http://www.ilombardia.it/en/news/
先月のブエルタで今年のグランツールは終了。
「あぁ・・・今シーズンも終わりか・・・」。
いや。
まだだ、まだ終わらんよ。
歴史と伝統を持つ5大クラシックレース「モニュメント」のひとつで
通称「落ち葉のクラシック」。
毎年シーズンの締めくくりレースとして愛されてきた
「イル・ロンバルディア」。
が本日開催!!
この「イル・ロンバルディア」。
「モニュメント」の勝者としての名誉を得る、というだけでなく
UCIポイントが獲得できる最後のチャンスというだけあって、
消化試合的な雰囲気は一切なし。
フルームやキンタナ、コンタドール、二バリといった
グランツール担当のスーパーエースの参加はないものの、
各チーム、ワンデー得意で登りもイケるエースを揃えてきています。
スタートリストを見てみると、別府選手や山本選手も出走予定!
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今年のコースは、全長241㎞でアップダウンがひたすら続きます。
距離で言えばグランツールの長めのステージと同じくらいですが、
その獲得標高は4,400m。
今年のブエルタの第14ステージ(クイーンステージ)が196㎞で4,800m
だったことを考えると・・・その難易度の高さがうかがい知れます。
グランツールのような数日~数週間で戦う「ステージレース」と違い
クラシックのような「ワンデーレース」は文字通り一日限りの一発勝負。
総合狙いとステージ狙いといった思惑が交差することもなく、
誰もが最速でゴールすることを狙い仕掛けまくります。
それこそがワンデーレースの醍醐味かと。
我が?BMCレーシングも
クラシックハンター 「フィリップ・ジルベール」
リオ金メダリスト 「グレッグ・ヴァンアーベルマート」
コロンビアンクライマー 「ダルウィン・アタプマ」
いぶし銀オールラウンダー 「サムエル・サンチェス」
とワンデーレースに強く(ジルベールはこのレースの2009・2010年のウィナー)
展開次第で誰でもイケるという体制で臨みます。
特にジルベールとアタプマはBMCジャージで走る最後のレース。
ジルベールはエティックス・クイックステップ、アタプマはTJ(ランプレ)と
移籍がすでに決まっています。
確かにこの後に控える大きなレースとして「世界選手権」がありますが、
あれはあくまでも国別対抗。
チームとして戦うのはこれで最後・・・
ありがとうジルベール。
最後にもう一発BMCでいいところを見せてくれ。