ベネフィット シートマーカー
27.2㎜
¥700-
[ysid 20948863]
今回の商品一体何でしょうか?
形的にはシートクランプに見えると思いますが
よく見てみると段差がありません。
そして商品スペックの径は27.2㎜…
これは…
自転車のカスタムをする際にどれが合うのか調べると思いますが
そうですシートポストの径ですね。
クランプの径ではなくシートポスト本体の径になっています。
一体どうやって使うのか?
何の意味があって必要なのか?
非常にニッチでありながら痒い所に手が届くような製品となっておりますので
もし出先でこういったパーツを使っている自転車を見たならば
明確な意図や意思をもって採用していて自転車のカスタムに余念がない人だと思います。
使用例1
こちら普通のサドルバッグ
パッケージも書かれる取り付け方法でよい角度につけられているのではないでしょうか?
ですがこの取り付け方法だとサドルバッグにクリップ止めでしかライトがつけられません。
持ち上げることでよりサドルに密着しサドルバッグが暴れてうるさいといったことも少なくなるでしょう。
シートポストにも余白が増えたと思います。
これでバンド式を取り付けしても後方からの視認性は悪くなく
荷物を詰めることや
視認性のさらに向上させることができると思います。
使用例2
この写真はCERVELO R5-CXの選手仕様のモデルです。
シールにWOUT VAN AERTと書かれていますね。
この車体はエアロシートポストを使用しているのですが
クランプ部分が2か所ありますね。
昔流行ったダブルクランプを採用しているわけではなくシートクランプの上にシートマーカーを取り付けしています。
なぜこんなことをしているのか?
それはシートポストの位置決めが表立った理由でしょう。
抜き差しを多用する方は毎回位置を元に戻すのが大変かと思いますがこれを導入することで高さは刺し込めば完成ですのであとは角度とトルクのチェックだけになると思います。
車載などをでシートポストを抜かないといけない方はつけているとひと手間楽になると思います。
では裏の理由は…
シートポストのずり落ち防止です。
シクロクロス年々コースが複雑化しシケインなど衝撃が大きく伝わる場面も多くなっていると思います。
全体重を預けるのをシートマーカーだけに任せるのは不可能かと思いますが
より片方の負荷が少なくなればずり落ちてくることも少なくなるでしょう。
ここ一番でずり落ちて落車や戦線離脱なんてことになったら跡が悔やまれます。
そうならないための転ばぬ先の杖という考え方が良いでしょう。
昨今のカーボン素材では減りましたが滑りやすい愛称のシートポストがあったのは確かですね。
ちなみに
どんどん減っていますが現在ワイズロードで店頭に並べているのはチャーリー店だけ!
ご案内は上山翔でした。