくスタート。
E1クラスで、ホッシー弐号も危なげなく発進。
真ん中の奥側に、デザインも新しくなった
Y’s Roadジャージが見えます。
ホッシー弐号の今回の目標は、ズバリ
優勝。
その二文字以外はない。
昨年に比べて、上半身を強化し
兄貴に近い体つきになった。
また、回転だけでなくトルクを出して踏んでいくペダリングにも取り組んできたことによって
100km以上の練習の終盤でも、900w以上の高出力が出せるようになりました。
そしてE2のスタート。
別に雄叫びをあげているわけではなくて、口パクで
カメラに向かって、「行ってくるわ~」と伝えている。
今回の目標は、まず水野の6位入賞。
先述の筧五郎選手を始め、「なぜE2にいるのか?」
という選手が何人かいるので、それらの選手を見極めながら
ペースを乱さずに冷静にレースを展開できるかがカギ。
一方の梅林。
今回の目標は、10位以内。
「え、低くね?」と思った方。
いや、四十ですよ今年で。衰えを最近感じます。
また、2週続けてのレースとそれに向けてのトレーニングで
けっこう疲労が溜まってます。
とは言うものの、今年に明けてからの乗った距離は
4,300km。3月だけで、1700km。
もはやキレを望める年齢と体ではないので、ベースを積み上げていくことで
基礎心肺能力を高めていくことを心がけました。
アラフォーの抵抗が始まります!!
さらにE3クラス
今期から実業団に挑戦の服部選手。
実は、3年前の初参戦の梅林・ホッシー壱号・ホッシー弐号は
ヒルクライムとはいえ実業団レースの、スタート直後のハイペースに
やられて惨憺たる結果だったので
まずは、落ち着いてかつ落ち着きすぎないようにレースを進められるかが
課題。
体格で言えば、登れる範囲には入ってないが
前日にお会いした佐野淳哉選手も、
「伊吹山はそんなに勾配ないから、パワーで登れますよ。はい」
って言ってたし、なんとかなるぞ!たぶん。
(サングラスお借りしちゃってすみません)
ここからは、写真なしのレースレポートです。
まずは、序盤。ヒルクライムとはいえ、実業団レースのため
スタートから、一気にスピードが上がる。
先頭は、やはり優勝候補の3人が固める中で
水野は6番手あたりをキープ。
表情を見るに、いつもと変わらないので安心。
自分は、水野に寄ってくる選手の間に入って
2人の位置を確保しつつ、いつでも抜けるように心がける。
ここで、最初の抜け出し。
イナーメの選手が最初にスッと前に出るが、やや間を空けたあと
皆で冷静に詰める。
後ろを振り返ると、一列棒状にズラっとなっているが
もう少し減らしたい。
スタートからの5分間で、平均出力がおおよそ5.5倍。
そして平均心拍は87%/maxなのだが
基準となる、一昨年のデータと(昨年は積雪で短縮コースだったので)比較すると
ほぼまったく変わらない数値。
衰えてないのか、成長してないのか・・・
アラフォーの苦悩は続く。
注目して頂きたいのは、両方の画像の右上の紺色が下地になっている
距離表記。
この5分での進行距離は今年の方が
一昨年よりも400m速い。
こんなことも比較できるって、ガーミンって凄いですね。
続く、5分。
一向に落ちないペースに、やや厳しくなってくる。
先頭では、筧五郎選手が
「オメェが速すぎんだよ!!」
と、なんかキレているので苦笑。
スタートから10分の比較で言うと
進行距離: 2016年 3.49km / 2014年 3.36km
平均出力 2016年 266w / 2014年 264w
平均心拍 2016年 169bpm / 2014年 176bpm
進行距離は、すこし差が詰まりましたが
出力はほぼ変わらず。
特筆すべきは、心拍がけっこう今年のほうが低いことですね。
落ち着いているのか、はたまた上がらなくなってきているのか・・・・・・。
15分近く。
前が少し空いたのを、横から詰めるために心肺がキツくなり
後ろの選手に前に行ってくれ、と合図。
ここで顔見知りの選手が、「後ろはもういません」と伝えてくれる。
と、思ったら
優勝候補の筧五郎選手が左にズレて、すーっと下がっていく。
トラブル!?・・・でもなさそう。
そのまま、後ろに消えていく筧五郎選手。
ゴール後に聞いたところでは、
「普段に上っている峠のタイムしか、もたなかった」
とのこと。
その点、我々は普段のトレーニングが40分の登りを基準にしているので
安心です(?)。
が、しかし。
18分経過あたりで、少しずつ開いていく差を埋められなくなり・・・
数人の選手とともに、先頭集団から脱落。
残念ながら、梅林の入賞への挑戦はここで潰えました。
ここまでの20分経過時点で
進行距離: 2016年 6.85km / 2014年 6.59km
平均出力 2016年 253w / 2014年 254w
平均心拍 2016年 169bpm / 2014年 176bpm
と、出力負荷は例によってほぼ変わらず、
心拍は多少余裕があり、進行距離はやや前に
の状態。
ここから、先頭集団が見える位置で
すこしずつ零れてくる選手と等間隔で、これ以上はペースを落とさずに
心がける。
と、先頭集団に動きが。
前で展開していた、優勝候補のうちの一人
TAKESHIBA の選手が後ろに回っていく。
集団はすでに、5~7名。
これは、水野は冷静にレースを運んでいけば
4位を狙えるな、と。
30分過ぎ。
後ろから、猛追してきた選手を風よけに使うものの
ついて行けず、見送る他なし。
すでに、先頭は見えずにいるが推定では1分以内の差に留まっているものと。
というか、このあたりから腰が痛い・・・。
元々、体の柔軟性。特に、太ももの裏側のハムストリングスと
前側の大腿四頭筋の柔らかさに欠けるものの
どうにかして、力を絞り出してきたこの数年の梅林。
柔軟性に欠ける筋肉に引っ張られることが要因で
骨盤の上側の筋肉に痛みを感じていたのが、昨年から。
だんだんと無理できない体になってきたことが、ここにきて爆発。
10km地点すぎにある、下りで加速するポイントで
思うように体が動かず苦労する。
40分経過時点で、ついに一昨年と進行距離もほぼ変わらず
そして、出力も下回る。
ここからさきは、根性勝負・・・。
なんだけど、腰が痛くて踏むにも踏めない。
回すにも、体に比して長いクランク170mmを使用してるので
クルクル回すこともやりづらく。
こりゃ、ちょっとポジションとかペダリングを見直した方がいいなぁ。。。
ゴール前。
推定で10位以内?で残りの数100mを迎えるが、
どこからか現れた他の選手に追い付かれ・・・
90回転以上で回したり、400w以上で踏み込んだりするものの
最後はかわされ・・・ホイール一本分、負けました。
結果
49分29秒 11位
あと、一秒差でまたもや5ポイントを失う・・・。
そして、一昨年の49分08秒に対して遅れをとるが
これは今年の方が頂上付近の風が強かったということにしておいてください!!
ゴール後
途中で予感したとおり、4位ゲットな水野!!
やりましたよ!!
とドヤ顔ですが、いやそろそろE1に上がれよ・・・・・。
一方、期待というか勝利を目指したホッシー弐号
終始、集団を動かす走りを続け
残り500mで、いまだ!!というアタック!をかけるものの・・・
結局、最後は合され10m及ばず。
悔しい3位。
悔しい?よね・・・?
後ろ、大阪支部のよこやんこと横田選手。
スタートでは最後尾なものの、追い付いての12位。
あぶねー、あやうくチーム内でつぶし合うところだった。
そして、E3。
右側、今期より実業団登録で初レースな服部選手。
順位こそ40位で完走ポイントのみですが、
タイムは53分台。
梅林の三年前が50分台だったことを考えると
体格的に健闘といえます。
目指せ!登れる重量級。
下山後は、表彰式~~
まずは、E2
得意のヒルクライムで、結果をだした
水野。
4位で、表彰!!
そして、E1。
ひときわ長い脚と、リカバリーのためにすぐに装着した
コンプレスポーツが目立つホッシー弐号。
昨年の兄貴の、ホッシー壱号に続いての三位はメデタイんだけど・・・
そろそろ、表彰台の真ん中を獲りたい。
獲りたい?よね!?
そして、カメラマンによる記念撮影
「まぁ、練習を考えたりする監督のオレのおかげだなっ!!」
と、なぜか真ん中でドヤ顔の梅林。
しかし、後ろの桜がキレイですね。
ということで、チーム的には大量ポイントゲット!!
だけど、やや悔いの残るレースでした。
梅林個人の今回の成果。
今年の入ってからの、20分最大の平均出力を更新。
目安となる
出力でのFTPと
Vo2MAXの数値で
昨年の一番、うりゃうりゃの時に近づいてきました。
アラフォーとしては、タイムもさほど変わらず。
そして、心肺能力でも出力でも負荷はほとんど変わってないことに・・・
一昨年から成長していないと見るべきか
はたまた衰えていないと見るべきか・・・・・・。
悩ましいところですね。
さて、実業団チーム Y’s Road名古屋支部としては
しばらくレースをお休みとなり
次戦は五月末。
昨年も参加したステージレース 「木祖村2days」に
スペシャルチームを編成して挑みます!!
久しぶりに、同じカテゴリー同じジャージで
スーパー星野ブラザーズが揃っての幻惑戦法が炸裂します!!
ご期待ください!!
今回の、ネタ的おまけ
北斗有情破顔拳!!
あ、脚が勝手にぃ~~~~!!
あは~~~~~
い~~~い、気持ちだぁああ~~~~
ちにゃ!!