先週末4/17、全日本トライアスロン宮古島大会が開催されました。
誰もが一度は出場したいと願う憧れの大会ですが、とてつもなく幸運なことに抽選に当たった小職、僭越ながら出場してまいりました。
歴史のあるとても伝統的な大会という印象でしたが、何から何まで地元の方々が心底手作りして作り上げたとても温かく素晴らしい大会でした。(コースは半端なくヘビーですが…)
とにもかくにも「死んでも完走」が使命と思い参加した大会を稚拙ながらご紹介させて頂きます。
4/15(金) 06:00頃 羽田空港
朝一の直行便。手荷物を預ける出場者(と思われる)方々…
宅配便などで宿泊先に事前送付される方が多いかと思いきや、割と手荷物で預ける方も散見されます。パッキングはBIKEPORTER(ACOR)、エアロコンフォート(SCICON)、バイクトラベルバッグ(EVOC)などが多いようです。
機内から積み込みを見てると、横方向にも積み上げている…(汗)…のでパッキングにも注意が必要ですね…
4/15(金) 11:00 宮古島空港
知ってはいますが…かなり上がってきますね! 気分だけでなく現地は気温・湿度もかなり高くなっています。
4/15(金) 13:00 宮古島市立総合体育館
1Fはワイドーパーティーのセッティングが着々。2Fで選手受付です。期間中の全ての照合を行うリストバンド装着! 月曜まで外せません。
体育館前には協賛各社のブースが…
レースまではまだあと二日あるので、割とのんびりとした雰囲気です。
ひとまず宿泊先へ向かい、自転車を組上げます。
4/15(金) 17:00 競技説明会からのワイドーパーティー
和やかです。でも熱気がすごい!! 自分以外の方が全部強者に見えてきます。別名“カーボパーティー”と言われるように、パスタやパンなど炭水化物満載!同伴者もチケット購入で入場できるので、チームであったり家族同伴で仲良くバイキングを満喫されている様子です。今日は何も考えずに食べつくします。
明けて大会前日
4/16(土) 07:00 宮古島東急リゾート(前浜ビーチ)
文句なしの白砂にとんでもなく透明度の高い海!! 全長3000mのコースが既にセッティングされています。翌日のレース本番に向けて同時刻に試泳されている方々。
我慢できずにダイブ!! 念のためウェットスーツの浮力や水温、潮の流れなどを確認しました。(もうほとんどスノーケリングです。魚がいっぱい!!!)
その後は最終的に機材の調整後、近隣の“宮古そば”名店を求めて30キロ程度試走。(丸吉食堂さんおいしいソーキありがとうございます) ようやくの晴れ間が出てきたとたん、気温も急上昇。ボトル2本では補給が心配になってきました…
昼食後、バイク預託までの試走時は強烈な日差し。翌日も最高気温は28℃予想…水分補給だけでなく、身体を冷やす必要がありそうです…
4/16(土) 14:00 宮古島東急リゾート(駐車場) バイク預託
受付から1時間で既にこれだけ埋まっています。皆さん準備に余念がない。夜間に雨予報が出ていたのに加え、海辺の強風で潮も強くセット後にシッカリとカバーしている方が多く見受けられます。
使用機材の人気はCEEPO・CERVELO・SPECIALIZEDあたりが目立ちます。
ロードモデルとTTでは50:50ぐらいか、若干TTが多く見受けられます。電動コンポもかなり割合が高く感じました。
少し驚きだったのはディープリムホイールが非常に多いこと。常に強い風のある宮古島なのでもう少しリムハイトの低いモデルが多いかと思いきや、ディスクやバトン、7~9cmのアッセンブルが多数。フロント5cmリア7cmあたりが主流に思えます。
調整完了…やはりプロファイルデザインさんのテントでハイドレーション(AERO HC system)を購入。万一に備えます。
こちらはスタイルバイクさんのテント。取引先の担当者さんへご挨拶。表彰台を狙う方の決戦用マシーンです。
早い方のバイクは、すべて早そうに見えるのは気のせいでしょうか…
バイク預託後の時間はバイクコースの下見です。
昨年からの名物コース「伊良部大橋」。観光名所となっていますが風速10メートルは当たり前! 頂上は5%の上り下りが往復となります…帰ってこれるのか不安です…
右は島随一の景勝地「東平安名崎」灯台です。約2キロの細長い半島を突端の真下までいきます。観光ならば両脇のサンゴ礁に見とれるところですが、こちらも風向きの違う強い風…(汗) 明日はどんな風が吹くのでしょうか…
自動車でも1周3~4時間かかる距離をおよそ1.5周の157km。トップ選手は4時間強で走り抜けます。宮古島はよく“平坦な島”と言われていますが、それは地形的な特徴であって決して“道路”は平坦ではありません…むしろ上りと下りしかない印象です。急こう配こそ少ないですが常にどこからか吹きつける強風と、ジワジワと疲労のたまる緩やかな起伏に不安が高まります。
唯一の救いはどこを走っていても恐ろしく綺麗な景観が広がっていることでしょうか。
出来るだけ楽しんで完走できればと思うばかりです。
明けてレース当日の様子は続編致します!
http://ysroad.co.jp/akasaka/2016/04/24/9231