松山店スタッフ河村です。
松山には呉と広島を結ぶ航路があります。今回は船の輪行にトライしました。
行きはスーパージェットを利用
スマートな双胴船のスーパージェットは呉経由で僅か1時間17分の高速、フェリーではないので、自転車は輪行袋に入れて持ち込まなければなりません。
朝8時発のスーパージェット祥光号に乗船、輪行袋に入れた自転車は倉庫で保管してもらいました。運賃は6850円、これはちと高いです。
広島の宇品港から平和記念公園までは約5キロのサイクリング、広島市内には真っ赤なレンタルサイクル「ピースクル」が各所に配備されています。最近増えてきた都市のレンタルサイクルですが、スマホで利用できるのが目新しかったです。愛車Pacific Reachと記念撮影です。
平和記念公園は米大統領来日を控えて厳戒態勢、自転車は公園にスイスイ入れました。原爆ドームと太田川、ここで起きた悲惨な出来事は後世に伝えなければなりませんね。
水分を補給してから、平和記念公園から宮島口までは21キロのライドです。太田川放水路を渡ってバイパスと旧道の分岐をミスコース、住宅街に迷い込むトラブルがありましたが、R2は広い自転車レーンがあり、非常に走りやすく整備されていました。宮島口でまたもミスコース、陸橋を渡って山側に行かないといけないのです。海側に入ると袋小路に入ってしまい、ここでもタイムロス。
それでも昼前には宮島口に到着、ここのフェリーが自転車を乗せてくれるかも関心事でしたが、100円を追加するだけで乗船できました。数分で厳島へ。島は思ったよりも広く、厳島神社までは結構歩きますが、自転車でスイスイ、ここでも自転車が役立ちました。
帰路はミスコースすることなく、追い風を受けて快適なライド、一気に宇品港まで戻りました。島内のライドとミスコース分含め走行距離は約60キロでした。
帰りはフェリーを利用、所要時間は2時間40分、6850円のスーパージェットより1時間半余分にかかりますが、運賃はわずか3600円、輪行袋に入れた自転車は船内に持ち込めます。430円を払えば、自転車を搬送することも出来ます。輪行でフェリーが一番お得ということですね。船内は広々していて、エンジン音も静か。疲れを癒すのにはこちらがおススメです。
瀬戸内海の景色は素晴らしく、丸一日楽しい輪行サイクリングでした。ぜひお試しを!