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【ホイールの選び方3】漕ぎを軽くする陰の立役者、ハブ

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川崎店】 22年10月12日

前回ブログはコチラ(リムハイトについて)

今回はあまり目に映る事は無いものの、
重要な要素であるハブについてご紹介します。
ここからかなり深い内容にも突っ込んで行きますが、
新しくホイールを考えているお客様必見の面白情報です!!

最後のコラムには話題沸騰中の最新のハブについて
ご紹介しますのでぜひご覧ください!!

イントロダクション:ハブって何??

ハブについて

LV4320100 MX801 Infinity jaune_0

 

ハブは何となく知られているものの具体的に
どんな役割をしているのかまではご存知でしょうか?

役割をライドの際の機能に絞って大まかに列挙すると
1. ペダリングの力をホイールに伝達する
2. フレームと繋げる事でハンドリングを可能とする

ハブのより詳しい機能のコラムはコチラ(MAVICより)
この2点が代表的なポイントになります。

今回は快適性に最も直結する前者の「力の伝達」についてご紹介します。

ちょっと厳密な話:力の伝達について
(読み飛ばしていただいて結構です)

かなり突っ込んだ話をすると
ペダリングによって発生する力は
下のような過程を踏んでいます。

ペダリングによってクランクが回る
→チェーンが動いてスプロケットが回る

→スプロケットが回る事で
 フリーボディーが回り、ラチェットが回る

→ラチェットに繫がっているハブに力が伝達され、
 ハブの中のベアリングと同時にホイールが回る

以上の手順を踏んでいます。
(ラチェットも重要な要素ですが、このブログが
ご好評頂けましたら書こうと思います(笑))

どうにかして失う力を減らしたい!!

さて、話は戻りますが自転車が進むために
これほどの手順を踏んでいると考えると
ペダリングでかけたエネルギーは
意外とロスしてしまっているのではないか、
と思いませんか??

こういったロスを防ぐために
各メーカーは奮闘している訳ですが
今回は3つ目の矢印(ベアリングのロス)に注目して
ホイール選びのポイントをご紹介します。

 

メインテーマ:ハブが良いと何が良い??

高品質ハブのメリット 

ONI BEARING ( 鬼ベアリング ) FOR MAVIC KIT ( マヴィック キット ) ベアリング交換作業込

ハブが高品質ですと良くなることの代表を上げると
1. 漕ぎ(ペダリング)のロスが減って楽になる
(ベアリングとペダリングがややこしいので表現を変えます(笑))

2. 立ち上がりが非常に楽になる

この2点が挙げられますがその理由は非常にシンプル。
「ベアリングのロスが少ないから」です。

この点は競技や普段乗りの時にも
あらゆる局面で絶大な効果を発揮します。

なぜベアリングが良いと楽なのか??

ホイールの回転と同時にハブのベアリングが回転しますが、
軸(クイックリリースorスルーアクスル)に対して摩擦が発生するため、
エネルギーロスが発生します。その摩擦が減れば減るほどロスは減り、
快適なライド・競技に強いホイールが実現します。

図解はコチラ↓

 

実際にどんな場面でメリットが出る??

色塗りできる赤信号のイラスト|ぬれよん-ぬれるフリーイラスト

例えば信号で止まってから再スタートをするとき。
あれは最初の一漕ぎが大変ではないでしょうか??
原因の1つはベアリングの摩擦なのですがよいベアリングなら
負担を減らすことができるので快適度がアップします。

あるいはヒルクライム。
登りの際はどうしてもスピードが落ちるので
そういった駆動系の抵抗を減らすと
登りがかなり楽になります。
(BBやプーリーもこれに当てはまります。)

メリットの結果得られるもの

体力をかなり温存できるので目的地に着いた時に
より観光を楽しめるようになります。
競技的な話をすればパフォーマンスの維持も可能にします。

実際、少しグレードを上げるだけでもギア2枚分は変わります
実例の体験ブログはコチラ。

ハブのベアリング機能の見方

非常に単純な方法ですがホイールを
回してみてどれだけ回り続けるか試してみて下さい。
高性能なベアリングが入っていると
相当な時間回り続けます。

今回は新しくホイールを選ぶ上で重要な要素の一つである
ハブについてご紹介しました。

ここからは最新のベアリング事情と
これからのベアリングを変える(!?) 
話題沸騰中のベアリングをご紹介します。

 

+αコラム:セラミックベアリングの力and
スタッフ注目のOniベアリング

ONI BEARING ( 鬼ベアリング ) FOR MAVIC KIT ( マヴィック キット ) ベアリング交換作業込

 セラミックは回転系の効率を上げる立役者でもあり、
あらゆるパーツに重宝される素材です。

その機能はハブにも使われており、
セラミック非使用のベアリングと比較すると一目瞭然。
2~3倍以上の回転持続時間に差が出ます。

さらにその中でも差があり、
ハイグレードなベアリングは
ライドの快適性や競技のあらゆる局面
重要な役割を果たしています。

そんなベアリングですが
最近あるメーカーが革命的な開発をしたことを
ご存知でしょうか??
その名もOniベアリング。

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JTEKTという車や風力発電など
長期間にわたってハードに使われるベアリングの設計
を手掛ける企業が2021年夏に
「自転車のための」ベアリングを開発しました。

実績も凄まじく、自転車トラックレースにおいて
世界一となったホイールに使用されるなど、
あっという間に凄まじい戦績を打ち立てました。

まさに注目のベアリング、川崎店にて間もなく上陸予定です。
より詳しくはコチラ。

これからのハブ界を変えるかもしれないOniベアリングに注目です。

 

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