みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回ご紹介するのは、
2012 カレラ フィブラ2
のフィッティングです。
お客様は、最近あまり乗れておらず、久しぶりに乗ったら体に痛みがあったのでフィッティングに来てくださいました。
フィッティングとは、、乗り手の体格や用途に合わせてバイクのポジションを調整することで、体の痛みを解消したり、よりラクに、速く進めるようになります。
フィッティングを行うためには詳しいバイクの情報が必要です。
年式、モデル、サイズそしてジオメトリー（設計図のようなもの）が必要です。
通常はちょっと調べればわかる情報なので困ることはありませんが、今回はお客様が年式やモデル名を失念してしまったとのこと、、
10年以上前なバイクはネットにも情報が少なく、モデル名や年式は何となく判明しましたが肝心のジオメトリーがどこにも残っていない、、
困っていたところ代理店さんが当時のカタログをFAXで送ってくださいました。
「FAXで」とお願いした自分が悪いのですが、文字が読み取りにくいので解読してから進めます。
気を取り直してフィッティング開始！
今回はクリートの位置が不安ということでチェックと調整をしてから始めます。
（通常クリート位置の微調整は行っておりません）
クリートの位置はフィッティングの結果にもかかわりますが、チェックしながら少しづつ微調整する必要があるので、事前に納得のいく位置を見つけておきましょう！
クリート位置のチェック方法は店頭でお尋ねください。
さらに、本格的なフィッティングを始める前にサドルの交換をご相談。
ポジションとは直接関係ありませんが、お尻が痛く、サドルを交換したい場合はフィッティング前にご相談ください！
新しいサドルに合わせて微調整いたします。
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サドル選びにはサドルサイザーを使います！
サドルには同じモデルでも何種類か幅違いのラインナップがあるのはご存じですか？
自分の骨盤の幅を測ることで、サドル選びの目安にすることができます。
こちらはフィッティングの方だけでなく、どなたでもお受けいただくことができます。
（計測結果はあくまで目安です）
当店のフィッティングでは、こんなフィッティングマシンを使用します！
この機械に乗りながら、ｍｍ単位でポジションを微調整してベストな位置を探ります。
お客様には実際にペダリングをしながら、いろいろなポジションを試していただけるので、より安心してバイクをカスタムすることができます！
今回のお客様も「（ハンドルの高さが）5ｍｍ違うだけでこんなに違うのか！」と驚いていました。
フィッティングの結果に従ってポジションを調整していきます。
サドルを交換したうえで一番後ろに固定。高さも変わっています。
それに合わせてステムも短いものに交換。
ステムを短くしたことでワイヤーが余ってしまいましたが許容範囲ということで今回はそのまま。
次回のワイヤー交換時にぴったりの長さにしましょう！
こんなポジションになりました！
サドルの位置は、足の長さなどによって前後に調整しますが、今回はめいっぱい後ろに動かしました。
それにしても筋骨隆々と言った感じのたくましいフレームですね、、
これで少しでもラクに走れるようになったのではないでしょうか？
ポジションは目的や筋力の付き方でも変わるので、筋肉がついてこのポジションに慣れてきたらもう5ｍｍハンドルを下げてもよいかもしれませんね。
古いモデルですが状態がすごく良いので大切になさってください。
フィッティングやカスタムのご相談お待ちしています。
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