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『なんだこのソール形状は!?』 と思わず買ってしまった今年発売新シューズ!

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東大和店】大元 英俊 16年09月16日
SONY DSC 2017年モデルも遂に各ブランドから色々リリースが始まり、 新商品を物色していた先日、「な、なんだこいつは!?」 目が釘付けになってしまった新シューズに出会いました。 説明を読めば読むほど欲しくなり、気がつけば注文していた 恐ろしさ、今年新たに発売され、超大手メーカーなのに 完全ノーマークだったあるシューズを、私は買ってしまいました・・・ その超大手メーカーとは・・・世界最大の自転車メーカー「GIANT」! SONY DSC

GIANT PULSE HV

販売価格:22,000円+税

う~~~ん、デザインは至ってシンプル。 1本のラチェットで足首を固定し、2本のベルクロで足全体を 包みこむとてもベーシックなタイプです。 一体これのどこに惹かれたのか・・・それは裏を見れば分かります。 SONY DSC

▲アッパーが靴の裏まで来てるなんて信じられない

/ まったく・・・なんつぅう形をしているんですか! 一般的なソールは1枚板に空気穴が設けられ、カーボン故の 高剛性を追求した硬さを持っているのがふつうです。 しかしGIANTの最上位モデルSURGE HVとセカンドモデルの このシューズはソールの土踏まず周辺を大胆に細く、立体的に フィン形状を作り上げているんです。 最もパワーがかかるつま先から母指球周辺の前部には非常に 高い剛性を持たせる事で伝達力を高くもたせ、特徴的なフィンに ねじれ柔軟性を持たせているとの事。 無題 / 人の脚は真っすぐと出来ていないので踏み込んだ時に左右に ねじれが生じますが、その動きを従来のソールは硬さで制限して しまい、ねじれを抑え込まれた脚には負担が蓄積してしまいます。 ソール自体がねじれ柔軟性を持つ事で、踏んだ時のストレスを 軽減し、かつより真っすぐと自然に踏み込む事が出来るので ペダリング時に人の持つ本来のパワーを引き出せるとの事! 今までソールは硬さこそが正義と考えられて来ましたが、これは 新しい考え方をビンディングシューズ界隈にもたらすのか。 SONY DSC

▲GIANTロゴは控えめに踵にだけついています

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フィン形状ソールまでアッパーがくる事で、足の裏から引っ張って 下部から引き揚げて足を包み込むので、フィット感も凄いです。 従来の締め方では上から抑えつけるような形なので厳密なフィット 感を損なっている事が有りましたが、この360度覆うように包み込む これならば引き足動作時でも足が浮くような感覚を覚えませんね。 早速これを履いて100kmほどライドしてみた所、踏み心地の違いに 驚かされました。 足の裏全体で踏んでいた感触がつま先だけに集中して踏んでいる 感覚、つま先の硬さは感じるのに全体はソフトで脚への反発量が 減衰しているのを感じました。 私は左足首の捻挫跡と左膝の内側靭帯を完治しないぐらいに損傷し、 伸びきっていて関節の負担が普通の人以上に大きく痛みが出ますが、 そういった負荷を軽減出来るというのはとても魅力的ですね。 / ちなみに私が乗っているバイクはジャイアントではありません! パーツやアパレルは良さそうだけどバイクのブランドと違うから、 と敬遠されがちですが、ブランドの枠組みを超えてでも使って 損は無いシューズだと感じています。 / 通常在庫は無いので試し履きは出来ませんが、 取り寄せてご購入して頂く事は可能です。 / 今年からジャイアントのシューズは全モデルが幅がワイドな アジアンフィットモデルになっています。 見た目は細いですが履いてみると窮屈さを感じない作りで とても快適で好印象でした。 立体形状インソールブームは果たしてやってくるのか、 これからが楽しみになる新発想シューズ、良いですよ!

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