最近雨が多いですね。
特に山に行くと雨に遭わないことがありません。
走ってるときは楽しいですが自転車を傷めやすいのが嫌なところです。
雨の中は走った後は水分をふき取るのはもちろん、車体の状態チェックや各部注油を行ったほうがいいですよ。
いったん錆びが生じると落とすのは大変ですから。
また、錆び以外にもブレーキシューやパッドの減りもチェックしてみてください。
こちらは自分のブロンプトン。
ブレーキシューを上から覗くと溝がなくなっているのが見えます。
ブロンプトンはリムブレーキを使っていますが、リムブレーキは雨の中を走ったときに効きが悪く減りが早いというデメリットが有ります。
特に長いくだりでブレーキを掛け続けると一日で半分ぐらいなくなることも。
シューの交換は簡単なので、消耗しきる前に交換しましょう。
雨の日のブレーキの効きとパッドの持ちに関してはディスクブレーキのほうが優れています。
雨の中走ったことでだいぶ汚れが出ています。
ホイールやフレームはあまりに汚かったので電車に乗せるときにきれいにしたのですが、ブレーキはそのままだったので見苦しい状態です。
側面の小さなボルトを外すとシューをスライドさせて取り外すことが出来ます。
基本的にロードバイク用のキャリパーブレーキと扱い方は同じです。
純正ブレーキシューも補修パーツとして手に入りますが、今回は『SHIMANO/R55C4』を使います。
純正の半分程度の価格に加え、固定ボルトも付属とコストパフォーマンスが圧倒的です。
左が使用済みのシューで右がSHIMANOの新品シュー。
モデルの違いは有りますがそれにしてもだいぶ溝の深さが違いますね。
リムへの当たり面を見ても違いははっきりとしています。
溝がなくなっても使い続けるとブレーキシューを支える金属部分がリムに接触し、ホイールそのものに大きなダメージを与えます。
そうなる前に交換しましょう。
シューを交換する前にブレーキをきれいにしました。
使ったのは以前“ワコーズケミカル洗車テクニック講座”でも紹介したフォーミングマルチクリーナー。
非常に使い勝手が良いのでおすすめのケミカルです。
パーツクリーナー系に比べ塗装や樹脂への攻撃性が低いことと、一般的なガラスクリーナーに比べ艶出し材が入っていないので、タイヤやブレーキシューの当たり面に付着しても悪影響がないのが主な理由です。
清掃が終わったら新品シューを装着。
ブレーキシューの固定ボルトは小さくてなめやすいので新品に交換します。
磨耗したシューに比べ厚みが増したのでシューがホイールに擦らないように調整します。
もともと使っているのと同じシューなら、減った分アジャスターを動かしてワイヤーの引きを増やしてしていた分を元に戻すだけですけど。
ブレーキレバーのアジャストボルトを戻せばたいていは解決します。
あとは念のため左右のシューがリムに同時に当たるかどうかをチェックして完了です。
同時にリムの減りもチェックしておきましょう。
リムが減りすぎるとタイヤの空気圧に耐えられず壊れてしまいます。
とは言うもののブロンプトンのリムは耐久性が優れているようでリムを消耗しきったものを見たことが有りませんが。
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