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スポレク・山ハーフ参加!4人で先頭交代、初の完走&表彰なるか!?

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松山店エミフルMASAKI】関 和貴 23年11月10日

みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

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今回は11/5に行われた、

愛媛スポーツ・レクリエーション祭2023(通称 山ハーフ)

の様子をご紹介します。

 

 

 

山ハーフとは

愛媛県サイクリング協会主催のサイクリングイベント。

タイム計測と表彰がありますが、「サイクリング」です。

 

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コースは砥部-伊予-内子-広田-砥部を巡る約80km。

序盤は下り~平坦、旧犬寄峠を上り、内子までは下り基調。その後広田に向かって平坦~上り基調になるコースレイアウトです。

コースマップのデータは公開されていないのでサイコンでナビを設定するには自分でルートを作る必要があります。

 

2022大会参加の様子

 

 

スタッフバイク紹介

今回は松山店から関、神山、青木の3人が参加しました。

 

 

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関のTREK MADONE7

ホイールはアイオロス、フロント35mm、リア50mmの平坦仕様。

 

 

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このイベントはライト、ベルが必須です。

フロントライトは少しでも軽量で空力を損なわないように取り付け。

ベルはクリップタイプでワイヤーなどに固定できるものを使っています。

 

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ボトルは2本。

2~3時間全力で運動するので、少なくとも2本は必要そうです。

キャメルバッグのボトルは飲み口がしっかりしていて、ドリンクがこぼれないのでお気に入り。

 

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中身は水分とカロリーが素早く吸収できるCCDとカフェインやBCAAなどが豊富に摂取できるメダリストで使い分け。

 

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サドルバッグの中身は最小限に、携帯工具、クイックショット、車のカギくらいです。

 

 

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去年はパンクでリタイヤという屈辱的な結果だったので今年はちゃんとチューブラータイヤも持っていきます。

 

 

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トップチューブバッグはエアロ効果が高いTOPEAK FASTFUEL TRIBOX

中には補給食がたっぷり入っています。

 

 

 

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神山のLOOK 795 AERO LIGHT

空力がよく、まさに今回のイベントのための車体。

 

 

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ボトルは軽量なフライボトル2本

 

 

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ライトとベルもしっかり装備

ベルはレックマウントに取り付けています。

 

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青木のTREK EMONDA SL

 

 

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ワイヤーフル内装でレックマウントもつかないのでベルの取付が難しい車体ですが、ライトに巻き付けています。

 

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ボトルは1本。足りる?

ツールケースの中のカギはホントに必要??

補給のジェルも2~3個しかないようなので心肺です、、、

 

 

レース前

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砥部の高校が会場になっています。

まずは受付と車検。

 

 

 

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ライド前から補給食をいくつかとっておきます。

 

 

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オススメはアミノサウルス

最近店頭在庫を始めたオススメの補給食。

 

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とにかく成分が濃い!

01をレース前か前半に

02をレース中盤か後半にとるのがオススメ。

 

 

さらに出たばかりの新商品!

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アミノサウルス エリート

運動能力を引き上げる成分がさらに高配合されています。

気合を入れたいレースやロングライドに超おススメです!

 

 

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それぞれ成分が異なり、03→04の順で飲むのが個人的オススメ。

結構濃いので、本番前に体に合うか試しておきましょう。

 

 

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10分くらい軽くアップして開会式へ。

 

 

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開会式が終わるとのんびりした空気が引き締まってきました。

 

 

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ヒルクライム以降も夜練を続けてきた3人。

山ハーフにむけて体力よりも先頭交代などのテクニック練習をメインにしてきました。

 

が、調子は3人とも不調気味!?

関は筋トレによる腰痛とその後の運動不足。

青木はあろうことか風邪!

神山くんは、いい感じに疲労が抜けているはずですが、彼は逆境ほど燃えるタイプなのでどう出るか、、、

 

そんな3人のロードレース(レースじゃないよ)が今始まります!

 

 

 

スタート

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スタート直前、乳酸がたまりにくくなるお手製の錠剤(合法)を摂取。

 

スタートは5人づつ1分間隔。

我々の集団は棄権により4人です。

 

スタートして国道33を北上。県道23に乗ります。

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序盤は下り基調ですが信号が多いので急加速をしないように注意します。

 

23号合流前に前方の集団をとらえて合流します。

 

前方集団の速い人3人と我々3人の6人で伊予を進みます。

最初は先行する3人で先頭交代していてそこに便乗する形でしたが、自分が仲間にむけた声掛けをきっかけに「一緒に回しましょう!」といわれて、一緒になって先頭交代することに。

戦略的には便乗の方が楽ですが、そういうわけにもいかなくなってしまいました、、

 

先頭交代しながらどんどん進んでいき、遅い集団を抜かしていきます。

 

犬寄峠に入るころには集団も絞られて我々3人と1人の4人集団になっていました。

普段は疲れを全く見せない青木くんですが、緊張か、風邪のせいか、序盤の平坦区間でもかなりしんどそうなのがわかります。

犬寄でペースを上げると間違いなく青木が遅れてしまうので、もう一人の同行者(以降ゼッケン35番と呼びます)に先に行ってもらうように言いますが、彼もだいぶ呼吸が上がっていたので一緒にペースを落とすことにしたようです。

 

そして難関の平岡(旧犬寄峠)を上りながらメンバーの体力を確認。

ジェルをいくつか補給しておきます。

青木は明らかにオーバーペースなので、ペースを落とすように伝えているにもかかわらず、「ゆっくりの方がつらいです、僕マグロと同じで止まると死ぬので」みたいなわけのわからないことを言いながらガンガン上っていきます。

こっちもつらいんだけどなぁ、、

 

この時話をしてみると、35番さんはなんと17歳とのこと!

てっきり20代かと。

我々は20代の部で入賞を目指していますが、彼が17歳ならクラスが違うのでライバルにはなりません。

よってこの後も協調して進むことになりました!

 

元々上りを苦手?としていた神山くんですが、我々のヒルクライム練習に付き合っていた内に上りの才能が開花!

さらにチェーンリングをインナー39T→36Tに交換したことで、平岡くらいならスイスイ上れるようになっていました。

 

平岡の上りはペースを抑えつつクリア。給水所もスルーして下り区間へ。

 

 

国道56の合流手前にチェックポイントがありいったん停車、ゼッケンに通過のチェックをしてもらいます。

30番台という早めの出走もあって、この時点でチェックポイントを先頭で通過!

 

56号合流から内子までは下り基調。

引き続きジェルを補給しながら巡航速度を保ちつつ、足を回復させます。

青木はかなりしんどそうなので先頭交代には参加させず、3人で回していきます。

 

前回は内子に向かう途中でパンクしたので、注意して進みます。

集団内で声を掛け合って補給やペースの確認、励ましあいます。

 

内子を越えたあたりから腰が痛くなり始めますが、4人集団なら休める区間も長いので、その間にダンシングで腰を伸ばします。

 

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後方集団には速い選手も多いでしょうから後半は油断できませんが、今のところ追いつかれていないので先行逃げ切りも見えてきました。

しかしまだまだ中盤、油断せずに行きましょう。

 

内子からは青木も先頭交代に復帰し、1分交代で淡々と回します。

全体を通してFTPの80~100%くらいで走ります。

 

60km地点でコースに沿って左折したあたりから神山くんがツラそうに、、

全員疲労がたまっているようです。

ここから自分がメインになって引いていきますが、前半頑張って引いてくれた神山くんたちにはちょっとペースが速かったようです。

若干ペースを落として疲労をコントロールしますが、追いつかれないためにもそこそこのスピードは維持しないといけません。

平坦ならまだしも、後半はジャブのように短い上りが続くので、集団走行の効果も薄く、疲れた足に追い打ちをかけます。

みんな、耐えてくれ!

 

もう少しで道の駅ひろたというところでペース管理のために神山くんを呼ぶも返事がない、、

振り返るとすでに数十m離れている!

 

本来であればペースを抑えて回収したいところですが、残り10km前後で終盤戦。

アシスト魂の神山くんならきっとこのまま加速することを望むでしょう。

ありがとう神山くん、君の犠牲は忘れない!

 

終盤は上り基調で短いアップダウンが続きます。

自分がペースを作りつつ、声をかけながら一丸となってゴールを目指します。

先頭逃げ切りが見えてきました!

 

道の駅ひろたを越えたら残りあと約5km!!

 

ここまで来たらあとは根性!

踏める限りで踏むと同時に、ラストスパートにむけて腰を伸ばします。

油断すると足裏をつりそうになるので、水分やジェルも急いで摂取します。

 

ゴールまであと数kmのところで青木が遅れ始めます、、

青木ー!!

ガンバレ!!!

何度も叫んで一瞬ペースを落とすも差は広がる一方。35番も付いてくるのがやっとの様子。

 

これはもう単独で進むしかない!

 

ゴールまであと1~2km、35番も少し遅れている!

ラストスパートは残りの力を振り絞ってじんわり加速。スプリントする体力は残っていません、、

 

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ゴール!!

 無事に1着で走り切りました!

タイム差スタートなので、最終的な順位はまだわかりませんが、1着はめったに体験できないので達成感。

続いて35番さん、青木もゴール。

青木の表情がきつさを物語っています。

 

 

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 普段からオーバーなリアクションで画面を盛り上げてくれる青木くんですが、今回はガチなようです。

 

 

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神山くんもちょっと遅れて無事ゴール!

お疲れさまでした。

 

 

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 序盤から最後までともに走った4人

素晴らしいチームワークでした!ありがとう!!

 

 

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サンデーライドや石鎚ヒルクライムwo

一緒に走ったお客様もゴール!

全力を出し切ったようで、ゴール後自転車を降りるときに足つり予告!?

 

 

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予告通りつってしまった様子!

我々より後方のスタートでしたがかなり追い上げてのゴールでした。

お疲れ様です!!

 

 

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しばらく休んだ後、スタート会場に戻ります。

すでに完走証の準備ができていました!

 

 

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2:25:41でした。

タイム的にはまずまずですね、、

去年や試走時のようにパンクや足つりなどトラブルなく走り切れたのが何よりです。

 

 

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表彰式まではしばらく時間があります。

体調が万全でない中、よっぽど疲れたのか青木はしばらく一人でぐったりしていました、、、

 

 

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みんな満身創痍です。

 

 

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ようやく閉会式が始まります。

嬉しいことにクラス別で入賞しました!!

 

 

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1位ですよ!!

表彰台に立つのは久々なので、とてもうれしいです!

 

 

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2位は青木、3位はお客様で表彰台独占です!

 

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神山くんは惜しくも入賞こそ逃しましたが、練習での技術指導や本番のアシストで大きな役割を果たしてくれました。お疲れ様!

次の目標はクリテリウムとシクロクロスですね。

 

 

 

 

今回の勝因と改善点

 

ライドの結果を振り返ってみましょう。

 

信号待ちなどで止まっていた時間は約5分

 

平均心拍168 最大心拍188

平均ケイデンス92

どれも程よいですね。

 

平均パワー195

データ上自分が2時間出せるパワーが188Wなので今回ベストの状態が出せたようです。

 

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パワーの推移を見てみましょう。

信号の多い序盤は大きく上下してしまっていますが許容範囲内でしょう。

犬寄以降、規則正しく先頭交代できていたので、グラフも規則的な波形になっています。

 

後半は先頭交代の回数が減ったり、足をいたわりながら走ったので、パワーの上振れは少ないですが、平均は維持できています。

全体を通して一定の負荷を維持できているので、ペースとしては(個人で見れば)大成功に思えます。

 

 

今回は石鎚ヒルクライム後の短い練習期間で最善の結果を出すことができました。

エントリー時期(=出走順)、補給ポイント、ペース管理などが事前の計画通りに進んだことに加え、この時期にしては風が弱くて気温が高い天候にも恵まれました。

さらに、走力が近い人と協調できたのも大きいですね。平坦区間では人数が多いほどラクに高速巡行ができます。

トレーニングでは、筋力、体力はヒルクライムの練習で底上げできているので、先頭交代の練習に重きを置き、交代のタイミングやペースを体で覚えたので本番でも無理ないペースで交代と巡行ができました。

 

ライド中は積極的に声を掛け合って体力や補給の確認もしました。

終盤では結果的に神山と青木を置いていく形になってしまったので、ペース管理や役割分担など改善の余地がありそうです。

(青木くんは体調管理とバイクメンテと装備、補給、すべてを軽視しているので要お仕置きです)

 

 

そしてこの記事で一番伝えたいのは、補給とペース管理の重要性です。

本来であれば平坦は青木や神山の方が速いはずです。

現に試走では青木が絶好調!単独で2時間半ペースを出していました。逆に自分は神山くんとの試走でオーバーペースと補給不足で足がつって完走すら怪しい状態でした。

その経験のおかげで補給に充分気を付けることができました。

 

 

1時間以上の運動には補給が必須!

運動中、エネルギー、ビタミン、ミネラルが不足すると、力が出なくなり、ハンガーノックや足つりの原因になります。

 

ロングライドであれば、エネルギーバーやバナナ、おにぎりなどの固形物からカロリーを摂取しますが、今回のようなレース(レースじゃないよ)ではゆっくり食べている時間もないし、高強度で運動中の体は消化吸収ができません。

なので高負荷のライドではジェルやドリンクからエネルギーやビタミンミネラルなどを摂取するのがオススメです。

 

ジェルだけであれば1時間に2~3個の摂取がオススメ。

目標タイムが2時間半なら6個はあった方がよいでしょう。

 

ドリンクは気温や個人差によりますが、こまめにたくさん飲みましょう。

今回のイベントなら少なくとも1Lはいるでしょう。

普段からライドの前後に体重を測って、体重が減ることがないように水分補給するように心がけましょう。

 

そう考えると青木の補給(ボトル1本+ジェル2~3個)は不十分です(怒)

 

前半無理せずペースを保ち、計画的な補給をしてこそ最高の結果が引き出せます。

逆に、せっかく体力があっても補給やペースを考えなければ、良い結果は出ません。

 

 

補給についてコチラで詳しく紹介しています。

 

 

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松山店では去年より補給食を強化しています。

ライドの目的や時間によって補給食を選んでみてくださいね。

選び方に迷ったらスタッフに何でもお尋ねください!

 

 

走り方やペース配分、補給について細かく知りたい方は是非毎週日曜開催のサンデーライドにご参加ください!!

 

初のイベントに挑戦してみたい方、ご相談ください!

機材選びから、練習、準備など可能な限りサポートさせていただきます!!

 


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