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【BROMPTON】日帰りで会津磐梯

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二子玉川店【閉店しました】】長山 靖 16年11月09日

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んにちは。二子玉川店BROMPTON乗りの長山です。

 

 

 

 

10月24~25日、久しぶりの連休がありました

私の好きなエリア、福島県の裏磐梯は、ちょうど紅葉のシーズン。

よし、久々に行ってみるか、と画策していました。

 

ところが、どどどっ、と急に用事が降りかかって来て、

用事が一段落したのは24日の夜中。

結局、24日は用事対応で終始してしまいました。

 

 

じゃあ、旅は止めとくか・・・。

 

 

とはならず、日帰りで行くか!とシフトチェンジ。

 

 

高原での防寒用に冬服を発掘し、荷造りしたりなんだりで、

出発準備が整い一段落したのは朝の4時20分頃。

平日なので朝ラッシュを避け&現地の行動時間を増やすべく、

自宅は5時出発と決定。

 

40分ほどの空き時間、下手に仮眠すると

かえって調子が悪くなると思い、座って一休み。

 

・・・のつもりが、そのまま意識を失い、気付いたら5時23分。

頭の上に「?」がポッポッポッと灯りましたが、

とにかく動かねば!とフラフラ出動。

 

 

 

 

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朝ラッシュのピークを辛うじてかわしつつ、

何とか一本遅れの新幹線を捕まえられる流れに乗りました。

 

 

こんな具合に出発がドラマチックだと、旅のテンションが

いつもにも増して上がるから嫌いじゃありません。

 

 

 

 

 

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移動距離が大きい新幹線、車窓の天気がコロコロ変わる。

こういう些細なことが、楽しい。

 

 

 

 

 

 

郡山駅の乗換で、逃した一本前の新幹線との差は吸収。

磐越西線でトコトコ、猪苗代駅へ向かいます。

 

 

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車窓に磐梯山が見えて来たら、猪苗代はすぐ。

 

 

 

 

 

 

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自転車旅の前に、たっぷり鉄旅を味わいました。

 

 

 

 

 

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駅前で自転車展開しながら、早速紅葉狩り。

猪苗代駅は標高500m越えています。

 

目指す裏磐梯は標高800m程度。

標高差は300mほど、

三年前のラクラク裏磐梯輪行サンデーライド

と同じスタートです。

 

 

 

 

 

 

 

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走り始めると頬を流れる、土地の空気感。

この風を感じるためにやって来た、と言っても過言では無い!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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・・・と言いつつ、スタートしてすぐ、

薄皮まんじゅうで有名な柏屋に寄り道。

 

 

 

 

 

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いつも美味ですが、出来立てホクホクは別格。

普段からおやつで食べられたら、なんて思いますが、

その土地で食べるからこそ、美味さが極限まで引き立つのでしょうね。

 

私の母のふるさとの銘菓ということから、昔から馴染みでしたが、

いつの間にか「日本三大まんじゅう」になっていました。

 

 

 

 

で、美味いので、

 

 

 

 

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お土産をたっぷり買い込んで、バスケットに投入!

まだ走り始めですが、何か?

会津には、お買い物ライドしに来たんです~♪

 

 

 

さっき、風を感じるためにとか何とか言っていたような・・・?

 

 

 

 

 

気を取り直して、走り出します。

 

 

 

 

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会津のシンボル磐梯山がドーンと鎮座。

 

 

 

 

 

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標高1816mの、日本百名山です。

1888年に大噴火した活火山としても有名。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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気持ち良い~。

グルメも良いけど、やっぱ風でしょ。

(気まぐれ・・・)

 

 

 

 

 

 

 

国道459号(至極)で裏磐梯へ分け入っていきます。

 

 

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山の色づきはまずまず。今年は少し遅い?

 

 

 

 

 

 

 

 

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459から少し離れ、秋元湖へ寄り道。

眺望良し。

ここの湖畔に、良い味のサイクリングロードがありますが、

今回は時間なくパス。

落ち葉ロード、また走りたいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

裏磐梯で、会津の友人と再会。

喜多方から、はるばる車で来てくれました。

 

実は、猪苗代駅に着いた時に奇襲で

「会津に来た」と連絡していたのでした。

 

「オマエ、バカカ!」と言われましたが、

来ると決まったの、昨晩遅くでしたからね~

と言いつつ、実は毎回こんな感じです。

 

 

 

 

 

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裏磐梯エリアで見つけた店で、昼飯を共に。

 

 

 

 

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高原で優雅にランチ。

美味。

 

ちょっと汗臭い恰好ですが!

 

 

 

 

旧友は、間が空いた再会でも気遣い無用なのが良いですね。

普段から会っているがごとく、漫才の様に話が弾みます。

 

かつては毎年欠かさず会津に走りがてら会っていましたが、

気が付けば前回から3年ぶり。

時が経つのは早い。

 

 

 

腹ごしらえが終わったら、時刻は14時。

 

後半戦は、お気に入りの白布峠も考えていましたが、

睡眠不足だと心臓の調子は今一つ。日没も早いので、

あまり無理せず磐梯山ゴールドラインで

磐梯町へ抜けることにしました。

南西方向へ下るので、夕日にも期待。

 

 

車で動く友人とは一旦お別れ、どこかで先回りして出没しそうな

気配を漂わせながら去っていきました。

 

 

 

 

 

 

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出来れば五色沼遊歩道を散策したかったですが、

時間が足りず入口の柳沼だけ見物。

チラホラ見事な紅葉が輝いていました。

 

 

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桧原湖畔エリアから磐梯山ゴールドラインへ進路を取ります。

ここは、三年前にも環八R1店の吉田肇師匠たちと登りましたが、

その時はギアのたくさんあるランドナーでした。

 

 今回は睡眠不足での三段変速BROMPTON。

そのせいか、あれ、こんなに走り応えある坂だったっけ?という感覚。

グイグイやろうとすると、標高が高い所のような心臓ドクドク加減。

紅葉狩り&撮影しながら休み休み前進します。

 

 

 

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ヤキイモ食いて~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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標高822mの檜原湖が眼下に。

どんどん登ります。

 

 

 

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上がるにしたがって、葉が既に散り散りな木の比率が増。

標高差を感じる瞬間です。

 

 

 

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展望所から磐梯山を眺望。

晴れも良いけど、曇って幽玄な感じも良いですね。

 

 

 

 

 

 

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葉の様相がかなり冬枯れな感じになってきたところで、

 

 

 

 

 

 

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道路最高点へ到達。1194m。

この周辺の名のついた道路は、だいたいこのペイントを

入れてくれていて、サイクリストには嬉しいポイント。

時間に余裕があれば、ここから磐梯山頂へ

標高差600mの弾丸ハイキングも可能です。

(その場合、駐輪は鍵を入念に)

 

15年前の同時期、友人たちとここに駐輪して

山頂へ弾丸ハイキングしましたが、登り始めたのが15時頃。

日も短い時期だというのに・・・、今思えば若気の至りでした。

 

今回は、もちろん素直にゴールドラインを下ります。

 

 

 

 

 

 

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下り版、紅葉狩り~。

 

 

 

 

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枯れたところは鋭い冷え込みを連想させましたが、

この日は妙に暖かく、指切りグローブでもギリギリ大丈夫な程度でした。

 

 

 

 

 

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爽快~。

 

 

ただし、小径車は車輪径が小さい分ブレーキの摩擦熱が

溜まりやすいので、スピード出し過ぎは禁物です。

あまり高速でブレーキ掛け過ぎると、熱でタイヤバーストに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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下るうちに、猪苗代湖が見えてきました。

湖面の標高514mが遥か眼下に。

いつの間にか登りましたね~。

 

 

 

 

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ここらでだんだん暗くなり始め、

紅葉が怪しい発色になってきました。

 

 

 

 

 

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黄昏時のススキ。

 

ススキはイネ科だそうで、日本の秋の風情にしっくり。ですが、

セイタカアワダチソウと仁義なき戦いを繰り広げているようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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次の展望所で、更に広がる猪苗代湖。

海のような雄大さ。

日本で4番目の大湖だそうです。

 

 

 

 

 

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ここで闇夜に。

物の怪が出て来そうな冷気が漂ってきました。

 

普通なら、早く町へ!というところですが、

いつも一泊の時は、ここから夜の部スタート!

 

会津に走りに来る度に楽し過ぎて、夜になっても走り終わらず、

緊張の夜道&寒さのムチと、満点の星空のアメ

が定番パターンだったので、どうも血が騒いでいけません。

 

前回の会津夜道レポート記事

 

 今回は、日帰りなのでもちろん切り上げます。

かつては会津から朝帰り出社も、よくやったものですが、

さすがに睡眠1時間で来ている今回はきつい。

 

 

 

 

 

 

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里へ下り、磐梯町の「道の駅ばんだい」へ。

 

 

 

 

 

 

 

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!?!?!?

 

 

 

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バンダイコーナーがある!!

 

 

 

 

 

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ばんだい・バンダイに因んで!

 

バンダイ製品が全品10%OFFだそうです!

 

道の駅ばんだい のおみやげコーナーページ

 

 

 

 

 

 

 

ここで、やはり友人が車で再登場。

 

時刻はちょうど晩飯時、一緒に食べようと考えましたが

近隣の飯処が閉まっていたので、

会津若松まで車で送ってもらい飯処を探すことにしました。

 

本日のサイクリングはここまで!!

 

 

今回のCATEYE ATLAS走行データ

 

 

 サクッと自転車を畳んで車に乗せてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

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結局、会津若松駅の蕎麦屋で、鴨せいろ。

ここなら、迫る列車の発車を控えていても安心です。

 

 

 

 

 

 

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う1ミリも走らないので、地酒で乾杯。

動いた後は、不思議といつもよりスイスイ入る?

「五臓六腑に染み渡るぅ~!」ってやつでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

ここで、友人とはまた暫しの別れ。

達者でな~。今日はありがとう!!

もちょっと、頻度あげて来ます。

 

 

 

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城下町に相応しい渋い駅舎から輪行。

 

 

 

 

 

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会津若松駅の発車メロディーは

「AIZU その名の情熱」

という独特のメロディー。

 

 

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このメロディーを聞く度に、ああ、会津を去るんだ、

という実感が湧きます。

その度に「会津の三泣き」が、脳裏をよぎります。

 

 友人を筆頭に、毎度、温かい人情。

必ずまた来るぞ~。

 

 

 

 

 

 

 

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磐越西線の鉄旅で、一日の旅路を振り返りしみじみ。

無事な旅あってこその、深イイ時間。

 

 

 

 

 

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郡山から、新幹線でビューンと東京へ。

やはり新幹線は飛び道具、速い!!

 

 

 

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そうして帰ったら、午前様でした。

飲み会帰りの午前様よりは、疲れが爽やか!?

 

朝、自宅を出てから帰宅まで約19時間。

睡眠時間1時間で早朝からの活動は身体的にしんどかったですが、

久し振りに一日の可能性を感じたツーリングでした。

 

 

BROMPTONの簡単輪行でなければ、

面倒になって行くのを止めてたかも知れません。

 

出動の、心の敷居を下げてくれる恩恵は、かなり大きいですね。

 

  BROMPTONの優れた性能の一つです。

 

 

 

 

磐梯山周辺は、東京からはちょっと遠いですが、

自転車の遊び場として素晴らしいです。

特に坂好きなら、堪えられないと思います。

 

せっかくなら一泊で、とオススメしたいところですが、

今回の私の様に、時間的に一泊は無理、という方も

少なくないのではないでしょうか。

 

 

それなら、新幹線利用で、

日帰りでバーンと行ってしまえば良いのです!

 

日帰りなら、チャンスがぐっと増えます。

天気に左右されても、リカバリーしやすいです。

 

 

予算かかる割に慌ただしいけど、日帰りでドンドン攻めるか。

(そのぶん宿代は浮きますが)

 

いつ巡って来るかわからない、ゆっくり宿泊で行ける機会を狙うか。

 

 

紅葉という旬のニンジンをぶら下げられた今回は、迷わず前者でした。

 

 

 

まあ本音を言えば、一泊したいですけどね~。

宿に泊まれば、その土地でお金を使えますし。

せめて今回は、お土産を買い込んでお金を使いました。

 

 

 

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5年前からの大災害も、忘れてはいけませんね・・・。

 

 

 

 

 

 

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オマケ

 

会津若松駅前の赤べこのおしりは、リンゴのようでした!

 

 

 

さて次ドコ行こう?

 

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