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【スタッフ試乗会】K9X乗ってみました!

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宇都宮じてんしゃの杜】 23年11月13日

ご覧いただきありがとうございます。
11.3に味の素スタジアムで催された「ワイズロード スポーツバイクデモ 2023 秋 in 東京」の前日にスタッフの試乗会が行われました。その時に試乗した自転車のいくつかをピックアップしてご紹介したいと思います。今回はDAHONのK9Xをご紹介いたします。

DAHON K9X

外観

 DAHONのコンパクトフォールディングバイクと言えばK3ですが、2024年の新ラインナップとしてK9Xが登場します。K3は14インチ、3段変速で本体重量が7kg台という非常に魅力的な軽量折り畳み自転車ですが、K9Xは16インチ、9段変速、ディスクブレーキ搭載になります。

乗ってみた感想

乗ってみた感想ですが、K3に比べてより安定性が高くなっているのを感じました。タイヤが、16×1.50の少し太めのものを履いているとホイールベースが長くなっているため、小径車で起こりやすいふらつきがなく、段差などを乗り越える際も不安を感じることがなかったです。

タイヤ

スプロケット
ギアに関しては軽いギアが増えたという感じで、一番軽いので28Tがついており、より坂道などに強くなった印象です。K3でロングライドをしていた方には良い選択肢が増えたのではないでしょうか。
近所を走ったり、車に積んで、出先で軽くサイクリングをしたい方、マンションなどにお住まいで小さく折りたためて軽くて軽々持って階段などを登れるような折り畳み自転車が良いという方にはK3が最適だと思いますが、K3よりさらに走行性能の高いものが欲しい、14インチでは不安、もう少し径の大きいものが良いという方にはこちらのK9Xが最適かもしれません。
走行性能という点では、ディスクブレーキ搭載になったことで、より制動力が高くなったことも挙げられます。K3に搭載されておりますVブレーキよりも制動力が高く、雨天時などでもしっかりブレーキが利き、より少ない力で止まれるため、力の弱い方でも、安心して乗ることができます。

ブレーキ

上の写真は前輪のブレーキ部分なのですが、少し違和感がありますよね。普通はフォークの左側にローターがきて、ブレーキキャリパーは後方に取り付けられると思いますが、こちらのK9Xはフォークの右側にローターが取り付けられており、またキャリパーが前方にあります。これは折り畳みの都合上、左側に取り付けてしまうと干渉してしまうため、あえて右側に、キャリパーを前側に取り付けているそうです。

ロゴ

重さに関してはK3が7kg台で、K9Xの方は9kg台というところで、2kg弱増えております。またタイヤ径も大きくなったことにより、折りたたんだ状態のサイズ感は増しましたが、それでも他の折り畳み自転車に比べると軽量ですし、走行性能も高いので、十分選択肢になりうると思います。

ディレイラー

ディレイラーに関してはDAHONのオリジナル設計のもののようです。

シフター

レバー

シフターはこんな感じで、押すとしっかり変速してくれて、操作感は良かったです。

グリップ

グリップもK3とは少し変わっていました。若干ですが太くなっているような感じがして握り心地が、感覚の問題かもしれません。

ペダル

ペダルもK3とは違うものが付いていました。溝が掘ってあり、靴が滑りにくくなっております。もちろん折り畳み機構も備えております。

まとめ

 以上が、ざっとですが、K9Xの特徴です。まとめますと、16インチ、9段変速、ディスクブレーキ搭載。重さは9kg台、ホイールベースが長くなり走行安定性が向上。軽めのギアが多いので、登坂性能もアップしてそう。といった感じで、軽さと走行性能の両立を成しえた折り畳み自転車だと感じました。
K3では物足りない、でも20インチの折り畳みでは大きすぎるし、重すぎる。そういった方にとって16インチの折り畳み自転車というのは最適な選択肢だと思います。発売は来年2月以降とのことなので、すぐには手に入りませんが、折り畳み自転車を検討されている方は是非候補の一つに入れてみてください。

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