横浜店花井です。
前回いつ書いたか思い出せないくらい久しぶりのライドブログになります。
先日妻の帰省に合わせてちょこっとサイクリングしたいなと思い立ち車にBROMPTONを乗せて栃木へと向かいました。その日の天候次第でどこに行くか決めようと思っていましたが、晴れていた場合は「ここに行こう!」と決めていました。それが...
日光いろは坂。
下り専用の第一いろは坂と上り専用の第二いろは坂、合わせて計48ものカーブ(つづら折り)がある有名なドライブコースです。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と様々な景観が楽しめることから観光地としても人気な日光いろは坂。道は二車線かつ一歩通行となっております。その為自転車で行っても走りやすいことから自転車で訪れる方も多いです。逆に、疲れたから引き返す等の行為は出来ないので注意が必要です。
当日、天候は晴れ。これは行くしかない!と思い早速BROMPTONでいろは坂の入り口へと向かいますゴールはいろは坂終点の中禅寺湖を目指します。
前述の通りいろは坂は上り専用と下り専用で道路が分かれており、一方通行となっています。ちなみに登りは二車線で下りは一車線です。分かりにくいですが写真のところから上りと下りで分かれていて、いろは坂の上りがスタートします。ここからはひたすら登っていきます。
新緑のピークは過ぎてしまいましたが、道路の両サイドから多くの木々と葉が迎え入れてくれました。横浜とは比べ物にならない程綺麗で澄んでおり、誇張なしで空気がうまい...
途中で鹿に出会いつつ(写真のどこかにいます)、小さな展望台と石碑を見つけ一旦ルートから外れます。
後から気付きましたが、上の写真のようなTHE・いろは坂!みたいな写真スポットはこれくらいしかありませんでした。ちなみにこちらの展望台の名称は黒髪平展望台で明智平を含めいろは坂道中の展望台は二つしかなく、かつ下を眺望出来るのは黒髪平展望台のみです。
高台からの眺望は既に圧巻ですがまだまだ登ります。黒髪平展望台を過ぎたあたりからカーブが落ち着いてきて直線に近い道も増えてきてゴールが近づくのを感じます。(が、中禅寺湖はまだ先です。)
途中でティーブレイクしてそうな場所を走りつつそのまま淡々とペダルと回すと何やら開けた場所に出ました。明智平です。
そこそこ広い駐車場で登ってきたドライバーが一息つけるような場所になっています。ここから聳え立つ男体山を一望出来ます。でかい。
本来は中禅寺湖、男体山、中禅寺湖を一望出来る明智平から展望台を繋ぐロープウェイが出ているのですが残念ながら運休日で動いていませんでした。色々写真を撮ったのでこのまま明智平で小休止。
なんと17アイスが売ってました。標高が高いとはいえずっと走り続けて汗ダラダラでしたのでふと気が付いたら抹茶味を買っていました。最高に美味しかったです。アイスを食べて一息ついたら再出発します。
明智平から今回のゴールに設定していた中禅寺湖まではこれまでと打って変わって直線がメインになります。途中でかなり長いトンネルがありました。体感750mくらいでしょうか?平坦区間なので速度はそれなり出るのもありライトは必須です。そのまま速度を維持しながらシャーっと走ると目的地が見えてきました。
中禅寺湖です。この日は晴れていて湖も綺麗で風も心地よく最高のロケーション、多くの方が写真を撮ったりご飯を食べたりボート乗ったりしてました。私もベンチに腰掛け持参した補給食を食べることに。(何故かご当地の物を食べませんでした...) 美味い。
本来は中禅寺湖すぐ近くの華厳の滝を見て一息ついたら下りいろは坂で帰ろうと思っていたのですが...
補給食を食べ、一休みし、体力が回復したことで「せっかくだし、もう少し走るか~」という気持ちになり、中禅寺湖から更に登った戦場ヶ原を目指すことに。
中禅寺湖周りはいろは坂と打って変わって長い緩やかなアップダウンの連続です。ちなみにここからは片側一車線の一般的な道路になります。最初は楽チンでしたが、いろは坂で削られた分緩やかでも坂がしんどくなってきます。また、中禅寺湖から先は路面の凸凹が多くなります。木漏れ日に紛れて路面の状態の把握がしづらくなりますので走行には注意しましょう。
アップダウンを何回か繰り返すと華厳の滝と同じく奥日光三名瀑の一つ竜頭の滝が見えてきます。この場所を過ぎると戦場ヶ原まではひたすら登りになります。
登り途中の写真はありません。というのも竜頭の滝から先はいろは坂のようなつづら折りではなく、真っすぐ基調の登りの為気分的にキツく写真を撮ったりする余裕がありませんでした...
中禅寺湖から更に走ること約7km、戦場ヶ原へ到着しました。
この場所一帯は元々湖だったこともあり約400ヘクタールという広大な湿原と迫力満点の男体山が一望でき、疲れも吹っ飛びます。戦場ヶ原の標高は約1,400m。この標高でこんなもひらけた場所があるのはなんとも不思議です。
一通り写真を撮ったら来た道を戻り、再び中禅寺湖へ。
ご当地の(?)ゆば豚まんなるものを食しいろは坂を下っていきます。下りは上りとは異なり一車線になります。下りは途中で路肩等が無かったので写真はありません。一切ペダルをまわすことなくいろは坂終点まで戻ってこれます。BROMPTONの純正ブレーキは効きがかなり良く、ダウンヒルでもしっかりと制動してくれるので下ってて不安になることはありません。
いろは坂を終えてそのまま真っすぐ走り続けると日光市街、日光東照宮のお膝元、神橋へと辿り着きました。ここでゴールです。走行距離は約50km、獲得標高は約800mでした。
BROMPTONでいろは坂は初でしたが意外となんとかなりました。自分のBROMPTONは外装4段ですがC LINEの12速でも時間はかかりそうですがなんとか登れそうです。
ちなみにサイクリストの多くは東武日光駅から向かうパターンが王道ですが、その東武日光駅からいろは坂方面に向かう場合でも駅から通りに出たら即上りになります。というか日光周辺は道という道がほとんど坂なのでアップ等が難しいので要注意です。
そんな坂も登れるBROMPTON、横浜店でも常時10台以上ご用意しております。また、C LINEとP LINEの試乗車もございますので気になる方は30分程ご試乗いただけます。
皆様のご来店お待ちしております。