私もパナレーサーのタイヤ好きですから、待ってましたよ!!パナレーサーの「最速解」AGILEST FAST TLR!ようやく発売です!!!一足先に少しだけですが試すことができたので簡単にインプレします。
パナレーサー最速のTLRタイヤ
コースはいつもの荒川パノラマ公園までの1時間TTコースですが、時間がいつもと違います。
発売の告知までには絶対に走りたかったものの、予定していた休日が終日の土砂降りで走りに行けなかったので翌日仕事終わりに往復2時間のコースを走ってきました!!
取り付けして一晩おいて気密性の高さやフィッティング性の良さは実感済みです。
パナレーサーのTLRタイヤも代を重ねる毎にその辺もどんどん良くなっていますね。
パチンと手でスムーズに取り付けして、フロアポンプでビードもスルッと上がり、特別な事は何もせずにシーラントを入れるだけでも気密性はバッチリです!!
手元にあるのは30cモデルで内幅21mmに取付してしっかり30mmになりました。
インプレというのは条件を揃えてなるべくやりたいところですが、外を走る上に、コンディションをキープしているわけではない一般ラーメン好き男性の私の場合は同じ身体コンディションで走れることは稀です。
ですが、6月中はそこそこ運動も続けて行い筋力もアップしているので速いかどうかの判別がつけられるぐらいには今回は良いコンディションで走り始められました。
夜中という事で虫もいっぱいですし、峠にもいくことはできないので荒川のアップダウンと一般道のコーナーでの評価ですし、表面のワックスも落としきっていないので本当にファーストインプレッションって感じで一先ず紹介します。
クリンチャーモデルは使っていないのでクリンチャーモデルとの総評みたいなことはできないのであしからず。
このタイヤ速いよ!
手にした印象は結構薄くてしなやかなタイヤです。
走ってみると印象が全く変わって、薄いタイヤにありがちな腰砕け感というのもなく、空気圧をそこまで高くせずに走りましたがかなりのトラクションを感じるしっかりとした剛性のあるタイヤです。
雰囲気としては某ドイツのタイヤが近く、ロスの少ない転がりとコンパウンドの質で路面にグリップされる感じでかなり速い感じのタイヤですね。
走った後に発表された資料を見て、構造を見たところ結構頑丈に作られていますが、その辺の素材や作りこみの良さからサイドがしっかりとしているのかなと(パンクに強いとかって話ではなくつぶれにくい構造って話)思いました。
もちろん、全然材質もつくりも違うので全く違うタイヤですが、系統とか狙いは似てるのかなと走っていて思いました。
しっかりとコシというか剛性のあるタイヤで、その上でしなやかな部分が作られており路面に対して弾かれるような反力は殆ど感じずスムーズに走れるので本当に速いなと走っていて感じました。
最近のタイヤはワイドリムを想定して作る為、トレッド幅が非常に広く重量としては重くなりがちですが、そんな中でも30cで295gと非常に優秀な重量に仕上がっています。
重量としても重さを感じないですし、タイヤの剛性も高く感じるので高負荷での平地巡行はとにかく速いです。
空気圧の設定はまだ煮詰めていないですし、登り勾配のコースに持ち込めていないので1分以上の登りでどう感じるのかは試していませんが、たぶん速いと思います。
近々ではコルサPROやハッチンソンを使っている私としては乗り味は相対的に見て硬めの印象がありますが、路面の荒れた地形でもスムーズに走れるあたりは流石30cだなという感じです。
後は、寿命的なところでこれまでのパナレーサーと比較してどのぐらいなのかも見定めていきたいところです。
今回は本当の初期インプレなので今後情報のアップデートはしていきます。
全く別の事を言い出すかもしれないので、ご注意ください。
実際に速いって概念は感覚ではわからない領域だと思います。
だって、4barでタイヤをつぶして走るのが速いなんて昔は考えもしなかったですからね。
前提条件で乗っているバイクにとっての適性サイズや気圧がどのぐらいなのか、その上で体重に対してどのぐらいのセッティングで乗るのがいいのか、走行ペースがどのぐらいだとどう感じるのか、、、など、考慮する点はたくさんありますね。
私にとっての速いは普段の30km/h巡行もそうですし、少し気合を入れたり追い風で出せる35~38km/hだったり、1分未満ぐらいの丘の連続だったり、渋峠の様な大きな峠の下りのスムーズさが自分の感覚よりも良く走れれば速いタイヤと言う傾向があります。
45km/h巡行だったりタイトコーナーを攻めていったり、下りも際際まで攻めていったりというのは私の中には無い条件なので同じ速いという言葉でも、レースをやっている人とは少しニュアンスが違うかもしれませんね。
現状32c対応のエンデュランスロードでフロントを4barまで落として内幅21mm以上のワイドリムを使用して走る事が前提条件となりますので、近い環境の方は参考になるのではないでしょうか。
ちなみに、体重は減量しながら筋肉増量中ですが今週は81kg前後で推移しています。
秋までに75kg目標です。
商品詳細
PANARECER
AGILEST FAST TLR
¥12,100‐税込
入荷サイズ700×28c、700×30c
初回ごく少数入荷となりましたので既に売れているものもあります。只今早急に注文かけているところです。
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タイヤのサイズ選び
サイズでお悩みでしたら、ご自身の機材に適切なサイズをお選びください。
バイクが32-35c最大で、リム内幅21mm以上なら30c
バイクが28-30c最大で、リム内幅19mm-21mmなら28c
バイクが25-28c最大で、リム内幅17mm以下、またはリムブレーキバイクなら25c
リム内幅19に30cをつけてもあまり意味はないと思うのでリム内幅が19mm以下の場合も28cが良いのではないかと思います。
例外として内幅25のフックレスの場合は30c以上がマストになります。
規格的な面での安全もそうですし、ヨーロッパのトッププロも30c使っているのでおススメです。
まぁ、彼らはパワーがあるのでワイドタイヤのデメリットが殆どないのも理由だと思いますけどね。