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【上山自転車日記】今週は最新のMADONE試乗しに行ってきました!

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池袋チャーリー店】 24年07月13日

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20240711 上山自転車日記

新型TREK MADONE 試乗

前日からの雨で乗れないのでは?とか考えながら遊びに行ってきた上山です。
メーカーさんからの今世代どう変わったかや新設計に関しての話や
支店スタッフたちとも情報を話し合ったりしてきました。

そうは言っても乗ってみたいと思い少しだけ乗らせていただきました。

MADONE SL 5

上山のターゲットは去年当社で開催したスポーツバイクデモあたりからくるエントリーカーボングレードの性能。
正直ハイエンドはどれもよすぎてしっかり準備していかないとよくわからないですし

今回乗ったSL5はエントリーカーボンの位置づけで¥449,000-ですこしEMONDAに形が近づいたMADONEという印象を受けるでしょう。
実際に中間あたりになっているのではないでしょうか?
ISOFLOWはMADONEより全体的な軽量さと空力はEMODNDA寄りでバランスよくできていると思います。
そんなことよりもあのMADONEが40万円台で乗れるというのはすさまじいメリット!
これを逃す手はありませんよね。

乗車感想

乗車感はISOFLOWの乗り心地というのは明確にこれよ言うよりはなんか突き上げが少ないなといった感じで悪く無い乗り心地だと思います。
加速感は28Ⅽという太さホイールの重さを考慮しても悪くなく、フレームの性能でここまで引き上げることもできるのか…といった感想
登りに対しても重たいななどの感じはなく良い走行性能を持っていると思います。
下りの安定感の高さが目に付くホイールを含め低重心な仕様で28Ⅽの太いタイヤというのもあるのだと思いますがいい安定感を持っている自転車に感じました。
巡航にはフレームだけでない回転性能がかなり影響しますのでもう一声ほしいと言いたいところですね。

このもう一声という部分はホイールの性能に影響が大きいと思います。
今回のホイールはアルミエントリーグレードのDOMANE ALシリーズにも使われているかなりコストが抑えられたホイールであることが言えると思います。
ここにこれ以上の性能を求めるというのはさすがに酷というもの
もちろん走らないわけではなく体感的に30㎞/hでずっと巡行とかは疲れるからいやだなぁといったところです。
逆に言うと今回のMADONEはフレーム性能で多少重たいホイールを履いていようが一定以上の性能は発揮してくれるというのがわかったのは大きいですね。

MADONE GEN8もそうですが昨今のエントリーカーボンの位置づけでお値段控えめで乗り出せる自転車の性能が高くなってきている気がします。
前途していますがハイエンドバイクはどれを乗ってもすこぶるいい性能をしています。
空力も剛性も軽量性もすべてを兼ね備えて作られるバイクだから当然と言えば当然ですよね?
ですがその技術をエントリーにまで落とし込み重量増こそあれどハイエンドに差し迫る性能になってきているように感じます。
メーカーの継承技術の向上なのか
いまままでの素材と同じような性能でコスト減で作れる素材になったのか
はたまた素材の設計時点でブレイクスルーが起こりワンランク上の素材になったのか
そのどれが起こっていても今後の自転車は徐々に良くなっていくのだろうと思えてうれしいですね。

パッケージ

メカニカル105を搭載しもちろん油圧ディスクブレーキ
シートピラー、ステムは専用、ハンドルは汎用
ユニバーサルディレーラーハンガーに対応し今後の交換パーツの統一化をいち早く進め
タイヤは28Ⅽの現行の標準サイズでしょう。
ホイールにはBONTRAGERのパラダイムTLRが使われます。

ざっくりとこんな感じでしょう。
一つグレード上は30万円くらいの金額差がありDi2が不要と考える方はSL5を買ってもっといいホイールを付けるといった選択肢もよいのではないでしょうか?

カスタムの余地

正直完成車のスペックで問題ないくらいにはよい車体に仕上がっているのですがよりもっと走りを良くしていきたいという方にはこちらのカスタムをおすすめします。
片方ならタイヤから交換が良いでしょう。

・タイヤ
・ホイール

それでももっと突き詰めて変えていきたいという方にはこちらがおすすめ
片方ならボトル系からでしょうか?

・エアロボトルケージ&エアロボトルセット
・一体型ハンドルステム

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個人的には

たくさん乗って速度間に頭打ちが見えてきて”もっともっと早く”となってきたところでホイールの交換をおすすめします。
当然最初から交換でも問題なく良いのですが
ホイールだってかなりの高額品そうポンポンと交換できるものではありません。
であれば交換してよかった今までここまでしかできなかったものがこんなにできるようになったといった体験もしていただけると思います。

小話

エアロボトルについて

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今世代のMADONEと一緒に開発されたエアロ形状のボトルケージとボトルはこんな感じで取り付けが行われダウンチューブ下側のおさまりはこんな感じ

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フレームの横幅より少し膨らむくらいの感じで作られ
フレームからボトルまでの距離は極端に短くなるように作られます。

現行のルールではこうしたボトルも問題ないようで
その場合でもボトル間の隙間は1㎝開ける必要があるようです。
まあ一般には全く関係ないですね。

してこの形状、今MADONEは以前までのKVFのエアロ形状を無くしてきました。
TREK曰く今までのエアロ形状はパイプ単体での空力を考慮しての設計にしていたようで

今回はダウンチューブ、ボトル、シートチューブ、後輪の前端を含めた一塊とする空力設計に変更したとのことです。
そのためこんなに密度が濃いクランク周りをしているということですね。

このエアロボトル、実は
MADONE GEN7やEMONDA SL/SLRシリーズにつけてももちろん空力が良く
特にGEN7のMADONEはGEN8よりももっと空力性能を発揮できる機材ドーピングアイテムでもあります。
お値段がそこそこしますがそれでこその機材ドーピング!
ぜひ楽しんでください。

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気になっているであろうその他ボトルとの相性はこのようにすこぶる良好!
サイドがガバッと開いているのでこっちの方が取り出しやすく使いやすいまでありそうですね。

ハンドル

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ハンドルステム一体型はMADONE GEN8専用で作られエアロエアロで前後に長い形状から短めのスタンダードくらいまでボリュームが少なくなっています。

SLRは標準で装備しているハンドルもちろん素晴らしいですが
SLシリーズでサイズが確定した方も空力、剛性、乗り心地とアップグレードすると非常に良い効果が見込めるアイテムでもあります。
ただポジションが決まってからと効力としては先に変えたいところが多いので優先順位が高くなるのは乗車時に見た目をかっこよくSLRとも張り合った形状にまでもっていきたい方ではないでしょうか?

サイジング

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そうそう上山は今回Mサイズに乗せていただいたのですが
身長が174㎝で730㎜のサドル高を出すとMサイズでは小さく感じます。
Mサイズはショートマストですとこの分厚いサドルがついて730㎜が限界でこれ以上を必要とする方はM/Lサイズというサイズがおすすめだと思います。
今回の際は今までの2㎝刻みをやめてS、M、M/LとTシャツのようなサイズ表記に代わっていますが

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(メーカーサイトスクリーンショット)

今まで52を乗られていた方はジオメトリー(寸法表)を見るとSサイズなのですが今回はMサイズがおすすめになるでしょう。
股下の表記もおおむね正しくトールマストでの対応でも良いですがそうなると極端に足が長い人以外は落差が非常に多くなりただ乗りずらい自転車になってしまうのではないかと思います。
TREKを複数台お買い求めいただいていて今まで通りで購入だ!ですと失敗してしまう可能性が高いと思いますので
ぜひ店頭にてバイオレーサーのサイズ計測などをご利用ください。

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今回は我らがワイズロードのお茶の水店トライアスロンで困ったらここと言えるくらいスペシャリストがいる店舗を間借りして説明試乗をさせていただきました。
きれいで整った陳列ハイエンドフレームがドカンと置いてあるのも圧巻の店内をぜひご来店の際は楽しんでください。

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