こんにちは
アラフォーのファンライダー
池袋店 SDA王滝担当の流石(サスガ)です。
王滝まで残すところ2日‼
もうじたばたしてもしょうがないんですが
予告どうりのDIYシリーズです。
今回はSDA王滝名物の飛び石対策をします。
飛び石って言っても大きいものでは
拳よりも大きいくらいの物も
勢いよく跳ねて来ます!
BB付近に直撃するとゴンっと鈍い音を立てて
フレームを突き上げます・・・
ゾッとします
カーボンフレームの場合割れたりする
リスクが高いのはご承知の通りですが
金属フレームでも凹んだりするので
無視はできません
先日も直撃をくらってますしねー
さて今回のお題は
ダウンチューブアーマー
なる物を自作したいと思います。
市販されているものは貼るタイプが大半で、
着脱出来るタイプだと
「Zefal ダウンチューブアーマー」があります。
自分はZefalの製品を使っていましたが
SCOTTのフレームには形が合わず
無理やり付けたら不格好になってしまい
↓
断念しました。
作るにあたっての条件は
1.着脱式
2.ケーブル類もガード
3.フィット感
4.大きいカバー範囲
5.安い
6.軽い
こんな感じ(優先順位高い順)
まずフレームとケーブル類の現況
ケーブル類はそもそも別ルートを通す手が
ありましたが今回は既存の台座を使って組みました
使う材料は「手びねりプラスチック」なる商品
1000gで4,980円
弊社での取り扱いはありません。
他に用意するのは
お湯、ガラスの器、鏡、ビニール手袋など
この商品は簡単に言うと
お湯で柔らかくなるプラスチックで、
成型後冷やすと固まり、
強度も十分あります。
しかし他のプラスチックにくっつきやすく
くっつくとかなり取りずらいとのこと。
フレームに付いたら大変なので
ラップで養生
更にアルミホイルでも養生
※この時シワをちゃんと伸ばしたほうがいいです
(経験談)
「手びねりプラスチック」を
ガラス容器に適当に入れ
その後熱湯を注ぐ
火傷に注意
プラの量は後から足せるので若干少なめでOK
柔らかくなると透明になって
水あめのように形を変えられます。
初めは粒々な感じが残るので
軽くもんで成型します。
※ポリエチレンの手袋をはめて作業していましたが
少し冷えたら素手でも平気でした
濡らした鏡に置いて成型します。
少し冷えると白くなってきますが
このぐらいが成型しやすいです
後から思ったんですがこの時に何か
ローラー的な物でなるべく均一な厚みに
しておくと良さそうです。
フレームに被せて軽く押さえます
この時に押さえすぎると
完成時にその部分が薄くなってしまいます。
※アルミホイルのシワでも薄い部分が出来てしまいます。
少し冷えてからの方が均一な厚みが保ちやすいです、
大枠で成型したらドライヤーでパートごとに
成型した方が仕上がりが良さそうです。
部分的に修正するときは
家庭用のドライヤーで加熱しても
透明になりますがやり過ぎるとその部分だけ
ドロッと垂れます。
場合によっては最初からやり直し!!
全部を容器に入れて再度熱湯を注ぎ塊に戻す
つまり何度もやり直せる!
不純物が入らなければしばらく使用しても
元に戻したり、更に変形したりもOK
フレームが変わってもやり直せるってことですね~
その場合はきれいに掃除して塗料など
不純物を極力取り除く必要があります。
フィットが良いので
固定していなくても落ちません
嵌っています。
内側に余っていた隙間テープを貼りました
塗装して
↑表 ↓裏
アルミホイルのシワを意識しないでやったので
跡がバッチリ残っちゃってます(-_-;)
バンドで止めて完成!!
カバー範囲も十分すぎ!!
強度も十分あってZefalと同等位
なんとか王滝に間に合いました。
気になる重量は100gちょっと
1000g 4,980円だから
なんと500円そこそこで作れちゃいました!!
次回はもっと上手に作れそうなので
これはプロトタイプってことで!
今度は同様の形状で、
もう少しキレイに軽量に仕上げたいですね。
でも、ずっとこのままかも!?
実は、 案外気に入っています。
おまけ
余ったプラでディスプレイスタンドの
ワンオフアダプターを作っちゃいます。
プラを程々に温めてスルーシャフトの
ナット位置に押し付けます
あまり柔らかいとくっついて大変です。
そのままディスプレイスタンドで軽く挟みます。
するとオリジナルアダプターの完成
極短時間で作った割は案外使える物が出来ました。
格段に保持力が上がったので
整備で外れる事もなくなりました!!
いよいよですね~
17日の明け方(夜中)には出発します!!