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【レースレポート】 5/29 (日) 箱根ヒルクライム走ってきました。

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茅ヶ崎店【閉店しました】】 16年05月29日

茅ヶ崎店古谷野です。

本日、5/29(日)に神奈川県箱根町で開催された箱根ヒルクライムに出てきました。

 

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普段は自動車専用道路になっているTOYOターンパイク(距離13.8km、平均勾配7.2%)がコースです。

距離も勾配の情報だけ見るとそこそこという感じですが、このコースは終盤にアップダウンがあるので実際の登りだけと9%~10%勾配という天下の箱根の名の通り厳しいコースです。

 

レース3週間前に古谷野はMTBでこけて膝やひじなどを痛めていましたが、なんとかレース前には痛みは治まってくれました。

それに加えて、レース1か月前(遅い)から始めた食事制限が効果が出てきたのか(普段は食事内容は全く気にしてません)、1週間前にヤビツのタイムを数年ぶりに自己ベストを記録して、自分でいうのもなんですが、調子がかなり高まっていました。

 

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乗ったバイクはこちら。DOGMA F8、シマノ9070、ローターinpower・・・、と言い訳できないスペックです・・・。

 

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古谷野はエントリー費や遠征費より機材などものが残るのにお金を使うタイプの人間なので、レースは年に一度出れば多い方です。

なので普段は重量は気にせず、パンク時とかっこよさを考えてENVEのカーボンクリンチャーホイールを使っていますが、少し重いのでレース直前に秘密兵器を投入しました。このレースのために買うのもなんなので、スタッフ高橋から軽量ホイールを強奪借用しました(笑)。廃盤のイーストンEC90SLXです。現行モデルは38㎜ハイトのミドルハイトリムですが、このホイールは山岳用のローハイトカーボンチューブラーホイールです。ツールでカデル・エバンス選手が区間優勝と総合優勝したときに使っていましたね。このホイール、重量に信頼性が入っているホイールのため前後1150gと超軽量クラスではないですが、自分には十分軽量と言えるホイールです。その分プレッシャーが・・・(笑)。

 

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ホイールを交換した結果、普段の7.5㎏→7.0kgと、ホイール周りだけで500gも軽くなりました・・・。これで言い訳できません・・・。

 

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受付会場は小田原競輪場でした。この大会は前日受付なので遠方の方でも参加しやすいです。

自分はジモティー(地元)なのでそのまま自走で、できるだけ脚の力を使わないように行きました(ちなみにの移動時のデーターは平均100W)。

受付のほかにブースがあったのですが無料でマッサージを受けられるところもありました!プロ選手はレース後にマッサージを受けていますが古谷野はこれまで受けたことがないのでマッサージだけでどれだけ変わるのか興味津々だったので受けてみました。

感想としては、痛かったり、くすぐったりでした(笑)。でも幸い脚の筋肉は固まっていない(疲れていない)と言われて安心しました。東海医療専門学校の学生さん達ありがとうございました!

 

前日は早めに就寝しました。zzz・・・

 


レース当日。

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朝はパスタやエナジーバーやレッドブルなどかなりジャンキーフードを食べてエネルギーチャージしました(笑)。

ジモティーなので家から自走で会場まで移動。15kmぐらいと近すぎず遠すぎず、ちょうど良い距離感です。

出発前にローラーで10分ほどケイデンス120ぐらいで回して心拍を高めて軽くアップしておきます。その後の会場までの道でアップの続きとクールダウンを行いました。

 

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会場で下山用の荷物を預けてからレース開始時間まで余裕があったので近くの農道を走っていました。画像中央のところに薄らとターンパイクが見えます。

 

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初めて走る道でしたが地元の土地勘で大丈夫だろうと思ってそのまま走っていたらどんどん遠ざかっていることに次第に気づいて(笑)、途中で道を引き返しました・・・。

 

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レース会場にたどり着くと自分と同じ出場クラスの選手が集まっていたのでそのまま待機していました。

早朝は雲がかかっていたのですが、どんどん晴れてきてジリジリ肌が焼けるのを感じました。天気予報では最高気温27℃だったそうです。

古谷野が出たのは年代別19-29歳クラスでした。20代最後のレースなのでクラス最年長です(笑)。

 

この日の目標としては表彰台に乗ることと、6年前に出場したときのタイムを抜くことでした。どちらかというと後者の方が優先でした。

6年前に出た大会(今回と運営会社が異なります)のときは毎日通勤で50キロ走っていた頃で、通勤を走るだけで十分でした。

また食事も抑えていたので体重60キロのガリガリのクライマー体系でした。なのでレースに向けて練習をしなくても十分で大会記録が46分30秒ほどでした(当時年代別10位入賞)。

いつの間にか年をとって気づけば三十路手前です。一般的に年を重ねるにつれて体力が落ちてくるといわれていますが、それを覆してみたいと強く思っていました。かっこいい言い方だと過去の自分に勝つです(笑)。

幸い今年が暖冬だったので冬季に意外と走れて(この日までに6700kmほど)、最初にも書きましたが、直前の週にヤビツで自己ベストを出していたのでコンディションは十分満足していました。

 

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さて、レースですが、古谷野は集団中盤からスタートでした(出走人数おそらく100名ほど)。スタート直後からいきなり10%の坂が待ち構えていま す。なのでいきなり人数が絞られてしまうと予想していました。スタート直後は先頭集団に合流するため一気に前方に出て先頭集団に合流します。ちなみに以前の大会ではスター ト直後にダッシュして一気に先頭に出ましたが、その後脚が切れてどんどん抜かれてしまったという嫌な思い出があります(笑)。歳も重ねて落ち着きを手に入 れたのか前方集団合流後はしばらくは集団後方で様子をうかがっていました。

最初の500mですでに8名ほどに絞られていました(スタート開始から2分の平均ワット420W!。ウォームアップしていなければ先頭集団に残れていなかったでしょう)。その後ペースは落ち着いてくれました。集団内はやはり実力者だらけなので急なペースアップやアタックはありませんでしたが。2km地点あたりで、その時自分含めて先頭は5名だったと思いますが、先頭の2名がスッと抜け出しました。アタックというほど勢いがなかったので自分は後方でしばらく様子見という感じでしたが、そのうち少しずつ距離が開いてきたので不安を感じて集団から抜け出しました。先頭2名・古谷野・後方2名 という感じです。それぞれの間隔は150mぐらいでした。その状態が8km地点あたりまで続いていたと思います。それ以降、自分の前の2名は分裂したようで、また後ろも1名になっていました。すでにTOPの選手は古谷野の視界からいなくなっていましたが、2番目の選手とは200mほどの距離を保っていました。後方の選手も同じぐらいの距離感でした。なんとか前の選手に追いつきたいと思いながらも脚は限界を保ったままなので無理やりペースアップはできません。

11km地点あたりで最後のアップダウンが始まります。ここで古谷野にトラブルが。下りに入る直前で脚が攣りました(涙、レース前に2RUN飲んだのに・・・)。下りはペダリングしない(できない)で脚をストレッチして攣りを抑えます。切り返しの登りを攣る手前で踏まなければいけない(この感覚に共感できる方いらっしゃるはずです)。次第に後ろの選手との距離も縮まってきて、肉体的にも精神的にこの時が一番きつかったです・・・。

それでも、せっかく最後まで来て表彰台を逃してはならない、と強く思いながらペダルを回して何とか後ろの選手に追いつかれずにゴール地点にたどり着けました!。

 

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年代別クラス3位で、総合は10位ほどでしょうか?

タイム(公式)46分08秒、平均パワー317W、平均心拍数193bpm、平均ケイデンス75rpmでした。

さすがにレースのときは頑張ってしまいますね。データを見て自分も驚いています。先週のヤビツが29分の時間に対して、この日は46分ほぼ同じワット数を維持できています。ちなみにレース早朝時の体重が63.5㎏だったので体重の4.99倍ですね。普段の走行では絶対にこんなのできない・・・。

 

目標であった表彰台もギリギリ乗れて、6年前のタイムも30秒ほど縮められました。

レース運営に携わった方、レース前お店にわざわざ応援の喝を入れてくれたお客様方々、貴重な土曜日と日曜日にお休みをいただいたお店スタッフ、レース後の写真を撮ってくれたKubomonne様、あとマイバイクに感謝します。おかげ様で個人的に満足できる結果が残せました。

 

さて、古谷野の今年のレースはもう終了なので(はやっ)、世間的にこれからがレースシーズンですが古谷野はお先にオフシーズン突入します(笑)。

レース1か月前から始めた食事制限(普段はこういうのしないので精神的ストレスでした)もしなくて良いので普段通りガッツリ系ラーメン屋に行こうと思います(笑)。

すでにスナックとコーラを食しながらこの記事を書いています(笑)。

長文失礼しました。

 

2016/5/29 古谷野

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