こんにちは、チャーリー店スタッフの田中です。
唐突ですが、コロナ以降すっかり足が遠のいていた【MTBパーク】に「今年こそたくさん遊びに行こう!」と新車を組むことにしました。
前回組んだのはいつだったか・・・と店舗ブログを見返していたらなんと8年前でした・・・ここ4年くらいは年2~3回しか乗ってません()
8年前なので、前回組み立てた車体はまだ27.5インチノンブースト。(これが前回組んだ車輪。まだリアQR・・・)
次こそは『29インチ』、『ブースト』、ついでに12速化で『マイクロスプライン』仕様に!
という事で、まずはホイールを組んでいきたいと思います。
まずはリム。
8年使ったスタンズノーチューブスの『アーチマーク3』の後継モデル、『アーチマーク4』を使います。
リム内幅は26mmから28mmにアップ。
さらに、オフセットリムになったことでより強固なホイールを組むことが出来るようになりました。
その分多少重量は増えましたが、それでも、この幅のオールマウンテン系アルミリムで『481g(29インチ)』は他に類を見ない軽さです。
そしてハブ。
今回は大奮発してDTスイスの『350』を使います。
というのも、国内代理店様が6ボルト仕様の取扱を終了するにあたって、残った在庫が超特価になっていたため。(今後はセンターロック仕様のみの取扱となるようです)
特価でもシマノのXTハブ等よりずっと高価なんですが、“フリーやアクスルの仕様を組み替えられる”方が後々潰しが利くかな・・・と。
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一番の決め手はロックショックスの『トルクキャップ』規格用のオプションが存在すること。
アクスル径はそのまま、ハブ軸の厚みを増してフォークとの接触面を稼ぎ、剛性を高める『トルクキャップ』。
剛性UPももちろん嬉しいですが、なにより、対応フォークにノーマルハブを取り付けるのがかなり面倒だったので、これを機に専用品を使いたいと思います。
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スポークは・・・
スポークは同じくDTスイスの『コンペティション』。
以前は何となく「横剛性が稼げそうかな?」と思ってサピムのストロング(2.0→2.3mmのテーパースポーク)を使っていましたが、今回はリム重量も増えたので、軽量化目的で『2.0-1.8-2.0mm』のバテッドスポークを使ってみることに。
ハブがブーストになり、組みもオーソドックスな32Hの3クロスなので、スポークでそこまで剛性に影響はないと思いたいですが、後でそっと変わってるかも()
ネジ山には定番のホイールスミスの緩み止め、『スポークプレップ』を塗っています。
最後にニップル。
こちらも、スポークに付属する12㎜真鍮ニップルではなく、14㎜のアルミニップルを使います。
軽量化のためにせっかくアルミにしているのに、長くしたら重量差が減ってもったいない気もしますが、単純に組みやすいので()
今回使ったサピムの『セキュアロックニップル』は、ポンチ打ちで物理的な緩み止め加工が施されています。
DTのネジロック剤入りのニップルより後から調整がしやすいです。(あとDTの国内代理店様では14mmのロック剤入りニップルを扱ってないので・・・)
完成。
休日にのんびり動画配信サイトを見ながら組み上げて完成。
32Hの3クロス、前が逆イタリアンで後ろがJISのオーソドックスな組み方です。
リムのスポークテンション上限が130kgfという事なので、おちょこ側がだいたい110~120kgfくらいになるように組んでみました。
先代リムを組んだ時よりもさらにリム精度が上がって組みやすくなっている気がしますね。
他にも気になるリム(マビックEX1028とか)もあったんですが、この組みやすさと軽さ、価格等々、考えるほど他のリムを選ぶ理由が弱くなってしまって、結局また同じリム(の後継モデル)になってしまいました。
純正のTLリムテープ、バルブ、シーラント等の入手性が良く、価格もこなれているのも強いですね。(ちなみにこのリムの指定テープ幅は30mmです)
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とまあザックリとしたご紹介でしたが、ホイールカスタムの参考になりましたでしょうか・・・
ホイールだけでかなり予算を使ってしまったので、車体の完成はいつになるか分かりませんが、今後も進捗があればまたご報告しようと思います。
ご紹介はチャーリー店スタッフ、田中でした。