普段、自転車のフレームを作りながら感じていた違和感。。。
図面をひく時から、コンセプトを決め
部材を選定し
作業を進めていく。
パイプが形になり、
最後の仕事が
塗装。。。
最後の大事な作業を
他人に任せなければならない違和感
というか、
苛立。
車両の印象って造形よりも
色。
一番最初に入ってくるのが
色。
その印象を決める大切な仕事を
自分で出来ないことが嫌なのです。
というわけで行ってきました塗装講習。。。
塗料メーカーさん
ロックペイントさんが行っているセミナーに
3日間行ってきました。
埼玉の八潮市にある工場の一角に
講習会場があります。
とにかく広い。。。
有機溶剤を扱う工場なだけあり
警備、安全管理などは厳重です。
自分も含め、6人の参加者です。
みなさん普段は板金屋さんや
ガラス加工する工場などにお勤めの方。。。
車を塗装する、換気がしっかり出来ているブースで作業していきます。
講師の方も3人いて、皆さん塗装のプロ
とても解りやすく、丁寧な指導です。
今回は車の板金塗装。
フェンダーにキズをつけ、旧塗膜を削り
パテで成型して、下地、色、クリアと
塗装していきます。
ポンチでキズをつけた後、旧塗膜を削ったあとです。
金属の地まで削ります。
パテを、硬化剤とまぜます。
手早くやらないとパテが固まるので、
焦らず、でも急ぎます。。。
パテをもったら、成型し
養生してから
下地を吹きます。
初めて、スプレーガンを使いました。
意外にうまく出来たとおもいます。
下地が乾燥したら
色、クリアを吹いて
完成です。。。
今回の講習で沢山のことを学びました。
塗料や、溶剤の希釈。
温度管理やガンの吹き付け方。。。
塗装は設備が大事です。
今すぐ出来ないけど、
自分で作った車両は自分で塗る。
そんな日がくるまで、しっかり勉強します。
2016/06/12
いしかわ