昼間はぽかぽかと暖かく、ここ多摩川沿いでは秋を感じることができておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は唐突ではありますが、写真掲載の許可を頂きましたので表題の件について少しお話できればと思います。
頭部の保護
とある土曜日の昼下がりに、ヘルメットをご購入されたお客様より「被って帰りたいので今までのを処分して欲しい」とのお申し出が。当店でも扱っておりますBONTRAGARの、一見普通のヘルメットですが...
よく見ると側頭部にぶつかった跡が。
内側を見てみると...少し分かりにくいですが、このように何か所も割れてしまっております。
転倒して頭から落下、その足で当店にお越しになりヘルメットを新調されたとのこと。
自転車用のヘルメットは割れることで衝撃を吸収するように作られているため、お怪我もなくすぐに動けたところから写真のヘルメットは立派に役割を果たしたと言えます。落車時は時速20キロメートル前後とおっしゃっておられたので、街乗りだから不要とはならないかと思われます。クロスバイク等の街乗りでも自転車店でヘルメットを勧めているのは必要だと考えているからです。是非ご検討いただければ幸いです。
自転車事故での死因の7割が頭部損傷
警視庁の統計では令和2年度の自転車事故による死亡者の約7割が頭を打ったことによるものとなっております。ヘルメットで適切に頭部を保護できれば、街乗り遠乗り関係なく死亡率がグッと下がることはあきらかであります。
こちらはちょっと特殊な使い方の例ですが...
当店スタッフ池田の私物(だった)ヘルメットですが、先程の物に比べ原型をとどめておりません。ふじてんスノーリゾートにて毎年夏に営業されているMTBコースで落車したものです。当然ながらコース内はヘルメット着用必須となっておりますが、ポイントは高速走行時に全体重がかかっても怪我一つなく無事であったことです。街乗りでも住宅街の坂や丘陵地帯では同じくらいのスピードが出てしまう乗り物でありますので、重ねてではありますが自転車乗車時にはぜひヘルメットをご着用ください。
もしお悩みなら当店へ
「どのようなモデルが良いかわからない」「どのサイズがいいかわからない」などありましたらぜひ当店へご相談ください。試着頂ける各種サイズを用意しております。もし店頭にご希望のモデルが無い場合でもお探しできますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。