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【お客様の1台】アルミからカーボンバイクへ!パーツはそのままに載せ替え!

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新橋店】タブチ 24年11月11日

この度フレームの載せ替え作業をご依頼いただきましたのでご紹介させていただきます。

そもそも「載せ替え作業」とは?

車体1台お持ちの方で、新品のフレームを購入してパーツを移植するというのを「載せ替え」と言ってたりしています
ここ数年ではロードバイクがディスクブレーキ化しまして、リムブレーキ用のパーツをディスクブレーキ用のパーツに流用することができない為、載せ替えの場合でも費用が結構掛かるようになってしまったのでなかなかご依頼していただくことが少なくなってきましたが、そろそろ初めてのロードバイクがアルミのディスクモデルという方が増えてきたようで、またお問い合わせいただくことが多くなったような気がします。

今回のお客さまのようにアルミのディスクからカーボンのディスクへと載せ替えということでホイールの規格やその他の規格がほとんどマッチしてましたのでほとんどが流用できました。
こういったことも可能ですので是非お気軽にご相談ください
(ちなみにクロスバイクからロードバイクのフレームへはパーツ規格が全然違うのでほとんど流用できませんのでご注意ください)

では、今回のお客様H様のバイクをご紹介します

元車体
Corratec DOLOMITI DISC 105Di2

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ドイツブランドであるコラテックのアルミフレームであるDOLOMITI
アルミフレームながらケーブル内装でダブルバテッドのチューブ。シートステーが扁平形状しているのでアルミフレームでも乗り心地が良いように振動吸収性が高まっています。
また溶接部分をきれいにしているスムースウェルディング加工がされており見た目にスッキリ。
現行の完成車モデルですとTiagra組から105のワイヤー変速、105のDi2変速のモデルが選択でき、定価も比較的抑えられた価格設定でコストパフォーマンスの高いモデルとなっています

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お客様はこちらを初めてのロードバイクでお乗りのようで、元々スポーツをやっていたとのことなのでレース・イベントなどにも参加されているとのことでした。
既にホイールはMAVIC、タイヤはContinentalのGP5000と鉄板の組み合わせに変えており、足回りもバッチリ。
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この状態でも結構走れるバイクとなっているかと思いますがカーボンフレームへの載せ替えを検討されていました。

当初、同じコラテックのCCT Teamを検討されていました
カーボンフレームらしくエアロ性能を追求し軽量さと剛性感があるフレームです。

しかしながらDOLOMITIとサイズ展開が異なり一番大きいサイズでも元のサイズよりワンサイズ小さくなってしまう仕様でした
そこで別のモデルを検討されご相談させていただいたところ、最終的にBRIDGESTONE/ANCHOR RP8となりました

NEW BIKE
ANCHOR RP8

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日本の誇るBRIDGESTONE/ANCHOR!!
フラッグシップモデルのRP9と同形状のフレームでカーボン素材を見直したセカンドグレード。
しかしながら全体的な剛性バランスが見直しされているのでRP9に近しい走行性能!
同形状なので空力効果もバッチリです!
当社のスタッフや各種インプレッションでも評価が高かったモデルですのでしっかり走る方にはちょうどよいレーシングバイクになるかと思います。

さて、こちらを実際に載せ替えしようとすると・・・

ホイール・・・スルーアクスルのDisc用ロードホイールなのでそのまま使えます
コンポ・・・シマノ105なのでほとんどのパーツが使えます。ボトムブラケットだけフレームによって規格が違うので、別途必要になります。今回はJIS規格から Press Fit86へ新調しました。フロントディレイラーも固定方法がバンド式か直付けかで買い替えが発生する場合があります。今回は問題なし。
サドル/シートポスト・・・シートポストは専用のエアロ形状のものがフレームに付属なのでサドルを入れ替えるだけでした

ハンドルステム・・・
ここがどういうチョイスにするかでかなり変わるところでした。
今回のRP8はワイヤー式の変速コンポでも組めるようになっており、専用品のハンドルステムでなくても組み立てできます。
ですので元の車体のハンドルステムをそのまま移植することも可能ですが、せっかくなのでPR9で採用されている専用のハンドルステムを使用することにしました。
エアロのカーボンハンドルで剛性高く軽量!ケーブルもステムの下を通り見えないようにヘッドチューブの中に入っていく仕様で見た目にもスッキリ!
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とすると、ブレーキホースは当然抜き差しするのですが、ホースの通し方は元の車体からだいぶ異なりますので新品に差し替えになりました。
元々の通し方とあんまり長さが変わらず、かつ長さに余裕があるようであれば、外したホースの先端を少しカットして新しくオリーブ・インサートを入れて再度つなぐということもできるのでホースは新調しなくても良いケースもあります。

あとはバーテープも新調しました。

ですので、今回当初ご案内していたのはフレームに加えハンドルステム・ボトムブラケット・ブレーキホース・バーテープというパーツ内容でした。

実際、載せ替え作業を進めていくうえで細かなパーツが1500円程度追加にはなりましたが、外したパーツが実は傷んでいた・・・という事はなかったです。
場合によってはベアリング関係が結構傷んでいたりして、ついでにここも変えたほうがいいですよ、となることもあります。

そして、無事作業が完了しました!

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 とこのような感じで仕上がりました!
やはりハンドルステムが専用品なのでフレームとの一体感がいいですね。
最後の写真はあまりうまく撮れなかったのですが、従来のDOLOMITIはアルミフレームで丸いパイプのフレームなのでこういった形状にはできず、RP8はホイールに添わせた形状になっており空気抵抗が軽減されています!の写真です

ちなみに

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 お気づきの方もいらっしゃったかも知れませんが、見慣れぬこちらのペダル。
Magpedというメーカーの磁石方式のビンディングペダルです。
カーボン素材のボディに固定用の磁石がついているだけなので非常に軽量でした。
触った感じも回転がスムーズでよく回ります。お客様こだわりのチョイスですね。

この度はH様ご成約いただきありがとうございました!!

載せ替えのご相談お気軽に!

このようにフレームの載せ替えやコンポーネントの入れ替えなど新橋店ではご相談承っております。
ざっくり見積もりを出すことも可能ですので是非お気軽にご相談ください!!
その際、元の自転車の仕様がわからないと、変えるべきパーツの可能性が広がってしまいますので、車体の年式とモデル名をお伝えいただくか、各部位の写真を撮りまくっていただくか、車体現物をお持ちいただいてご相談いただくのが確実です!

是非お気軽にお問い合わせお待ちしております!

ちなみに!!今回載せ替えたPR8のフレームセットの在庫ございます!!
490サイズのホワイトになりますので気になる方は是非!!

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