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社内試乗会で発見!Made in ItalyのREPENTEサドルが気になる…

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池袋本館】 23年11月21日

先日の社内試乗会で様々な出展社がある中で個人的に気になった商品のご紹介です。

REPENTE

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読み方は「レペンテ」、2016年に生まれたイタリアの新興サドルブランドです。
ロード、TT、MTB、グラベルなど様々な用途に合わせてサドルをラインナップしており、プロチームからホビーユースと様々な立場のユーザーからの支持を得ているブランドです。

ハンドメイドかつ高品質なサドルであることはもちろん、製品全てが200gを切る軽量サドルになります。

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メーカーの方のお話を聞いたり、実際に試すことも出来ましたので今回は使用感や特徴を交えつつ説明させていただきます。

あのASTUTEを継ぐもの?

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製品の本題へ入る前に少し小話を

かつてイタリアのサドルブランドとしてASTUTE(アスチュート)というメーカーがあり、根強い人気を博していたブランドでした。ですが残念なことに2019年末に関連企業が破産し供給がなくなってしまったメーカーになります。
なのでASTUTEユーザーは今あるサドルを使いながら復活を待つか他のメーカーのサドルを使うしかないのが実情です。

代理店の岩井商会さん曰く、ASTUTEとREPENTEはかなり近しいフィーリングとなっており、ASTUTEユーザーがREPENTEに切り替えるなど良い評判も耳に入ってきているそうです。もしASTUTEユーザーで次のサドルを探している方はご参考になれば幸いです。

REPENTE Locking System

軽量性や高品質なつくりなど、特徴を聞いている中で機構として興味深かったのがREPENTE Locking System略してRLS。特許取得もされているシステムであり一言で表すとサドルの分解・組立機構です。

通常であればサドルはパッド(座面)・シェル(土台部)・レールの三要素で構成されておりそれらが接着されています。接着されているためもしサドルが破損してしまった場合や他のモデルに変更したい場合はサドルを丸ごと交換するしか手段がありませんでした。

 RLS採用モデルであれば裏側の固定部を緩めることでパッドとベースに分解することが可能です。

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この機構のおかげでREPENTEサドルであれば同社のRLS採用のものに限られますが、パッドが破れてしまったサドルをパッドだけ購入して補修したり、パッドを別モデルに変更することが可能です。

固定方式も3カ所をT10で固定しているので独自規格になりがちな専用工具も不要!実際に使用するユーザー目線でも考えられている作りです。

さらに REPENTE CRAFT SHOP として指定されている取り扱い店舗であれば、RLSを最大限活用して補修からカスタイマイズも可能で

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ベース部をカーボンコンポジット(左)かフルカーボン(右)の選択やパッドのモデル・カラーを予算・好みに合わせてカスタマイズできるようになっています。

パッドは7モデル、ベースは2モデルの組み合わせから選べるので自由度もかなり高く設定されていて◎

実際に試してみて

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そのREPENTEサドルがメーカー様のご厚意で装着状態の車体がありますよ!ということなので物は試しで試乗!
試したのはグラベル域を想定した ALTAX GLM

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ALTAX GLM 参考販売価格¥30,800(税込)
重量:160g
幅:142mm
カラー:(左から)レッドマッド・ブラウンマッド・ブラックマッド 全三色

比較対象は通勤や休日でも乗っていて、今一番乗っているバイクのBROMPTON P LINEに装着されているFizikのAliante  R7です。

バイク等の条件を揃えられていませんが、結論から話すとREPENTEの方が感触がよく、「今一番フィットするベストなサドル」と感じられました。

左がFIZIK、右がREPENTE
↓↓↓

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形状や幅などは似通っておりどちらのサドルも良いものですが、比較対象があるからこそ感じるのがFizikの「乗っているなぁ…」という感触。REPENTEの方は乗っていたフィーリングとしては圧迫感の感じ方少なく、ここ最近で試してきた中では一番いいんじゃないか?と感じるほど。

今回は短距離での使用でしたが、長距離になるほど違いは明確になりそうです。

もちろん個人差に依るところが大きく、私自身の骨盤の形状とREPENTEの相性がいいからというものがあるのでご注意ください。

お客様の中にもこちらのREPENTEサドルをご使用されている方がおり、お話を伺ってみたところ相性が非常に良かったらしくインナーパッドなしで100km走行出来てしまったとのことです。

ベストなサドルというだけでこうも変わるのか…!と改めて考えさせられる貴重な経験でした。

総評

サドルメーカーとして名前は記憶していたというのが今回までの認識でしたが、イタリアでの製造/確かな性能・品質/重量200gを下回る軽量性という要素でライダーとの相性がかみ合えば強くお勧めできるサドルメーカーと考えが変わりました。

私個人も導入も考えているので、テストサドル等を活用してもう少しベストなサドルを探している最中です。

個人的な意見ですが、体と触れ合うパーツはライダーの好みや相性があるのでそれらを乗り越えて最適な物とマッチすればさらなるポテンシャルを引き出してくれるものだと考えています。皆様もぜひ自分に合うサドル探しにいかがでしょうか?

※しかしながら、こちらのREPENTEサドルは残念ながら池袋本館では取り扱いがございません※
ここまでご覧いただきご興味を持たれた方は池袋チャーリー店をご案内する形になることをご容赦ください。


 

以上、個人的に気になった商品のご紹介でした。

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