いつもワイズロードをご利用いただきましてありがとうございます。パンク修理、みなさんはご自身でできますか?万一の出先でのトラブル時に応急処置ができるか否か、ご自身である程度できるようになることで時間が有効に使えるなどメリットがあります。ここではチューブ(クリンチャー)のパンク修理対応方法をご案内いたします。
パンク修理の対応方法
自転車に乗っている以上、パンクは絶対に避けられません。ですが道具とやる気さえあればその場で修理できます。どんなやり方があるのか?どんな修理キットがあるのか? 予め知っておきましょう♪
①チューブ交換
出先でパンクした時は基本的にチューブ交換がオススメです。道端でパンクの穴を見つけるのはなかなか難しいのでチューブごと新しいものに交換してしまう方が確実です。交換用のチューブは1本¥1,000~1,500ほどが一般的です。
②グルーレスパッチ
▲パナレーサー イージーパッチ(6枚入)
シールになっている簡単な修理パッチ。ゴムのりを使わずにお手軽に貼り付けできますがあくまで応急処置用なのであまり長持ちしません。1か月もすると剥がれてきて空気漏れが起こる場合があります。特にロードバイクやタイヤが細めのクロスバイクはタイヤに入れる空気圧が高いのではがれてくる確率も上がります。家に帰ったらチューブ交換をしておきましょう
③ゴムのりを使うパッチ
▲TIPTOP ロードバイク向けセット パンク修理キット
ママチャリ屋さんがパンク修理する時と同じ方法です。しっかり貼り付けできれば数ヶ月ぐらい保ちますが、ゴムのりの塗り方や塗る量、貼り付け前の乾かし具合などコツがあるので慣れていないと失敗しやすく練習が必要です。
④パンク修理剤
チューブの穴を塞いで固まる薬剤を注入します。上手くいけばタイヤを外さずにソッコーで修理できますが穴が大きいと塞ぎきれないので確実ではありません。通勤通学時など、とにかく急いでいる時にはこれです。
パンクした時はタイヤも必ず確認を!
パンクの原因になった物がタイヤに刺さったまま残っているかもしれません。そのままだとせっかく修理したのにまた同じようにパンクします。タイヤの内側をグルっと手でなぞっていって何か尖ったものが刺さっていないかをチェックしましょう。
クギやガラス片などの大きい刺さり物があった時は取り除いた後のタイヤのキズもよく確認しましょう。キズが大きいとそれが原因でまたパンクしたり最悪の場合そのキズからタイヤが破裂します。
タイヤ用の修理パッチ
何かを踏んで付いた小さいキズが、乗っている間にだんだん広がって大きな裂け目になっている場合もあります。アスファルトの割れ目や格子状の溝のフタなどにタイヤがはまり込んでしまうとタイヤの側面がバッツリ裂けてしまうこともあります。
タイヤのキズが大きい時はタイヤ用の応急修理パッチを使ってピンチを乗り切りましょう!
最後に
大切なことは、日常的にタイヤに大きなキズがないか点検しておくことです。ちょっとでも不安なキズがあったら早めにお店で相談してタイヤを交換しておきましょう。
アクシデントがあっても自分でスマートに対処するのが自転車乗りの嗜みです。サイクリングに出かける前にしっかり準備して修理グッズを揃えておきましょう。