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本場のグランフォンドに向けて、ジワジワ練を繰り返す【イタリア行ってきます】

1887
名古屋本館】梅林 康典 17年05月01日

ノンストップ59354_n

 

 

 

 

みなさん、練習してますか!!??

 

 

 

 

 

くどいようですが

基礎が大事ですよ!!

 

 

 

トレーニングの分野において

LSD(ロング・スロー・ディスタンス)の是非というのが

取り沙汰されて久しいですが

それでもやっぱり、長い時間をジワジワとキツい負荷をかけ続ける練習

は重要だと思います。

 

 

 

 

前回も記載しましたが

有酸素域の強化とその拡大によって

毛細血管を増やし酸素の摂取量を増加させます。

そして、有酸素域が広がることで無酸素域で運動した際の

筋肉内の乳酸を蓄積せずに、運動し続けることが可能になります。

 

と同時に、

自転車、特にロードバイクや

TTバイクのように二足歩行生物として退化しているかのような

姿勢を長時間強いられることで

使うべき体幹の筋肉、

特に脊柱起立筋の正しい発達と

ライディングフォームの維持ができるようになり

左右だけでなく前後への加重移動が身につくようになります。

 

 

 

 

 ちなみに、先日のサンデーライド特別版

with  BMC  ザック・レイノルズ!!

GARMINの最新カメラで、ザックの尻を取り続けてみた!!【BMCライド】

にご登場いただきました尻は

ザック尻30395_n

 

「いや、全然練習シテナイヨ」

とか言ってますが

 

 

 

 

STRAVAさんのデータを勝手に拝見させていただくと

2017年に入ってから、4月末までで

すでに5000km近く走っておりました。

 

 

 

「本当に、練習シテナイヨ」

とか言うんですが、ライド記録を詳しくみていくと

朝6時前からご自宅を出て

通常30km以上を走って、フタバ商店まで出社し

当然、終業後も同じように30km走ってご帰宅です。

さらには、日によっては60~70km以上を瀬戸の山を越えてから

出社しておられ・・・

 

 

 

bmc2382_n

 

この日も、朝5時くらいから

90kmを走ってからの店頭試乗会を開催して頂きました。

 

 

 

「練習」というものはやっていないかも知れませんが

「常在戦場」とも言うべき

日々の鍛錬が、三倍速い赤いザック

を培ったと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

さて、

「イタリアのグランフォンドをガチで走る」

という目的でやっております、梅林。

 

 

 

短い距離でも、90kmで獲得標高1400mに達するコース

テンションを下げずに走り切るには

その状態に慣れておくのが重要。

 

 

 

 

 

前週に引き続き、まず100kmを休憩を少なくして

走り切る。

 

 

 

特に

ノンストップ練3_n

 

 

 

香嵐渓からの、65kmの区間をノンストップで走り続ける。

これだけ走って、信号もなく車の交通量もほぼ皆無で

コンビニすらないので休憩の取りようがない

三河は最高ですね。

 

 

 

 

 

 

0425ノンストップ練3_n

 

 

 

 

後半に登場する、1.9kmの伊豆のCSCを思い出させる坂と

10km以上のジワジワとした登りが非常に厳しくて

心が折れそうになりましたが

ノンストップの区間を、2時間40分で

100kmを4時間弱で走り切ることに成功。

 

 

 

また、前回の一人で走った時は

後半の残り15km地点で、手持ちの補給食が完全に尽き

ハンガーノックの恐怖と戦いながら走ってましたが

(コース上に補給するポイントがないため、過去に何人もハンガーノックになっている)

今回は、前の晩からのカロリー摂取を考慮して動き

どれだけの補給が必要かわかっていたので

まったく問題なかったです。

(それでも、脚は無くなるし攣りそうになるしでシンドイのは変わりませんが)

 

 

 

 

 

 

100km越えてからの、35kmの帰路も合わせて

前回と同じく

TSS(トレーニングストレススコア)は200くらい。

 

 

 

 

 

 

そして数日後

 

同じコースを少し負荷を上げて走るべく

ウェア館の水野を呼び出し、同じコースを走りました。

 

0427ノンストップ練3_n

同じコースを走っているのに、負荷が上がっているのがわかります。

平均出力 138w  → 147w

運動強度 67%  → 71%

 

 

 

ちょっとの差に見えますが、

100km走りながら、出力を10w上げるのは

なかなか大変です。

一人だと、どうしても特に長い距離で負荷を上げ続けるのは

難しいですが相手がいると、心強い(?)です。

 

 

 

まず最初の登り。

ヒルクライムへのトレーニングでも度々登場した

15km山岳TTの最後の2kmをカットした区間で

水野が40秒ほど先行。

二人とも、先が長いのはわかっているのでお互いそれほど上げてませんが

それでもほんの数キロで離されてしまいました。

 

 

 

 

続く、高速コーナーが連続する下りで一気においつく・・・

はずが。

あれ・・・???おいつかない・・・

 

下りきる手前で背中を捉えるものの、あとちょっとで追いつかず。

 

 

 

 

中盤の、三河湖のカーブの度にアップダウンの切り替わる

ウネウネ区間は、MTBをやっている水野に分があり

カーブで離される→踏みなおして捕まえる

の繰り返しで、

二人とも脚を消耗。。。

 

 

 

そのまま突入した、1.9kmで平均勾配7%の登りで

0427作手のぼり3_n

 

キュッと勾配がきつくなった、後半の1kmで

一気に20秒差。

 

登り切ったら、細い道のブラインドコーナーが連続する

テクニカルな下りに突入し

相手が見えなくなるので、非常に追いづらい・・・

 

 

 

差を維持されたか、少し開いたまま

長い登りに。

 

0427トンネルまで3_n

 

トンネルまでの8km、ジワジワと登っていくので

ペースを上げづらい

というか、これ以上ペースが上げられない・・・

しかし水野の姿は見えない・・・

 

 

 

 

最後の下りに入るまでに、推定で3分のタイム差

 

ここからの12kmの下りは、今までのデータで言えば

2分の差であれば追いつけるはず・・・

 

 

 

 

下りなのに、心拍90%以上で全開で回し続け

連続する高速S字コーナーも、

借り物のBIANCHI オルトレXR4がだいぶ馴染んできて

スムーズに曲がることができ・・・・

 

 

 

残り1.6kmの登り返しで、ヘタっている水野の背中を発見!!

 

最後、追いつけるか!!??

というところで、20秒差以内で逃げ切られてしまいました・・・。

 

 

 

 

トータルで、140kmくらいと

距離は変わりませんが

TSSは240。

追いかけっこをした分、負荷が上がりました(笑)。

 

 

 

 

 

名古屋市内に入るまでの残り10kmは

二人とも

「尻が痛い」

「脚が痛い」

「ハムが痛い」

を繰り返してましたが・・・・・・。

 

 

 

 

 

基礎を積み重ねるとともに

本番に向けての、良い形でのノンストップでのライドができました。

 

 

ノンストップ882_n

 

 

 

 

5月5日に成田からの飛行機で旅立つので

長い距離を走れるのは

あと一回。

 

 

 

 

いよいよ本番の迫った

 

 

 

 

梅林、イタリアに行く

は随時、当ブログと

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ぜひ、チェックしてみてください!!

 

 

 

 

お楽しみに!!

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

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