※今回は、後半に痛い話が出てきますので鮮血などが苦手な方は
そっ閉じしてください。
二回にして、妙に好評なこのシリーズ。
練習してますか?~定番朝練の巻~
今回の平日練は、梅雨時期の晴れ間を塗って、
いかに集中して追い込むかというお話しです。
そもそもこの日は、朝から他のチームとの合同練の予定でしたが
朝から土砂降り・・・。
断念していたところ、10時近くんなって急激に晴れてきたので
スタッフの水野とRYOのみで集合して、いざ走りだす。
といっても、うかつに山に向かうと斜面から水が流れ出ていて
滑って落車ということもあり得るので
今年に入っての定番コースの周回へ向かうことに。
そこまでの30kmをアップと捉えて、前日の電車移動と会議によって
固まってしまった体をほぐしながら、少しずつ負荷を上げていき・・・・
最後に長めの平地で水野を先行させておいて、追いかけるイメージで
MAXまで追い込む・・・
のだが、ここで最大心拍に対して96%という数字を目にして
ここしばらく、木祖村以降にあまり高い負荷に体が慣れていないことを実感。
7月初めの、実業団・西日本ロードに向けてどこまで追い込めるか?
がこの日のテーマ。
ちょうど一時間でしっかりアップを追え、
周回の始まるまでの15分で、レスト。
今回の周回は、一周18kmのなかに
急勾配とゆるい坂道、平坦と踏まされる下り
が交互に連続する、「ロードレース開催に推奨」といえる
コース。
含まれていない要素としては、ヒルクライム的な長い登りと
ヘアピンの連続するテクニカルな下り。
集合のスタートが遅かったため、あまり時間もとれず
二周と規定。
約一時間を集中して走る。
ポイントは、仮想レースとして水野が相手なので
登りでどこまでついていけるのか?
また、登りに入る前に平坦でどれくらい水野の脚を削れるのか?
というところ。
一周目
ホッシー弐号のもつ、コースレコードに対して
2分遅い結果。
心拍は上がりすぎているのが気になるが、
足は回っているのであと20wを上乗せしたい。
二周目
急勾配でリズム良くダンシングでいく水野に対して、
射程圏内で視野に入れながら、平地で追い付き
続いて引き離そうと加速し、
また登りで受け身になる、の繰り返し。
結局、ふたりとも相手を引き離すことはできずに
最後のゴールスプリント・・・
は、さすがに勝ちました。
しかし、この周回の間に最大心拍に対しての97%
というあまり見てはいけない数字をみてしまい・・・
やっぱり、高い負荷での連続した練習が足りないのを実感。
しかし、それでも水野の良い「アテ馬」っぷりで
36kmの中で集中した内容になりました。
しかし、ここで思わぬ落とし穴が・・・
100kmのトータルのうち、あとちょっとで解散というポイント。
抜け道となっている、田んぼのあぜ道のよう細い路地で
水野の後ろで抜けていくと・・・・
突然、前輪がズルっと横に滑ってハンドルから地面に。
何が起きたかもわからず、地面に横たわる自分。
「ぃいってぇぇえええ~~~!!」
と、のたうち回りながらもなんとか水野に助け起こして貰うと・・・
右のヒジがザックリえぐれていて、血がボタボタと・・・
ヒジではなく、胴体が怪我したのかと思うほどの
出血量。
油断したわけではないのですが、路面の状況はあまり見てませんでしたねぇ。
雨上がりのために田んぼから出ていた、生乾きの泥にタイヤが滑った模様。
幸いにして、マシンも無事で頭も打っておらず、骨折もなし。
けっこう深いキズで、田んぼの砂が入ってしまっているので
病院で治療する際に、ブラシでゴシゴシする時が一番いたかったですが。
まさに、注意1秒怪我10日。
しかし、馴染みのお医者さんにも
「これぐらいならレース出るんでしょ?」と言われてますし
7月初めの西日本ロードは、ちゃんと出場します!!
無理をしない範囲で、ベターな走りをしたいと思います。
余談
水野とは家も割と近いのですが、今回は家まで一緒に来てくれました。
「もうここでいいよ」と言うのですが、結局最後まで。
最後の角を曲がって、あとは惰性で・・・というところで
振り返ったらちゃんと家に着くか、見送ってました。
アイツ、良いヤツですね。
本人に直接言うと、調子に乗るので
いつか機会があったら言ってやろうと思います。