こんにちは。二子玉川店サンデーライド担当の長山です。
2016年7月31日(日)に秋田県にて開催の
参加して来ましたので、レポート致します。
尚、大会実走レポートだけではなく、大会参加旅のレポート
という切り口で一連の流れを書かせて頂きます。
何かの参考となりましたら幸いです。
同大会は、旅とスポーツの融合が評価され、
スポーツツーリズム推進機構の会長賞を与えられました。
旅派の私としては気になり、三年前に参加。
そこで現地の方から言われた「旅をしないと参加出来ない」を強く実感。
すっかり気に入りましたが、2014年、2015年と都合がつかず、
30回を迎える今年はダメ元でとりあえずエントリー、
開催直前になってようやく都合がつき、再訪の目途が立ちました。
7月29日(金)から休みを頂いたので、事前に現地入りして
秋田を満喫、と思っていたら、よりによって
7月28日に体調不良が当たってしまいました。
行くのを止めようかと思うほどに調子が落ち込み、
29日は出かけず寝込むハメに。
でもそれが功を奏したのか、少し復活。
そんなタイミングでたまたま平澤 興 氏
「人生は にこにこ顔の命がけ」
という言葉に再会したら、単純なもので
よし、行こう!という気持ちが湧きました。
夕方、往復の切符を買い、ダメ元で宿に電話したら、予約OK!
直前のほうがドタキャンで空きがあったりすると
聞いたことありましたが、正にそれでした。
あとは、荷造りして現地入りするのみ!
2016年7月30日(土)
AM4時起床。睡眠時間約2時間。
激烈に眠い中、輪行にて片道7時間強の道のりへ。
人によっては苦行でしょうが、まずは鉄道の旅にワクワク。
こういう時、旅好きで良かったと思います。
車窓からの多摩川は鏡面仕上げ。
おそらく無風。
この日、走る人はさぞかし暑かろう、と思いながら通過しました。
新潟まで上越新幹線、そこから特急いなほ1号にて北上。
サイドに、日本海に沈む夕日が描かれています。
車内のあちこちには輪行袋。
普段と同じ平日の休み感覚で来てしまったため、自由席の混みにびっくり。
昨秋の平日に乗った同列車は余裕で座れました。
混雑の中、自転車抱えてうろうろするのも煩雑なので、
潔くデッキに鎮座することにしました。
羽後本荘まで約3時間。
この非日常感、旅してる実感が湧いて来て愉し。
羽越本線は、日本海に沿って北上。
太平洋側在住の身としては、同じ海景色でもプレミアム。
日本海の方がより旅情が深いと感じるのは、気のせいでしょうか?
ちなみに羽越の読み方は「うえつ」です。
「はえつ?」とか読み方知らない人が意外と多かったので念のため。
旧国名で言う羽後~羽前~越後を結ぶ路線です。
反対側の車窓は山。
写真は、今回のターゲット・鳥海山。
どちら側も景色良く、両方を自由に眺めることが出来るのはデッキの特権。
とは言え、さすがに3時間は少し疲れました。
デッキは冷房の効きもイマイチ、特に山側(東側)は熱かった。
前回の同大会に参加した三年前は、上野から羽後本荘まで直通の
夜行寝台列車あけぼので金曜日の夜発、
車内でゆっくり寝て、土曜日の早朝に羽後本荘着でした。
それだったらかなりラク出来たのですが、残念ながら2年前に廃止。
時代の流れとはいえ、惜しい存在を失くしました。
羽後本荘からは由利高原鉄道に乗り換え。
ここの車窓も魅力的、だったのですが、座席に落ち着いたら
さすがに眠くてたまらず爆睡。気が付いたら終点の矢島でした。
三年前にこの沿線を走って素晴らしかったので、車窓から
しみじみ振り返れたらと思いましたが、帰りに持越です。
矢島に着いたら気が抜けてしまい、1時間近くボー・・・。
その間、突然「サムライさん、サムライさん!」
と呼ばれ、浴衣姿の地元のご婦人から冷えておいしい桜茶を頂戴しました。
なぜサムライさんと呼ばれたかと言うと、
侍Tシャツを着ていたからでした(笑)
旅先の他愛もない出来事も、また良き思い出。
駅から至近の大会会場へ移動し、まずは受付。
おなじみ、あきたこまち1kgを頂きました。
秋田と言えばコレですね。
これで、4月末に参加した秋田県大館の山田記念ハーフマラソンで
頂いた5kgと合わせて6kgのあきたこまち備蓄!
いい加減炊かないと・・・。
今回はNHK BS1の自転車番組「チャリダー」の撮影が入っていました。
係りの方が専用の袋にチラシ入れて配布宣伝。気合入ってます。
袋は片面がチャリダー、もう片面はランスマでした。
今回の大会模様は9月10日(土)、17日(土)午後6時~放送予定です。
早速ゼッケンプレートと計測チップを装着。
ゼッケンプレートには、地酒「天寿」!!
無事に走り終えたら、美酒に酔いしれたい!
会場には、秋田名物のババヘラアイスが出店。
ババがヘラで盛り付けて売るからババヘラ。
ぼかし過ぎましたが、写真左奥のビーチパラソルがその出店です。
暑い中、ご苦労様です!
さっぱりして美味しかった~!!
お世話になる宿に挨拶を済ませたら、
いざ、情熱の酒店、まるひろ酒店へ。
ここの店主とはSNSで繋がり、三年前にも訪ねていました。
こだわりの日本酒を揃える酒屋さんとしてその筋では有名、
時々通販を利用していたのですが、
その後なんと自転車チーム「マルヒロサケテン」が発足したと聞き、
再訪が益々楽しみとなっていました。
(店主は多忙の為、監督のみ)
が、向かう方角に怪しい雲が来たな~と思ったら、案の定。
土砂降り!!
この時期は夕立に注意でしたね。
完全に油断していました。
辛うじて見つけた狭い軒下に自転車と私と別々に避難。
しばし雨宿り。
こういう雨は大抵長続きしないもの。
小一時間で晴れてきました。
雨のち晴れと言えば、
虹!
4月の桜前線追っかけライドに続く虹でした。
何度見ても、きれいで惚れ惚れ。
気を取り直して、まるひろ酒店へ。
店主との再会と同時に、さっそく
マルヒロサケテンチームの方と出会いました!
メンバーの一人、チビ専務!
嘘です。お店の看板猫です。
「日本一かわいいおっさん」だそうです。
メンバーの方は写真撮りそびれました・・・。
新調したチームジャージを纏っていて、
写真で見るよりも更にカッコ良い。
みちのく訛りでの自転車談議が新鮮で、
時間を忘れて耳を傾けました。
メンバーの方々とは夕方過ぎまで、その後
店主とは20時近くまで話し込んでしまいました。
店主は自らは乗らずとも、自転車の知識は豊富。
次から次へと商品名が出てくる出てくる!
研究熱心な姿勢は日本酒と同じですね~。
いやー楽しかった~。
外は真っ暗な田舎道、ということで、店主の買い物ついでに
宿まで車で送って下さることに。
ありがとうございます!
今回、ギリギリまで矢島に来るかわからなかったので、
ライトは自走de秋田で活躍したフル装備そのまま外さず来ていました。
試しにちょっと走ってみたかった?
こちらでは夜の闇が深いため、ナイトライドしよういう考えは起きにくいらしく、
ライトは使わないから要らない、という風潮を感じました。
地域差いろいろありますね~。
地域差と言えば送迎の途上、店主の
「こっちでは、坂を楽しめないと、自転車を続けられない」
という言葉が印象的でした。
周囲は山坂ばかり、坂と向き合わないと、走るコースも広がらないんですね。
坂の苦手意識を克服するべく開催中の坂編サンデーライドに興味深い。
多摩川で坂を避けて、とか、夜は街灯頼りにちょろっとライト点けて、という具合に、
平地か坂か、夜ライドするかしないか、気楽に選べるというのは、
実は有り難いことなんですね~。
宿では、なぜに晩御飯が一つ残っているんだろう?
状態だったようで、恐縮しながら大慌てで食。
その間、宿の方は明朝の食器準備で大忙し。
バタバタと大変そうでしたが
「騒がしくてゴメンね~」
と終始にこにこ顔でした。
「人生は にこにこ顔の命がけ」を思い出させる光景に出会えて、
遅い晩飯は申し訳なかったけど、しみじみ感動しました。
宿の部屋は、大広間で相部屋。
この日だけ突然、静かな山里に人が大挙して押し寄せるわけで、
それぐらいのことをしないと受け入れ出来ないことでしょう。
でも、晩飯後からちょろっと部屋に合流しただけでも
いろいろな話が飛び交っているのを聞けて、
相部屋おもしろいな~と思いました。
青森ねぶたの話がぽろっと出てくるあたり、
東北の大会なんだと強く実感。
21時位から徐々に就寝。
私も22時に就寝しました。
スペシャルページ移転しました。
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