夏真っ盛り、学生さんは長期ツーリングに旅立ち
SNS等で情報を発信しているのでそれを見て
旅気分を満喫している私です(不毛)
とは言え来月にはシルバーウィークもありますし
もう少し走りやすい気候になればツーリングもしやすくなります
ここ半年くらいの間、環八R1店のツーリングコーナーをご覧になっていた方は
ご存知かと思いますが、組み立て途中になっていたツーリングバイクが完成しました!
(何名かのお客様からまだ出来ないの?と聞かれました・・・)
PHASHLEY CLUBMAN COUNTRY
キャリア・泥除けも装備!いかにもツーリングなバイクに仕上がりました!
これで旅に行き放題です!テント張り放題です!
どうでしょう!完成したてなのでピカピカです!
ピカ・・・ピ・・・カ・・・・、、、、
えー、納車した後、走りに行ったら物凄いゲリラ豪雨に遭いまして、
一発でどろどろになりました・・・
いやしかし、さすがツーリング車、抜群の安定感でした
濡れた路面も太いタイヤがしっかりとらえ
泥除けがあるので水たまりに突っ込んでも平気
流石の走破性です
このモデルは完成車での販売もあるのですが、
手持ちのパーツを使えば安く作れるかも・・・
とあまり深く考えずにパーツをチョイスしていったら結局高くつきました・・・
まあ、泥除けの仕様とか細かい所がこだわれたので良しとしましょう
ギア周りは復刻クラシックパーツのSUN XCD
やっぱりツーリング車にはシルバーパーツが似合います
ギアはフロントが48x28Tのダブル リアは11-27Tの9段
この歯数差でも一応変速しますがギアがインナートップの近くだと
チェーンが外れやすくなりますのでご注意を。
このチェーンステーの革プロテクタはただの革を粘着テープで貼り付けただけです
どれくらい持つかな・・・
Wレバーはダイアコンペの飾り付きの方
シマノのようにインデックス(ギア1段事にカチカチするやつ)が付いていないので
みなさん敬遠しがちですが、レバーの動きはめちゃ軽くてスムース!
正直シマノのインデックスは固いので、その点に不満がある方ならこちらの方がオススメ
(その代り変速調整は運転しながら指先感覚に頼るのみ)
ブレーキはグランコンペGC610
仕上げの綺麗さをとってこちらにしたのですが
ギリギリでブレーキシューが届かない・・・
なのでブレーキシューオフセットホルダーを使用(これが1セット¥3000と意外と高い・・・)
チドリもローラーチドリで1個¥1000だったりと地味にブレーキ周りにお金かかってます・・・
一応フロントキャリアは付けてますがフロントバッグはいまだ決まらず
コンセプトとして完全なクラシックにせずちょっとモダン寄りにしよう、というのがあったので
サドルはBROOKSでもカンビウムにしました。
革ではなくゴムベースのサドル
シートポストはロゴが殆んど隠れていますがNITTOです
半分位はカットしたのでなんか半分損した気分です(笑)
ちなみにフレームサイズ大きすぎない?と思われるかも知れませんが
実際ちょっと大きいです
ですが、ツーリング車は基本、少し大きめのフレームでサドルとハンドルが同じくらいの高さになる様に
乗るスタイルなのでこうなりました
そもそもこのモデルフレームサイズが20インチと21.5インチの2サイズで
ミリに直すと508mmと546mmになります
ホリゾンタルフレームのロードバイクで520mmを乗る身長167cmの自分にとっては
508mmのツーリングフレームは流石に小さすぎです
ロードバイクのサイズプラス2cmみたいな目安もあるので、ほぼ適正かなと言う感じです
しかし、トップチューブをまたいだ時、踵が両足は地面に着きません
理想を言えば540mmか535mmがあればよかったですね
まあ、そこまで言うとフルオーダーでとなってしまうので致し方ありません
泥除けはHONJO、分割式の半丸タイプ、ダルマネジに革パッキンを入れオシャレ感を出してます(笑)
キャリアは世界一周にも耐えられるドイツブランドのTUBUS
NITTOじゃないんだと思われそうですが
イギリスのフレームですし、モダン感を出したかったのでこちらを採用。
何より耐荷重量40kgは伊達じゃない!(そんな荷物を積んで長旅に出る予定はまだない・・・)
ペダルはシマノ600という古いペダルが家から出てきたのでメンテナンスして装着
専用のクリートを靴に着けてストラップで固定するというSPDの先駆けみたいなものだったそうですが
普通の靴でも漕げるのでトゥクリップ付きのペダルとして使ってます
サイドバッグはオルトリーブのバックローラー アーバンです
落ち着いた色合いと質感がバイクの雰囲気を崩してなく上手くマッチして良かった
と思ってたんですが写真を撮ったらバッグだけ濃い色でなんか気になるな・・・
これでいてオルトリーブなので完全防水!生地も丈夫です!
うーんこれでどこへでも旅に出れますね
タイヤの太さは35cで一番軽いギア比もほぼ1:1なので
キャンプツーリングの道具を持っての峠越えも何とかできるかなと言いう感じです(僕の脚力が衰えてなければ)
このPASHLEYにした理由はハンドメイドでイギリスで作っているという所
またフレームの仕上げを見ても非常に綺麗で精度が高そうな所
(あの小径の王様モールトンが一部モデルを委託しているだけはあります)
以前にメーカーさんに試乗させてもらったことがありますが
ツーリング車なのにすっと軽く進む感じがあって大変感動したからです
実際完成車を購入されたお客様からもスゴイ良い言葉を聞いてますし
これはホンモノだなと思います
完成車モデルが約30万円と非常に高価ですがその価値はあるバイクですね。
なので実は今店頭展示しているグラベルロードのPathfinder Tourもどんな走りなんだろうと気になってはいます・・・
このモデルは泥除け外してもうちょっと太いタイヤを付けても面白いかも知れません
新世代のスポルティーフと言ってもいいかも
と言う訳でシルバーウィークも近いですので皆さんもツーリングバイクでツーリングに行きましょう!
(強引なまとめ(笑))
このPASHLEYはまだまだ取り扱っているお店が少ないメーカーですが
歴史もあり、物もしっかり作られてますので
気になる方は是非ワイズロード環八R1店までお気軽にお問い合わせ下さい!