横浜店松野です。
自分だけの一台が手に入る「バラ完」にて
お客さまのバイクを組み立て致しましたのでご紹介です!!
LOOK 785 HUEZ RS
LOOKの誇るヒルクライムバイクの785 HUEZ RS。
あの有名なラルプ・デュエズの名が冠されたモデルですが
このDISCブレーキモデルは下りでの安定感もあり
オールラウンドに使える万能バイクです!
カラー
カラー名は「カメレオン マット グロッシー」です。
マット(艶消し)グロッシー(艶あり)ってどっちなんだ?と思っていたのですが
なんとマットとグロッシーのグラデーションになっています!
トップチューブのグラデーション部分がとても綺麗ですね!!
キラキラしていてまるで宇宙のようにになってます。
フレーム前半はカメレオンカラーです。
流行の見える角度で色が変わる、いわゆるマジョーラ的なカラーです。
カタログの写真では薄い茶色、というかピンクゴールドの様に見えるのですが
実際はグリーン~パープル系の色に変化します!
スマホのカメラではほとんどグリーンですが
肉眼ではパープルっぽさもしっかり主張します。
カタログとは色の印象が結構異なっていましたが
かなり深みがあっていい色ですね!!
フレーム後半はマットブラックです。
全部カメレオン一色より、落ち着いていて派手過ぎないので
飽きにくいデザインなので良いですね!!
コンポーネント
コンポーネントはNEW ULTEGRA R8170
金額こそ旧型のR8070より上がりましたが
その分以上に性能は大幅アップ!!
変速のスピードが大幅にアップしたので
スパスパと軽快に決まるので組み立てしていて気持ちいいです。
ブレーキもローターとパッドのクリアランスが増えました。
ダンシング等で負荷がかかっても擦れにくいですし
ブレーキのタッチも◎です。
無線変速なのでハンドル周りは超スッキリ!
LOOKはワイヤーの重量すらも抑えるために
ヘッドチューブにシフトワイヤーの受けがあります。
確かにワイヤーを短く出来るのですが、デメリットもあり
ワイヤーが痛みやすかったり、ハンドルの動きに影響を及ぼすことも。
でも無線なので全く関係ありません!!
ホイール
ホイールはフレームと同じフランスつながりで
MAVIC COSMIC SL 32 DISCです。
セカンドモデルながらカーボンリム採用のコスパモデルで
剛性、空力、重量ともにいい意味で尖りすぎないモデルです。
チューブレスレディーのおかげで低圧運用できますので
ロングライドでも重宝しますね!
タイヤはPIRELLI P ZERO RACE TLRの26cです。
薄くてしなやかな乗り味のPIRELLIですが
TLRのおかげでさらに乗り心地とタイパンク性をプラス!!
最上位の「SL」よりも頑丈な耐パンクレイヤーを備えているので
気兼ねなく使えそうですね!
スピードリリース
LOOKのフレームはMAVIC規格である
「スピードリリース」という規格のスルーアクスルで
シャフトを完全に抜かず、ネジを緩めるだけでホイールが脱着できます。
本来は1分1秒を争うレースシーンにおいて
素早くホイールを交換するための仕組みなのですが
シャフトに金属のクリップが付いているので
ホイールからシャフトが簡単に抜けないようになっています。
(肝心の写真を忘れてました。)
輪行や車でバイクを持ち運ぶときにたまにある
「うわ!スルーのシャフトどっかに置いてきた!」みたいな
悲しいアクシデントが起きません!
ハンドル周り
ハンドルは日本人による日本人向けのブランド
One By ESU ジェイカーボン グランモンロー SL。
ただの丸断面の部分が殆ど無いこちらのハンドル。
各所がとにかく握りやすく設計されていますので
試しにお客様に握っていただいた所これに即決!
写真ではバーテープを巻いてるので分かりにくいのですが
握れば良さがすぐわかるハンドルです。
ステムは合わせてOne By ESU ブレンドステムです。
細身でとてもスッキリしたアルミステムです!
LOOKのフレームにはステム上に載せるための
5mmのテーパー形状のアルミスペーサーが付属します。
細身なステムでは段差が出来てしまうので工具箱を漁ったところ
丁度いいスペーサーがあったので交換済みです。
付属のねじが少しだけ長めなのが気になりました。
ネジ山は3山以上余らせることで
力のかかり方的に緩みにくくなる、という説もあります。
ただこの位置だと何かの拍子に膝をぶつけると
ネジで怪我をするので丸めておきました。
サドル/ポスト
785は軽さ重視なので通常の丸ポストです。
別売なのですが今回は785と同時に開発された
LOOK LS1カーボンシートポストを選択。
サドルはお客様のお気に入りである
Fizik VENTO ARGO R1です。
前傾が取りやすいショートノーズ系サドルで
軽量なカーボンレールモデルです。
重量
最後にやっぱり気になるのは重量ですよね。
上の写真の状態で実測したところ7.59kgでした!
重たくなりがちなワイヤーフル内装ではなく
軽さにこだわったフレームなので軽く仕上がりました!
昨今のコロナウイルスの影響で
いまだに納期は不安定なままです。
今回のフレーム、実は8月下旬に入荷する予定ですが
大幅に納期が早まりました!
完成車が遅れている理由の一つとして
シマノのパーツの供給が滞っていることもあります。
店頭にはDURA-ACEのコンポキットもありますので
もしかしたらバラ完なら早く手に入るかも…!?
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