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パンクを直せるようになろう!#2チューブ交換編

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宇都宮じてんしゃの杜】フクダ 24年11月10日

パンクした自転車を押す人(男性)のイラスト

ご覧いただきありがとうございます。
前回はホイールを車体から外しました。今回はいよいよタイヤを外して中のチューブを見ていこうと思います。

前回をまだご覧になってない方はコチラ!

パンクを直せるようになろう!#1ホイール着脱編 | 栃木、真岡、那須、日光、佐野、小山、下野、茨城、水戸、日立、福島、郡山、筑波でスポーツ自転車をお探しならY's Road 宇都宮店 じてんしゃの杜

タイヤを外す

パンクしていればタイヤの空気は抜けていると思いますので、ビードを落とします。タイヤのフチとホイールのフチがはまり込んでいますので、それを外すことをビードを落とす、と言います。このように、タイヤをつまんでタイヤとホイールのフチを離してあげます。

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タイヤレバーを使ってタイヤを外す

先ほどビードを落としたタイヤとホイールの隙間にこのタイヤレバーを差し込んで、

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てこの原理でグイッと持ち上げてタイヤをホイールの外に出してあげます。

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持ち上げて隙間ができたところにもう一本差し込んで

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さらに出していきます。

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ある程度出したらあとは簡単に手で出せます。

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タイヤを交換しないのであれば、片側だけこのように出ていればOK

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チューブを取り出す

チューブを出しますが、この時に注意したいのは、どの向きでチューブが入っていたかを覚えておくことが大事です。
タイヤに印字されている場合はどの向きだったかわかりやすいですね。この後パンクの原因を究明するために穴の位置を確認しますが、この向きがわからなくなってしまいますと原因を取り除けないままになってしまいます。

タイヤをめくってバルブを引っこ抜き、

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印はこのOSとかかれている方が手前と覚えました。

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取り出したチューブに空気を入れてみて、漏れ出す位置がどのあたりかを探します。
バケツなどにためた水に浸けるのが一番簡単ですが、外だとそうもいきませんので、頑張って漏れ出す場所を探します。

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大体自分がこの向き、と決めた方から見て11時の方向に穴がありました。
タイヤでいうとこの辺ですね。

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その付近に残留物がないかを探します。タイヤの表面や裏面、ホイール側も見てみて刺さっているものがないか、リムテープがズレてないか、よーく見てみます。ここで見逃すと新品のチューブに変えてもまた刺さってしまい、予備のチューブがなくなってしまいますので念入りに探します。

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それでもわからない場合はタイヤの内側を手で拭ってみてチェックしたりもしますが、写真のように素手だと手に刺さる可能性がありますので、軍手などを用意することをおススメします。

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新しいチューブを入れる

スポーツバイクではパッチを貼って穴をふさぐ修理はしない方がいいです。パンパンに空気を入れるためパッチが剥がれたり、細いタイヤなのでパッチを貼った場所がボコボコしたりしてしまいます。

新しいチューブにかーるく空気を入れます。円になればOKです。ペチャペチャだとやりにくいですし、パンパンだとこの後タイヤに入れるのが大変です。

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バルブ穴にバルブを差し込み…(超ロングバルブなのは私の手持ちのチューブがこれだけだったからです。皆様は適切な長さを用意してください。)

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タイヤの内側にチューブを沿わせるように入れていきます。

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タイヤをはめる

沿わせたら空気を抜き、バルブの位置からタイヤをはめていきます。人によりバルブは後回し!という方もいらっしゃいますが、バルブ付近のチューブは硬く、後回しにすると面倒なので、私は先に入れるようにしてます。

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ホイールはこのように中央がくぼんでおりますので、ビードがここに入るようにすると隙間が生まれます。

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このように揉んでタイヤを溝に入れる要領でやると、ゆとりができてはめるのが楽になります。

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ここまで来たら最後は気合で!

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嚙み込みチェック

タイヤが入りましたら、噛み込みチェックをします。タイヤをめくってみて、チューブが見えなければOK。

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噛みこんだまま空気をいれてしまいますと、タイヤとホイールの隙間でチューブを潰し、バーンと破裂してしまいます。

確認できたら空気を入れます。
携帯ポンプではとにかく頑張って空気を入れます。これが大変なら電動の携帯ポンプやCO2インフレーターを使うとラクチンです♪

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ちなみにこの携帯空気入れを使って久しぶりに空気を入れてみたところ、結構がんばったつもりでしたが、、、

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なんと、、、2BARも入ってない!このタイヤの適正は5~8BARなので、まだまだ…やっぱり電動空気入れがオススメです(笑)

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ビードが上がっているかチェック

タイヤを外す前に落としたビード、今度は上げます。ビードは基本空気を入れてパンパンになるとパチン!と言いながら上がっていくものです。上がっているかどうかの見分け方はタイヤには何かしら基準になる線のようなものがあります。その線が均一に見えればOK。

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へっこんでいる場合はその近くでホイールをバウンドさせてあげるとハマったりすることもありますので、上がらないときはやってみてください。ほかにはビードワックスというもので潤滑したり、石鹸水を付けたりしますが、外でそういうものがない場合はバウンドですね。

最後に

チューブ交換ができるようになると、ロングライドでのトラブルが怖くなくなります。
私も最初に自分でタイヤを交換した時は右も左もわからず、自宅で大汗をかきながら片方だけで2時間も格闘してしまいました。直後にやったもう片方は20分くらいで終わったので、一度全て通しで交換してみるのが大事です。パンクしてからぶっつけ本番でやるのは時間的にもリスクだと思いますので、まずは自室で環境を整えてやってみてください。

ワイズロードのYouTubeチャンネルにも動画が投稿されておりますので併せて参考にしてみてください。
Y'sRoad【旅先メンテナンス#3】チューブ・タイヤ交換をやってみよう!151201

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