コ○ナ禍の最中に体調を崩し「血液のがん」と診断されてから数年が経過。罹患後は徐々に体力が衰え、ロードバイクに乗る機会も少なくなり現在に至る。
BBBASE〈ビービーベース〉
JR東日本千葉支社が運行し、自転車をそのまま列車に持ち込めるサイクルトレイン。 両国駅を起点に内房、外房など様々なルートが存在し、東京から千葉房総半島を気軽に巡る事ができる。
この日の運行は両国〜安房鴨川の外房ルート。決められた途中駅で乗降車も可能なため、今日は自宅の最寄りである本千葉駅から乗車し、途中の勝浦駅で降車後、房総半島の山々に向かう事にした。
ヒルクライム三昧
今回は電動バイクなので体力の心配はゼロ。バッテリーの消耗と帰りの電車時刻を考慮しつつ、なるべく標高差を稼ぐ作戦でルートを作成。
9時40分着勝浦駅で降車。階段を上り改札前のコインロッカーに荷物を預けてから出発。
曇り予報の天気であったが、時より雲間から日差しがあり、少し暑いくらいの陽気。
山間部を20キロほど走り、房総半島を代表する名所粟又の滝(あわまた)に到着。
遊歩道を利用すれば滝壷の近くまで降りる事が出来る。
綺麗に整備された道路で一見走り易そうだが斜度9%。人馬の往来を考慮していないので、人力の自転車には地味にキツイ 。
亀山湖を経由し三石山(みついしやま)入口へ。 距離3キロ標高差200mのヒルクラポイント。
房総スカイラインを経て鹿野山の麓に到着。3.7キロ先の九十九谷公園まで300mを一気に登る。
秋元口からのヒルクライムでお馴染みの直登激坂区間。車やバイクの通りも結構多いので、蛇行走行は危険。また一度止まると再発進が難しいほどであるが電動バイクならば心配無用。
展望公園からは、房総丘陵が幾重にも重なる山並みを眺めることが出来る。千葉県の平均標高は全国で一番低く、最高峰の愛宕山でもわずか408mなのだが、半島内陸部は常にアップダウンの連続で油断は禁物である。
遠くの山々の中には、先程登った三石山も辛うじて確認できる。
時刻は13時過ぎ、電車の発車まであと4時間。今から勝浦に向け急いで帰路に着く。帰りのルートはバッテリーの残量とペースを考慮しながらも、出来るだけ登坂区間を選択。
鹿野山〜久留里(くるり)〜養老渓谷〜勝浦
16時過ぎに勝浦到着。17時半のBBBASE号まで少し時間がある為、市街地の先にある八幡岬公園で時間調整。
ここまでの行程でバッテリーの残量は30%以上もあり、まだまだ走り足りない感がある。
今日は通過してしまったが、6月下旬に見頃となる紫陽花の名所、麻綿原高原(まめんばら)や大福山にも良いヒルクライムポイントがあるので、次回は挑戦したいものである。
走行距離113.39KM
走行時間4:53:40
獲得標高1951M
以上、最後までお読み頂き有難うございます。
商品紹介
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