しびれを回避するなら…コレでしょっ!!
「SQlab-エスキューラブ-」
ステップサドル形状
SQlabの基本形状はステップサドルと呼ばれる
デザインで統一されています。
会陰部や恥骨部分等の神経圧迫からくるしびれを回避するために
サドル先端部分が平たくなって腰掛ける部分より低くなっているのです。
いきなり骨格標本登場!!
座骨部分で座るのがこの商品の真骨頂だそうです。
この座り方ができると座骨部分で強い圧力が発生しますが、
神経や血管が集中する会陰部や恥骨部分での圧力がかかってこないそうですね。
そうでない形状のサドルだと他の部分に圧力がかかり
結果、血流量の減少に伴い組織への酸素供給が不足したり
神経経路の損傷につながったりするそうです。
ちょっとわかりずらいですが
黄色い線が神経です。
上の図だとサドルの端にちょうど黄色い線が重なっていますね。
この状態でペダリングを続けていくと色々と弊害が
出てくるということです。
「開発のきっかけはケガ!!」
もともとライダーだった人物がライディング中に
不運にも大きな事故にあってしまい負傷してしまします。
回復後もライド中にしびれを感じるようになってしまったそうです。
そこでとある博士に出会うところからこの製品の開発に
つながったそうです。
シューズに入れるインソールでもやはり開発者自身が
練習や試合の時に負傷して開発のきっかけをつかみますが
このSQlabもそんな経緯を持ち合わせています。
サドルに着目するのが他にないアイデアですね。
では、どうやって自分に合うサドルを見つけ出すのか…
「座骨の幅を計測」
測り方は色々とありますが
こちらはこのトゲトゲに座ります!!
え~、専用の用紙をひきまして…
ブスリっとおしりに食い込ませますのです、はい。
見事に跡がつきましたね~。
一番圧のかかっているところに印をつけてから
座骨間を計測してきます。
自分ですと11.7センチくらいですね。
座骨間の幅が分かったところでお次は、
どういう乗り方をするかです。
深い前傾をして乗るのか、アップライズなポジションで乗るのか。
ということは、車種を選ばないわけですね。
長時間乗る自転車がロードレーサーであれシティサイクルであれ
この座骨間を基準にプラス何センチかで決めます。
自分の場合は座骨間が約12センチ。
ロードレーサーに乗るとして基本はブラケットを握る感じでいくと…
プラス2センチ。
14センチでOKということになりますね。
ちょっと小ネタを。
このSQlab コミューター系のアイテムも展開していますが
残念ながら日本においては未展開となっております。
本国のホームページをチェックいたしますと
他にも色々とありますが展開されているアイテムに
限りがあるのでご注意を。
「実際に乗ってみました!!」
このSQlab、決して柔らかいわけではありません。
座面がフラットだったりクッションが柔らかく厚いサドルの場合
サドルに対して骨盤が大きく沈み込み広い範囲で圧が生じます。
会陰部、恥骨部分の重要な血管、神経を圧迫するのみならず
深部の健や筋肉、敏感な軟部組織が刺激を受け
鈍く深い痛みに繋がってしまうそうですよ。
なのでパッド付のインナーパンツや
レーサーパンツと組み合わせるのがポイントです!!
用意されていた試乗車は
SANTA CRUZ
STIGMATA
前後にポジションを変えてみますが
座骨が丁度良いところに乗っかると、不思議とペダリングもスムーズに
会陰部の圧迫がなくなり快適に乗れます。
この状態ですね。
前乗り気味に座ると途端に会陰部に違和感を覚えます。
こんな状態ですね。
何やら専用のビブタイツも販売しているらしいので
気になる方はそっちもチェック!!
ちなみに…
府中多摩川店で只今お試しできますよ~!!
ちょっと自分も勉強中なので
たどたどしい感じになってしまいそうですが…
とにかく気になるサドル
SQlab
12月初旬まで府中多摩川店で
体験できます。