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【冒険日記】八景島でトライアスロン

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茅ヶ崎店【閉店しました】】 16年09月26日

こんにちは。ワイズロード茅ケ崎店スタッフ高橋です。

今回はスタッフ山本と共に参加してきた横浜シーサイドトライアスロンについてご紹介致します。

少々身内ネタが多くなるのでお見苦しい点もあるかと思いますが、広い心で見て頂ければ幸いです。

 

山本は富士チャレから三日、私は王滝から七日と、双方レース前から手負いではありましたが、レースはレース!

お互いに自己ベストを尽くします。山本はトライアスロン初完走、私は初完走のサポートと自分のスピード練習が目的です。

しかし、山本の策略は既にこの時から始まっていたのです、、、

 

 

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まずは受付。健康チェックシートを渡しスイムキャップを貰います。

 

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トランジション入口。ナンバーやヘルメットのチェックを受けます。あごひもはしっかり締めましょう。

 

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続いてトランジションにバイクやギアをセッティング。レースに備えます。

トランジションはレース前にクローズされるので、ウェットスーツやスイムギアは手持ちです。置き忘れないようにしましょう。

 

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会場は八景島の中。穏やかな空気が流れます。

 

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さて、今回はウェーブスタートですので、前のウェーブは既に試泳が始まっています。

準備しつつ、じっくり自分のウェーブのスタートを待ちます。

 

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おっと!初挑戦の山本、直前までサプリメントの摂取は怠りません。エキストラオキシアップで酸素摂取能力を高めています!

前日から〇ルマックや〇ンスター、当日に至っては漢〇など、ありとあらゆるお薬の力を使って回復しようとしています。

もちろん私はクリーンです。〇ーピングはしません。

 

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園内では既にスイムアップ~トランジションエリアまで走る選手達が奮闘しています。

 

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さて、スタート時間が近づいて来ましたので、私たちも入水エリアの近くに移動します。

 

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トランジションまでの距離が長くマットも無いので、どうやら履物をここに置いてもいいようです。

なくても大丈夫といえば大丈夫ですが、足の裏が弱い方や裸足に不安のある方にはいいですね。

 

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試泳やスタートを控えた選手達が緊張した面持ちで待機しています。レース独特の雰囲気、いいですね。

 

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スイムコースはシンプル、かつコースロープもあるので初心者にも優しいですね。

本日は波もなく天気も晴れ、ここ最近の雨続きの日の中ではベストなトライアスロン日和となりました。

また今回山本の友人もサポートで来ておりレース中に二人の荷物を持ってくれたりと非常に助かりました。

 

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さて、私たちの試泳の時間です。今回はスイム400mと非常に短いので、試泳でも強めに水をかいて心拍を慣らします。

ここで誤算が一つ。すぐ隣にいる山本、スイムに不安があると言っていたはずなのに、なぜか私の真横を平然と泳いでいます。

方向確認は少し不慣れなようですが、普通に泳ぐ分には普通に速い。え、、、?

 

そういえば、前日にタイムを想定した時のペースが、距離が短いとはいえ初心者にしてはわりと速かった。

そしてスリーブレスのウェットスーツからはみ出る腕がモリモリしている!こ、これはまさか、、、

ひとまずお互いに試泳を終え、ウェーブスタートの列に並びスタート時間を待ちました。

 

さて、ここからは例のごとくレース中なので画像がありません。イメージ映像でお送りします。

 

SwimSwim~T1~Bike

 

山本は緊張した面持ちで、私は久々のトライアスロンにニヤニヤしながらスタート!

今回は400mしかありませんので始めからダッシュ!ウェーブスタート+ウェーブの中でも時間差があるので混雑はありません。

しまった!最短距離を行くはずが大外を行ってしまった。これは恐らくスピード練習が足りていないのに無理して強くかくので、

左右のかきのバランスがずれていて普段より蛇行し易くなっていた気がします。感覚的には30秒ぐらいのロスを感じました。

また、200mを過ぎたあたりから腕に力が入りにくくなってきます。これは勿論ダッシュによる酸欠のせいですが、

スピード練習をこなしていればここからでもキープできるのものの、MTBやベーストレーニング中心だったので体がもたない。

ただこれは想定内でしたので一瞬力を抜きつつバランスを戻して少し出力を落としてキープしました。

 

あっという間にスイムアップ!トライアスロン恒例のスイム後特有の息苦しさを味わいつつもバイクを目指して走ります。

バイクにたどり着くと、なんと山本が既にウェットを脱いでいる!

彼はレース前、僕はゆる系だから後ろからいきます、と言っていました。騙されました。

しかしトランジションのテクニックは私に一日の長あり。彼がウェットを脱ぐのに手間取っている間にお先に出発しました。

 

bike

 

バイクスタート!シューズはペダルに取り付けてあり輪ゴムで固定してあるので、自転車に乗ったまま履けます。

ショートレースでは結構タイムの節約になるのでオススメです。下を見るので前だけ注意しましょう。

 

バイクは5kmを4周回。少々のアップダウンはあるものの概ね平坦でUターン以外はカーブも速度が出るスピードコース。

20kmと短いのでガシガシ踏んでいきます。ただやはりここでも心拍を上げきれない。

スタート直後は高いものの160ちょっとに落ちてきてしまう。

スピード練の足りなさが露呈しますがこれも想定内。出来る範囲でとばしましょう。

 

と進んでいると、右後ろから黒いトライスーツのマッチョメンがきました!ニヤニヤしながら抜いていきます。

やはりバイクは山本に一日の長あり。ただ今回彼はロードバイクだったので私もロードバイクで出たのですが、

こんな事ならTTバイクで出ればよかった!実際走っていてイメージより2~3kmぐらい遅い感じがする。

空気抵抗だけでなくシートアングルが変わることによる筋肉の慣れの違いも大きい気がしました。

次回また一緒にレースに出る時があったら私は迷わずTTバイクにディープリムで出ます。情けは無用でした。

出力をキープしつつ上ハンに前腕を乗せたエアロポジションも使いながら空気抵抗を避けます。

4周回で脇道にそれトランジションに向かいますが、この時スピードが落ちるのでこのタイミングで靴を脱ぎます。

ディスマウントライン手前で降車しバイクラックを目指します。

 

RUN

 

バイクをラックにかけたらヘルメットを脱ぎサンバイザーとチェンジ、ランシューを履きジェルを一つ手に取ってランスタート!

2.5kmの2周回。どこまで山本に追いつけるか分かりませんが全力で追いかけます。念のためジェルを一つ補給し後半に備える。

日差しが強くなってきたので少し暑いが真夏ほどではない。水を体にかけつつ自分なりに全力で走る。

彼は、一番の不安はランです、足がつるかもしれません、いえ、もうつってます。とレース前に言っていました。

しかし山本の背中は一向に見えない。コースがすれ違うので前との差が分かる。あ、いた!ニヤニヤしながら普通に走ってる!

また騙されました。しかし後半ペースが落ちるかもしれません。私も全力で走ります。

 

久々の5km全力走。正直苦しい。酸欠練習をしていないのでペースキープが難しい。

少し出力を落としつつも距離は短いのでとにかく前へ。1周回終わりラスト1周!

酸欠で胃腸からこみあげる雰囲気がありつつもなんとかキープキープキープ。自分なりのスパートをかける。

あ、また前からニヤニヤしてるマッチョメンが来た!すれ違う場所があまり変わらない!ペース落ちてないじゃん!

足つるつる詐欺です。

 

嗚咽がもれるが頑張って走る!もう少しでゴールだ!後ろの近くには誰もいない。

気持ちペースを落としサングラスを外し、大きな走りで満足感と共にフィニッシュ!

奥で水とタオルをもらいチップを外してレースが終了。久々の酸欠で苦しかったもののいいスピード練習になりました。

 

 

 

レース後の広場では山本がニヤニヤと待っていました。初トライアスロン、距離が短いとはいえ本来は三種まとめるのは難しい。

しかし、スイムは無難に、得意のバイク、ランも崩れない、完璧なレース運びをしていました。

練習してないと私は聞いていました。それは学生時代によく全然勉強してないよ~と言いながら高得点を取るあのパターンでした。

そういえばエアロバイクで一時間全力で漕いだとか、トレッドミルで競争したとか、そんな話をしていたのを思い出しました。

脳あるアスリートは出力を隠す。次回から騙されないようにします。

 

レース後は皆で軽食を食べ少しゆっくりし、各自帰宅の途につきました。個人的にもいい練習になったので満足です。

今回のレース、オーガナイズもしっかりしていますし湘南からは比較的近場、利便性や経済性に優れた良いレースだと感じました。

初めての人には優しく、慣れた方も力を発揮しやすい大会だと思います。来年のレース予定にオススメです。

 

 

2016/09/25 高橋

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