少し前のお話になりますが。
実は私、お店での業務とは別に、
("ツール"のリアルスタートでよく見る「コミュッセールカー」と「シマノ」さんと我々)
全国のレースやイベント会場で選手の皆さまをお手伝いする
【MAVIC SPECIAL SERVECE COURSE】 なる
メカニック、というよりいわゆる便利屋さんをしている事もあります。
この度のお仕事は、伊豆大島で行われた
全日本選手権ロード。
(アンダー23の勝ち逃げが車の横を通過。前の黒いジャージが勝ったマリノ選手)
選手のすぐそばという特等席で観戦サポートさせて頂きました。
そんな私たちが使用している機材。それが
MAVIC KSYRIUM PRO
¥140,000+税 → ¥???
です。
(そうそう"キシリウム"の登場は"ポルノグラフィティ"と同じく1999年。)
上と同じ写真ですが、正確に言うと
代車がCC40(コスミックカーボン)で、車輪がキシリウムプロです。
さて、そのキシリウムプロ。
マヴィックの代名詞、 "ISM4Dリム"
リムを「削る」というある意味初歩的な技術を
マヴィックは特許として押さえています。。。そんな所に特許があるのか。
ちなみに
スポークとスポークの間を削った"ISM"
リムのサイド部分をも削った"ISM3D"
そして「イケるところは全部いってしまえ」な"ISM4D"
次はどこへ向かっていくのか…。
滑らかになったリム面は、ハイトは低いものの、エアロ効果も向上しています。
1475g(メーカー公称値)
ハブはカーボンラッピングにすることで強度を保ちながら軽量化を達成。
もうひとつのマヴィックの代名詞、"ジクラルスポーク"
はステンレス製に比べて軽さや強度に部があるアルミ製。
乗っていただくと分かって頂けるかとは思いますが、
「これぞキシリウム」そんな乗り心地はこのスポークが要になっています。
「アルミスポーク=ガチガチの剛性感全開のホイール」
とイメージされる方が多いようなのですが。
「某なんとかゼロ」のイメージで乗ると、ビックリの乗り心地の良さです。
しなやかで、かつしっかりしている。不思議とバランスが良い事が
"キシリウム"の真価です。
カーボンホイールの台頭で、
昔ほどの圧倒的優位ではないかもしれませんが。
それでもマヴィックはマヴィック。
アルミホイールならやはりいいモノ作りをしています。
細かい仕様や分かりにくいラインナップの違いなどは、是非ご相談くださいませ!