こんにちは。二子玉川店の長山です。
時間が経ってしまいましたが、8月12日(金)
A様にお誘い頂き、奥多摩へ走りに行きましたのでレポートです。
お盆休みで、土日が休みなA様と、土日が仕事な私との接点が生まれました。
A様繋がりで、今回は東大和店の池田さんも一緒です。
所属店舗が異なる池田さんとは、数年前から
走りか飲みに行きたいと話していましたが、
なかなか接点が無く、A様のおかげで今回初めて実現しました。
集合は武蔵五日市駅。
のんびり旅人な私は輪行を考えましたが、
微妙な平日で朝ラッシュの懸念があったため、
けっきょく約50km自走集合と相成りました。
自転車は、先日の鳥海山ヒルクライムでも活躍した
BRIDGESTONE ANCHORクロモリRNC7。
風景に溶け込む佇まいと、渋すぎないデザインのバランスがお気に入り。
山坂は車重的に得意とは言えませんが、風情重視&鉄下駄効果ということで。
ロングライドでのソフトな乗り心地もGoodです。
(私のRNC7仕様)
A様牽引で、まずは都民の森へ。
まさにA列車で行こう。
山の上の方は、雲がかって幻想的。
実は今年、しっかり山坂のサイクリングへ行ったのは
鳥海山ヒルクライム本番の一回のみ。
鈍りになまっていて、黙々と登り続けるペースに
次第に付いていけなくなり、一人旅に・・・。
そのタイミングで、対向のK様と遭遇!
お久しぶりです!!
やっぱり、集うところに集うんですね~。
どうやら雨に降られたようで、寒くて撤収するとのことでした。
ほどなく都民の森に到着。
サイクリストには超メジャースポットですが、
ここに売店があることを、今回初めて知りました。
前回、ここを登ったのは5年前。
もぐらっぷりがばればれです・・・。
熱中症の注意を呼びかけながら「あったか~い」の設定がある。
さすがは山。
風張峠まで来ると、気温は17度。
涼しい、むしろ薄着だとやや寒い。
こんなに雲がかって涼しいとは想定外、
東京で避暑ライドが叶いました。
奥多摩湖へ向かって下っていくと
雲が晴れ、暑さもじわりと戻ってきます。
山梨県に入り、ふたつ目の登り、鶴峠へ。
途中のまんじゅう屋で補給。
小菅村名物「手づくりチャーちゃんまんじゅう」
トータルで美味いけど、生地が特に美味かった!
かつて会津で一度だけ出会って、美味い!と感動した
山形の玄米ロール(たいようパン製)を思い出す味でした。
味の記憶というのは曖昧な存在なのに、
蘇るときはフワッと出て来るものですね。
鶴峠への登りはキュッときつめ。
脚がプルプルしますが、足は着かないと決めて騙しだまし前進。
なんとか「攣る峠」にはならず、無事に着いたら
鶴の舞!
お隣の松姫峠は何度か来ましたが、鶴峠は初来訪。
ここで鶴の舞をやる悲願?が叶いました。
谷筋を下って、おひるごはんを目指します。
A様ナビによる飯処は、羽置の里びりゅう館。
サイクルラックあり自転車にフレンドリー。
せっかくの旅の空、飯は豪華に。
こだわり手打ち蕎麦が名物。
地の野菜天ぷらと共に。
成り行きで飲み物もたくさん。
おなかタプタプ~。
そば粉挽きにも使われている水車が渋かったです。
秘境な山里を駆け抜け、
猿が出没する山道を駆け下るうちに、
路線バスに追いつきました。
本数少ないだろうに、奇遇。
バスはクネクネ道に難儀しながら前進、
自転車にとっては抜けそうで抜けない微妙なペース。
しばらく同道することになりましたが、
そこはさすがA列車のジェントルマン機関車、
安全第一で、バスに変なプレッシャーを与えないよう
適度な車間をとった穏やかな走りでした。
お次は甲武トンネル方面へ。
三つ目の登りです。
この途上に通るのが棡原(ゆずりはら)。
ここは長寿の里と何処かで記憶していたので
後で調べたら、悲しいことに今は転落だそうで・・・。
不便な山里で、体を動かして質素な暮らし、食生活をしていたのが、
車道が出来、今どきの食事が流入し、体を動かさなくなり・・・で
若い層が先に亡くなってしまう「逆さ仏」という事態に。
なんかしみじみ考えさせられる話でした。
甲武トンネルもクリア。
これで3坂コンプリート。
山から下りていくと、ほんのり青空が出現。
下界はずっと晴れていた様子。
どうやら、暑い晴れ間からうまい具合に脱出していたようです。
武蔵五日市駅まで戻って周回約100km。
このコース、奇しくも月夜見サイクルマラソンのコースと殆ど同じでした。
A様に牽引して頂いたおかげで、運動不足でも
ギュイーンと3坂を走り回ることが出来ました。
A様、楽しいライドありがとうございました!
寡黙な池田さんとは会話は多くは無かったものの、そこはサイクリスト。
ノリニケーションは活発でした!
また宜しくお願いします。
また来年のお盆に休みが合ったら、このライドしましょう!
と約して解散。
爽やかな余韻が残るライドでした。
少し体の錆びが取れたので、勢いで帰りも自走。
黄昏時の多摩川を南下。
中央線鉄橋は、立川まで戻って来た目印。
オレンジ帯の列車が夕日に染まる。
京王相模原線を過ぎると、登戸が近い。
鮮やかに染まる多摩川。
また多摩川に遊ばせてもらった・・・。
多摩川下流沿岸に生まれ育った少年の頃は特に、
こうやって橋を基準に行動範囲の広がりを認識したものでした。
そんな原点回帰が出来るロングライドは、
いつもワクワク楽しい!!
帰宅したら199.82kmでした。
かつてなら少しウロウロして200kmにしたでしょうが、
最近そういうこだわりが薄くなってきました。
もう若くないってコトか・・・。
獲得標高は2296m。
機動力を活かしてぎゅーんと走り回る。
これぞロードバイクの醍醐味ですね。
ロングライドのプチ冒険、たまにはいかがでしょうか?
重いと言われるクロモリロード、「速く」は厳しくても
「長く」はちゃんと走ってくれますヨ。
耐久性や、重さから来る安定感は頼もしいです。
重さの一部は「思い出」で出来ているというウワサも!?
余談
最近、気付きました。
2009年に出場したロングのトライアスロン IRONMAN JAPAN五島長崎。
(現在はIRONMANの冠は外れ、バラモンキングとして継続開催)
当時、180kmのバイクコースを、
坂が多いな~と思いながら走っていました。
で、最近ふと思い立って調べてみたら、
獲得標高2100m前後あるようです。
今回、3坂、獲得標高2296m、
まあまあ登ったと思っていましたが、
スイム3.8kmとフルマラソン42.195km
の合間に同じ位やっていたわけです。
知らなかったー。
(さすがにバイクはcerveloカーボンロードでしたが、
アラ還でRNC7を駆って完走されている方もいました)
当時は自分に獲得標高という概念が無く、
距離しか気にしていなかったのです。
チーム・ワイのトライアスロンメンバーの間でも、
そういう話題は無かったような・・・。
知らぬが仏、獲得標高いくつとか気にせず走った方が、
気付かずに走り切っちゃうかも知れませんね。
壁に気付かずに突っ込んで、血まみれになりながら
「ん?いま何かあったか?まあいいや」
とズンズン進んでいく。
という、ある豪傑の言葉をフト思い出しました。
さて、次ドコ行こう?
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