こんにちは、東大和店のおおもとです。
皆さん、整備でどこのケミカルを使っていますか?
やはり国内ブランドの『WAKO'S』をご利用の方が
日本のサイクリストには圧倒的に多いと思います。
実は今回、その『WAKO'S』を展開しているあの会社、
『和光ケミカル』様の本社にお邪魔してきました!
和光ケミカル様の本社は神奈川県小田原市にあります。
最寄り駅は湘南新宿ライン『鴨宮駅』で
そこから距離1km徒歩15分。
ちなみに私の自宅から片道3時間でした。
_人人人人人人人人_
> すっごい遠い <
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でもこの立地はサイクリスト的には伊豆にも箱根にも
湘南にも走りに行けるので実に羨ましい場所です。
『和光ケミカル』様の本社は工場ではありません。
研究開発・品質チェック・物流の拠点として
本社が機能していて、工場から出荷された
ケミカルは全て本社倉庫に納入するそうです。
そこから各営業所に送られていく訳ですが、
その前に『品質チェック』として、各ロットから
抜き取り検査を行い、開発室の中にある分析器で
品質に問題がないかを入念にチェックをしてから
出荷をして私たちのもとに届けているとのこと。
ひと手間をかけた間違いのないものが店頭に並び、
お客様の手元にやってきているという訳ですね。
ちなみに研究室は残念ながら撮影NGでした。
1台数千万の様々な検査用精密機器が並び、
開発だけでなく使用されたケミカルを分析したり
様々な環境、負荷を与えて効果を測定するなど、
様々な研究を行っていて大変感心しました。
『WAKO'S』といえば自転車に限らず車、バイクでも
選手をサポートしてトップシーンで活躍しており、
レース会場に機器を持ち込んでレース中に分析して
マシンの状態や起きている異常を感知してチームに
即座にフィードバックをしているそうですよ。
中継に映らない所に和光ケミカルの活躍ありですね。
ケミカルのプロによる洗車レクチャー
私たち『YS'ROAD』一同の為に和光ケミカルの
自転車営業担当『綾部 勇成』さんからチェーン周りの
ケミカルを上手に使った方法をレクチャー頂きました。
『綾部 勇成』さんは東大和店の担当でもあるのですが、
実はこの方『元サイクルプロロードレース選手』
プロチーム『愛三工業レーシングチーム』に所属して
主に国内レースで活躍し、ツール・ド・ランカウイでは
日本人4人目のステージ優勝者に輝いたレーサーです。
現役を退いてるはずなのに今もバリバリに走れる
スマートな体型を維持していて感心します。
当店でたまに開催している『WAKO'S洗車講習会』も
綾部 勇成さんが担当してくれていたりします。
Jプロツアーを追いかけている人にはたまりませんね。
せっかくなので綾部さんに学んだチェーンの洗浄方法を
さっくりと簡単にご説明させていただきます!
洗車方法をダイジェスト版的説明
1周チェーンクリーナーをかけてブラッシング。
1コマ1コマを毛先で丁寧にブラッシングして
ローラー内部の汚れを掻き出しましょう。
フォーミングマルチクリーナーで内部の汚れを除去
使える方は真水で洗い流してもOKですよ。
洗った後は高い水置換性を持つラスペネを使って内部の
水分を追い出してすぐにきれいに拭きあげてください。
チェーンオイルを1コマ1コマ注油
ローラー内部にしっかりとオイルが満たされるように
1コマ1コマ、少し下に垂れそうになるぐらい注油。
外側のプレートと内側のプレートの間にそれぞれ
1回ずつ、1コマに2回注油するのがオススメです。
一晩ぐらいおいて浸透させてから浮いている
余計なオイルをかるく拭き取れば完成です。
見違えるほど走りが変わること間違いなしですよ。
ちなみに最強の注油方法について聞いた所、
『オイルに沈めるドブ漬けが最強』との事でした。
チェーンが沈むだけのチェーンオイルって
どんだけの量が必要なんですかね・・・
15名のワイズロードスタッフがお邪魔して
大変有意義な講習をして頂きました。
ご協力頂きました和光ケミカル様、
本当にありがとうございました!
スポーツサイクルで最重要である
ケミカルを使ったメンテナンスを
これからより多くのお客様達に
広めさせて頂きたいと思います。
和光ケミカル製品の使い方については
スタッフまでお気軽にご質問ください。
パーツの寿命が長くなり、走りの質を
格別にしてくれるケミカルアイテムの
魅力と重要性をレクチャー致します!
和光ケミカル製品のご購入はワイズロードまで!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。