.

クロモリロードのオーバーホールB作業の内容をご紹介!

645
お茶の水店】関 和貴 24年07月15日

みなさんこんにちは、ワイズロードお茶の水店 関です。

S-_DSC7819

今回はクロモリロードのオーバーホールBをご紹介します。

 

 

S-_DSC7769

今回のバイクはコチラ!

マキノのクロモリロード。

 

 

S-_DSC7771

おぉ!タイヤがヤバい状態です!

 

 

S-_DSC7772

チェーン、スプロケットもサビて茶色くなってしまっています。

 

 

S-_DSC7773

ライトはゴムがちぎれて取れそう、、買い替えをご検討ください。

 

 

S-_DSC7774

ブレーキのゴムも古くなると硬化して効きが悪くなってしまいます。

 

 

S-_DSC7775

バーテープやブラケットのゴムもすり減っています。

 

 

S-_DSC7780

おや?ギアチェンジができない??

 

 

S-_DSC7786

 

ワイヤーがちぎれてしまっています!!

 

 

S-_DSC7778

今回行うのはオーバーホールB。フレームやバーツを分解したうえで、掃除や注油をし、消耗パーツを交換して組み戻します。

4~5年以上乗ったロードバイクなどにオススメです。

トライアスロンで使うバイクはサビやすいので2~3年以内がオススメです。

 

 

S-_DSC7787

現代のフル内装バイクと違い、非常にシンプルなバイクなので分解・組立がスムーズにでき、その分工賃も安くできます!

 

 

S-_DSC7783

RDのワイヤー受けはクラシカルな段付きのタイプが使われていました。

今でも探せば手配できますが、今回は再利用しようと思います。

 

 

S-_DSC7813

古くなってしまっていますが、、、

 

 

S-_DSC7814

頑張って磨きました!!

 

 

S-_DSC7793

外したパーツたち。

この後ひとつづつ掃除をして可動部に注油します。

 

S-_DSC7817

RDはプーリーの動きが悪かったので交換。

 

 

S-_DSC7816

FDはスキッドプレートがすり減っていたので交換しました。

トリム操作をしないとすり減りやすいです。

 

 

S-_DSC7802

ペダルはシャフトのサビを落とします。

 

 

S-_DSC7800

ブレーキのゴムも交換。

 

 

S-_DSC7801

古いゴムには金属片が刺さっていました。

これではホイールが傷んでしまいます。

 

 

S-_DSC7803

ブラケットのゴムを交換すると握りがすごくスッキリします!

ブラケットカバー交換はワイヤー交換と同時にしかできないのでオーバーホール時がオススメです。

 

 

S-_DSC7797

交換しないパーツはクリーナーでしっかり汚れを落とします。

 

 

S-_DSC7791

フレームにはかなりサビも目立ちます。可能な限りさび止め加工をします。

 

 

S-_DSC7788

フレームはフォーミングマルチクリーナーで掃除をして、、

 

 

S-_DSC7794

バリアスコートでツヤ出しします!

 

 

S-_DSC7789

このフレーム、面白いのが、、フレームが外側でバデッドしている!!!

 

通常、パイプは外から見るとただの筒ですが、内部は場所によって厚みが変えてあって、パイプの中央ほど薄くなっています。

これがバテッドチューブ。これによって軽さと乗り心地を調整していますが、、、

普通は内側の厚みが変わるので外観からはわかりません。

でもこのフレームは外観の太さが変わっている!!

それとも絞っているのか??

珍しいです。

 

 

S-_DSC7823

溶接の接合部、ラグはビルダーの個性の出しどころ。

このフレームはメジャーな形状と見せかけて裏に丸い穴が開いています。

 

通常のオーバーホールBではここから組み戻しておしまいですが、今回は同時にホイールのオーバーホールも同時にさせていただきます。

 

 

S-_DSC7808

ハブを分解してベアリングの掃除とグリスの交換をします。

意外とホイールのメンテナンスをしていない方も多いですが、長期間しないとどんどん性能が下がるどころか、サビたり消耗して壊れてしまいます。

 

乗る頻度にもよりますが、目安は、、

シマノ2~3年 カンパ1~2年 MAVICフリーボディー1~3か月 ベアリング2~3年 その他2~3年前後

 

 

S-_DSC7810

ベアリングの玉を取り出してキレイに清掃。

バイクの状態から耐久性重視でグリス多めに組み戻しました。

 

 

S-_DSC7811

ロックナットが錆びてしまいました。

 

 

S-_DSC7812

頑張ってさび落とし。

 

カップアンドコーンタイプのホイールは最後の玉当たり調整で性能が変わります。

ガタやゴリ感がないように集中して作業。

 

 

いよいよ完成!!

 

 

S-_DSC7818

外観もピカピカになりました!!

 

 

S-_DSC7822

フレームもピカピカです。

 

 

S-_DSC7824

チェーン、スプロケは新品に交換。

 

 

S-_DSC7825

変速調整もバッチリ!

 

 

S-_DSC7819

バーテープやブラケットも新品で触り心地がいい!

 

 

 

S-_DSC7819

ワイヤー、バーテープは爽やかな白で統一。

 

 

S-_DSC7826

ブレーキシューとタイヤも新品で「走る・止まる」の基本動作が安心してできるようになりました。

 

 

S-_DSC7827

ハブの回転も復活しました!

 

 

S-_DSC7818

古いバイクもできる限り新品に近い外観や性能になるように、気持ちよく走れるように丁寧に作業しています。

 

費用はバイクによって、5万円前後~

ホイールオーバーホールは 1万円前後~

 

です。

さらに上位のオーバーホールAでは今回の作業に加え、RDやブレーキなどのパーツを可能な限りバラバラに分解して、清掃します。

 

是非ご依頼くださいませ!!

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

当店でのメンテナンスは予約制です。お電話・店頭でご相談の上ご予約ください。

現在、おかげさまで多くのご依頼を頂いておりますため納期がかかる場合がございます。

状況により、自転車をお預かりすることができない場合がございます。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、作業の可否、価格、納期等お気軽にご相談くださいませ!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る