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【SDA王滝】雨と寒さと体力の限界の中、満身創痍で何とか完走!

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名古屋本館】 16年09月21日

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どうも、ワイズロード名古屋本館 齋藤 です。

日本でも最高峰の過酷なMTBイベント

「セルフディスカバリ―アドヴェンチャー・イン・王滝」

行ってまいりました!

 

 

 

 

 ほとんど練習をせず、いつも通りの「ノーライド調整」にて

当日を迎えた「齋藤」

かなり痛い目にあいましたよ!!!

 ※特別な訓練をした上での「ノーライド調整」です、よい子の皆様は絶対に真似をしないで下さい。完走できなくとも一切責任は取りません。(笑)

 

 

 

 

 

 

前日13時ごろ名古屋を出発し

前日受付のため会場の長野県木曽郡王滝村へ。

 

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受付をしてゼッケンやパンフレット、Tシャツをもらいます。

 

 

 

 

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今回のTシャツは赤です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いったん車に戻り明日の準備やら、シャワーを浴びに行ったりしていると

会場から「乾杯!!!」の声が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

17:30~の競技説明・パーティーとプログラムにあるように

パーティーが始まったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

会場に行ってみると、

もう飲み物何にも残っていません!(泣)

 

 

 

 

 

 

車に戻って夕食にします。

炭水化物を中心に道中のコンビニで買ったものですが

サンドイッチ2袋

ゆで卵1個

おにぎり1つ

漬物

菓子パン1個

を食べる。

 

 

 

そして食後にミネラル補給

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2RUNも忘れずに。

 

 

 

 

 

 

 

 

食事が終わってもまだ20時くらい、

明日の持ち物を整理してもう寝る準備。

 

 

 

21時ごろには寝る体制に入りました、が

寝れません・・・

時間がまだ早すぎます(笑)

 

 

 

雨も降ってきました。

 

 

 

同行の2人はしばらくしたら寝ていたようですが

私は23時頃まで寝れませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016/9/18 日曜日

SDA王滝当日

3:30ごろ、まだ暗い中準備を始めるのですが・・・

 

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雨です!!!

めっちゃ降ってます!!!

 

 

 

 

 

 

でも中止ではないみたいなので準備を進める。

 

 

4:30の場所取り開始まで、ほかの皆さんも雨のせいかゆっくりと準備をしているようです。

通称場所取りのための場所取りも人数は少ないようです。

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我々は4:30直前にバイクをスタート地点にもっていきました。

大体先頭から200番くらいでしょうか

これより後ろにはほとんど並んでおらず、残りの方はゆっくりスタートのようです。

 

 

 

 

バイクをおいて朝食。

おにぎり1個

ゆで卵1個

菓子パン1個

クリフバー1個

 

またまた

run

2RUN

前日、当日朝と飲むと効きますよ!

 

そして長丁場のレースなので1袋持って走ります。

 

 

 

 

辺りも明るくなり、いよいよスタートへ!

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雨は降りやまず、天気予報では10時ごろに強烈な雨が来る模様。

レインウェアを着ている人が多いですね。

気温は16°ほどですが、これから標高が上がっていくので寒くなるはず。

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雨降っていますが、

覚悟を決めてSDA王滝100kmスタートです!!!

 

 

 

 

 

はじめはパレードランとして舗装路を走り、しばらくするといよいよダートへ

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コース断面図を見ても最初の登りが一番長い。

一気に600m超の標高を稼ぐ。

 

 

 

雨は全くやむ気配はなく、時折水しぶきが上がるほどの豪雨になるときもちらほら。

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ところどころ逃げ場のない水たまりに出くわす。

深いところでは、MTBの厚いブロックタイヤなのにリムまで埋まるほどの水深。

 

水を巻き上げ

足がびしょぬれになり体を冷やす・・・

 

 

スタート時はレインウェアは上のみで下はビブショーツであったため生足。

何度も来る水たまりや、雨で濡れることで体力を奪われる。

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コースマップは詐欺だ!と知らされてはいたものの

第一関門30kmと書いてあるのにCP1がない・・・(笑)

 

 

 

ご丁寧に30kmの看板はあるにも関わらず(コンピューター表示は29kmなので大体あっているはず。)

 

 

 

なのにCP1がない!!!(笑)

 

 

 

 

結局CP1があったのはコンピューター表示で34km地点。

30kmの看板を過ぎてからが長かった。

 

 

CP1通過タイム3:13:44

制限は4:00:00

 

 

 

雨も一向にやむ気配なく過酷な状況ですでにCP1でリタイアを申し込む人もいたようだ。

 

私は水を補給してパワーバーを食べる。

胸ポケットに走りながら食べる用のスポーツようかんを入れ出発。

 

 

 

 

しばらく下りがあり、急に寒さで震え始める。

後からガーミンのデータを見ると気温は12°ほどに下がっていた模様

雨に濡れ続け体も芯から冷え切ってしまったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

このままではまずいと思いバイクを降りて下もレインウェアを着ることにした。

終わってから思えば下のレインウェアをもっていかなかったらゴールできなかったかもしれない。

 

 

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下りも轍が川のようになりスリリングな路面が続く。

 

登りではどんどん抜かれてしまうが、下りでは抜いていった人を抜き返すという状態の繰り返し。

 

制限時間も結構ギリギリであったため行けるところは攻めないと完走も危ういので気合で下る。

 

 

 

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霧で景色も全く堪能できない(泣) 

崖側も下が見えないような高さで落ちたらヤバい・・・

集中して走る。

 

 

 

CP2も同じく距離の詐欺?で

60kmではなく65km地点に出現。

 

CP2通過タイム6:18:22

制限は7:00:00

 

 

 

 

 

次のCP3の制限時間は8:00:00

あまり時間がない、ここが勝負だと気合を入れ直す。

 

 

 持っていた

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2RUN

 を補給

本来、しょっぱ過ぎて(むしろ苦いくらい)水で飲み込む物だが

あまりに疲れているからか、なめて口の中で溶かしながら食べてもしょっぱさを感じない。

体も限界が近いようだ。

 

 

 

 

 

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タイムアップとの戦いだが、登りでは全く足が回らず

全身で踏んでいるためか腰回りに激痛が。

何度も止まりながら登りをこなす。

 

 

 

 

道中唯一の写真。

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濁流の川渡り。

上流には流れてきたと思われる大きな岩がゴロゴロ

バイクに乗りながらは無理なので担いで渡る。

補助の大会スタッフの方ありがとうございます!

 

 

 

 

75km地点から長い下り、

かなり下りの速い「CANNONDALE JEKYLL」に乗っている人についていく。

彼も後ろをちらちら確認し、声は出していないが「おっまだいる」とでも思ったのだろうか?

明らかにスピードを上げていく。

私も目が慣れてきてかなりのスピードだが楽しめる下り。

先導の人も軽い路面のギャップで軽く飛んだり「フゥゥゥーーー」と声をあげ楽しそうだ。

 

 

 

 

長い下りが終わり少し勾配が緩くなったところでようやく会話が

「いやーよくついてきましたねー初めてですよ」と、ちょっとうれしい。

「疲れが吹っ飛ぶ最高の下りでしたー楽しかったです!」

 

 

 

 

 

 

下り終わってしばらく走ると

CP3約80km地点

 

 

 

通過タイム7:45:44

制限時間は8:00:00

ぎりぎりだったが何とか通過。

残りは10:00:00以内にゴールするのみ。

 

 

 

 

しかし下ればまた登りもあり

テンションも上がり疲れも吹っ飛んだ気がしたのですが・・・

登り始めるとインナーローで時速5kmほどで進む

下りで一緒に走った方もここまで同じタイムで走っているのでどうやら登りが苦手のようだ。

 

 

 

 

補給食はたくさん持って行ったので、足りたのだが。

補給してもおなかが減っている状態になり、うまく吸収できていないのか

消費のほうが多すぎるのか体に力が入らなくなる。

ハンガーノックなのだろうか?

 

 

 

 

 

90kmの看板が見えもう時間内に完走はできると確信。

最後の長い下りを迎える。

 

 

 

 

 

もう体は限界、振動で体中が痛く

握力も限界手首も痛い。

 

 

 

 

 

 

下り途中でブレーキに力が入らなくなり危険を感じ1回ストップ。

手のひらを「グーパーグーパー」して何とか再スタート。

あとちょっとの辛抱だと思い続けながらゴールを目指す。

 

 

 

 

 

 

 

そしてついに残り1kmの看板が!

 

 

 

 

不思議と元気がでて、やや下り基調の道をアウターでゴリゴリ踏み倒す!

最後の1kmで3人ほど抜いた気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橋を渡ってついに

 

 

 

ゴーーーーール

 

 

 

 

 

 

 

さっきまで急に元気になって踏めたのに

ゴールした途端

もう体の力が抜けました・・・(笑)

 

 

 

 

全身が痛い!

 

 

 

 

 

会場まで、舗装路をものすごい遅いスピードで帰る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴール後、会場に戻った時の写真

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もう、限界です・・・

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 先にゴールしていた星野貴と

ゴールしたのは3時間ほど前

お待たせしました(笑)

 

 

 

 

そしてタイムは・・・

 

 

9:11:14

 

何とか制限時間内に完走できました!

 

 

いやーーー、つらかった!

 

 

 

 

 

壮絶さを物語るに着替えようとしても腰が痛すぎてかがめない、

上着を脱ごうとすると肩周りが攣りそうになる。

 

 

 

何か動くたびに「痛い痛い」いうもんだから

一緒に参加した2人は大爆笑

 

 

 

トイレの洗面台でも腰が痛すぎて蛇口まで手が伸びないという体の痛さ(笑)

 

 

 

 

 

圧倒的走り込み・準備不足で挑んだSDA王滝100kmですが

悪天候と過酷なコースにかなりやられました。

 

 

 

 

 

 

また、参加したいです!

あんなにつらいのになぜだろう。

また参加したいと思える感動と達成感がSDA王滝にはあります!

次は6時間台を目標に!そのためには練習・・・

 

 

 

 

 

 

次は雨ではないことを祈ります(笑)

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