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Y’sRoad 京都店
5月27日から29日までお休みをいただき
今年初のレースに出ていました!
味噌川ダム完成20周年記念 2days race in 木祖村 2016
木祖村2days
日本最大のステージレースである、「TOUR OF JAPAN」の裏で開催される、TOJに出場しない強豪セミプロのJPT登録のチームや、脚に覚えのあるE1クラスのチームがこぞって出場する2日間のステージレース。
ここで、「脚に覚えのある選手」ではなく「チーム」と書いたのは理由がありまして
「チーム」でないと出場できないんです!
・1チーム4人以上で5人登録。
・チームカーを用意すること。
・選手兼任ではなく、スタッフ専任が必ず必要。
というハードルがあり、しかもなにかしらのペナルティの場合は罰金が「スイスフラン」での支払いという「シャレ」なおまけつき。
コースはこんな感じです。1周約9km。
今回Y’s Roadからは2チーム・10人出場。
関西・中京・関西とサポートの方を含めると
総勢15人!!!
場所取りをして集まると異彩を放っておりました(笑)
レースで恒例の場所取りは
定休日に練習でお世話になっている「京都産業大学」の
マネージャーで京都店アルバイトの塚本さんの心遣いで場所は直ぐに確保できました。
あざス!
スタート前に
メカニックとして大宮店の前田さんが来てくれたので
みんなのバイクの最終調整をしてもらいました。
調整している姿...カッコいい!
洗車までしていただきました。
アリガタヤ、アリガタヤ。
1日目は、かなりハードです。
個人タイムトライアルから始まります。
追走車があり、スタート台はとても手作り感がありますが
それくらい本格的なレースなんです。
結果は
名古屋店梅林店長
「BH G6 Pro」 13分34秒85
名古屋店ホッシー弐号(私の弟)
「BMC SLR01」 12分23秒90
大阪本館利田副店長
「PINARELLO DOGMA 65.1」 12分42秒00
お客様の窪田選手
「TREK Speed Concept 7シリーズ」 12分51秒39
お客様(専属?マッサー)服部選手
「CANNONDALE SUPER Six EVO HM」 13分26秒30
レンタル助っ人T岡選手
「SCOTT ADDICT」 12分53秒14
レンタル助っ人W田選手
「LOOK 586」 12分36秒61
越谷店関根くん
「CANNONDALE SUPER Six EVO HM」 12分23秒36
お客様白井選手
「BMC TM01」 13分01秒39
私ホッシー
「LAPIERRE AIRCODE」 12分40秒45
今年はタイムトライアルでの足切り設定はなかったので、全員無事第1ステージへ。
全開で走った1〜2時間後に9周回、81kmのロードレースを行います。
疲れが・・・取れぬ!!!
スタートへ向かう前にマッサー服部さんに筋肉の調子を整えてもらい
ボトルの準備などに名古屋店の常連のお客様、白鳥さんと上原さんに手伝っていただき
「GARMIN VIVO HR J」をセットして
出走サインをして
いざ!出陣!!
今回は、我らの「CDJ カーボンドライジャパン」の早川社長も監督として参加していただき
カメラマン?に浦山本部長まで来ていただいている・・・
カッコ悪い走りは出来ない!
まずは翌日に繋げるために完走を目的に81kmを終えたい...
6kmパーレードスタートしてからリアルスタートなんですが
半周くらいにあるトンネル内で、側溝注意用のコーンがなぜか宙を舞っている・・・
はい、第1落車です。
リアルスタートのポジション取りでトンネル内で横いっぱいに選手が並んでいたので、どっかの誰かがコーンに引っかかり、後ろの選手がドンドン巻き込まれて多重落車に。
恐ろしいのがサングラスをしていて、暗いトンネル。
落車状況が見えない!
少しでも光が反射する自転車や人をギリギリで避け、落車には巻き込まれませんでした。
「いいぞ!アンディ!フランク!!」と心の中で言ってたり無かったり。
トンネルを抜けてレースは仕切り直しに。
安堵してはいられない。
自分以外の被害状況の確認。
チームメイトを呼び寄せる。
なんと、エースであるホッシー弐号が落車に巻き込まれていた。
ジョーブレーカーを紛失し、軽い怪我もしていた。
まだ走れる。
ホッシーのオーダー変更。
エースを完走させる。
その後リアルスタートとなり、集団の中切れでいなくならないよう常にエースを確認しながら安全に周回を終えていく。
ポロポロと選手が減っていく。
途中、体調不良の関根くん・白井選手・マッサーの服部選手がタイムアウトになってしまう。
このレースにはチームは違いますが知っている人が多数出場しています。
京都店アルバイトの須堯くん。
京都産業大学の4年生で元キャプテン。
個人タイムトライアルは驚異の12分切り
11分57秒02(12位/155名出走)
凄い...
そんな須堯くんの隣に行き
冗談半分で「助けて!」とお願いしたら
『下りで離れないように後ろに付いてください。登りで頑張ったらダメです。』と言ってくれました。
とても大きな味方が付きました。
彼の走りを見てコースの攻略方法が見えました。
残り2周ほどで、彼の目標はこちらとは違うので途中でさよなら〜。
良い勉強になったゾイ!
残り2周なので完走出来ると安堵したせいなのか
ラストラップの高速コーナーで落車が発生。
体力が尽きて利田選手とホッシー弐号を半ば見送って、前方の選手から離れていたので、減速距離が足りて突っ込まずに済みました。
が
利田選手の「DOGMA」が倒れているのと、
知っているSLR01が宙を舞ってガードレールの向こう側に飛んでいってる!?
マジかよ...俺のSLR...
もっとマズい状況が。
エースのホッシー弐号がSLR01と一緒に、ガードレール向こうに転落防止ネットで引っかかっているではないか!
自分のバイクを捨てて、助けるために直ぐに引き上げる。
自分はエースの怪我の確認。
ひどい怪我はしてない。
利田選手がエースバイクの動作確認。
まだ動く!
エース本人は2度の落車で戦意喪失気味。
まだ、諦めるわけにいかない!
Y’s Road3人と
NEILPRYDE-NANSHIN SUBARU CYCLING TEAMの水野選手
の4人でローテーションしながら全力でゴールを目指す。
途中エースから
「バイクの前方からパキパキ音がする」と言われる。
ガードレールに激突してバイクが無傷なわけがない。
ゴールするまではもってくれ。
残り1kmホッシー力尽きる。
3人を見送り、太ももの筋肉が攣りながら、先頭より5分44秒遅れでゴール。
なんとかゴール出来た...
「散々な日だったな」と思うのと、酷い怪我にならなくて良かった。
さて、SLRのパキパキ音の原因は・・・
トップチューブにクラックが!!
相当な衝撃だったのでしょう。
ヘルメットも割れてました。
悲しい雰囲気でしたが
朗報が!
レンタル助っ人のT岡選手が4位でゴール!
総合で6位に!
凄い!凄すぎる!!
翌日の結果次第で表彰台も狙える!!
チーム全員が期待しました!
レンタル助っ人W田選手も、あの須堯くんよりも上の順位で完走!
キャプテン梅林店長は、翌日の残念レースで云々と言っていましたが、去年の雪辱を晴らすように完走!
窪田選手も見事完走!!
去年は2日目126kmの第2ステージをホッシー1人で戦いましたが
7人で戦える!
希望はまだある!
1日目のホッシーは
タイムトライアル60位
1ステージ57位
出走155名/完走110名
太ももが攣ったので体力的な面で翌日の走りに不安が残りますが、126km完走出来るのか?
2日目の走りはどうなったのか?
続く・・・
2016/06/05 星野将宏
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